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多少古くてもこれはよかったという本を紹介していただけると、スレオペは喜びます。 古本屋へとんでいきます。 小説スレッドの冠をつけましたが、書籍ならばなんでもおすすめしてください。 田中小実昌さんは、藤枝さんと共に、方向は違えど言葉の感度は、並外れて厳密な感じ。 勇気づけられます。保坂さんも、その一人で、僕はあまり、保坂さんを特別な人に置きたくないと云うか、小実昌さんへの、一個人からの問いだと思います 小実昌さんは、僕は彷徨者であり、それは「ポロポロ」に見られるように彼の強い、父の信仰への彼方への問いかけです。厳しいけど文は平易。 なんか植草甚一や、深沢のぶらぶら歩きが思い出されます。ぼくには。 清野無果さんのリストの穴を埋めてみました。 ち 「沈黙の声」トム・リーミイhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~sasah/reviews/4203.html ぬ 「ぬすまれた夢」ジョーン・エイキンhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~sasah/reviews/5301.html の 「能登怪異譚」半村良(「箪笥」収録)http://www2u.biglobe.ne.jp/~sasah/reviews/5501.html れ 「レダ」栗本薫(絶版)http://www2u.biglobe.ne.jp/~sasah/reviews/9401.html 北村薫さん、ご存知でしょうか。 ミステリ作家さんですが、タダのミステリではありません。「日常の謎」なんていわれてるそうですが。 ミステリ以外にも色々書いてらっしゃいます。 オススメ作品としては、「六の宮の姫君」、「月の砂漠をさばさばと」、「水に眠る」とかですね。 「六の宮の姫君」は探偵物のシリーズの一作品ですが、主人公の「私」がひたすらに卒業論文の研究として芥川龍之介を中心とした謎を追って行くだけの内容です。 そこを、読者を引き込んで読ませていく力がある作品です。 「月の砂漠をさばさばと」と「水に眠る」はミステリではありませんが、綺麗な文章に込められた切なかったり、感動できるモノがある作品です。 三作品とも、ミステリ中心ではないのですが、勿論北村さんの「ミステリ」も良いですよ! とか、書いてみましたが、ここのスレの主旨にあってますよね?(ぉ 芥川の後期は、なんで読まれないのかなあ? 「玄鶴山房」とか、「河童」とか、命がけでないと書けないものを書いたから… 私小説をかなり意識してたみたいやけど、そういう流派の人も、かなりサイコなものも書くけど、芥川は、アシッドで文化庁の河合隼雄長官にも推薦していただきたいな。 なんか、ユング博士みたいじゃないから、駄目かな?(爆) 案外、心理学的読解を許さない、ガロな臭いもするのだけど。 あと一歩で、つげ義春というか… どっちも、比べようがないな。 フラナリー・オコナーの「賢い血」 読み進むうち煮凝りつつ、終盤、不思議な清澄に包まれます。 「話をじっと聞いている」行為が報われます。 後大好きなのは、須賀敦子!!!「遠い朝の本たち」ここんちの子になりたい。 佐々さんに、藤枝静男先越されたなあ。 僕は、彼では「悲しいだけ」や、自然のことを書いたものが好きです。私小説だと、牧野信一のものがファンタジックに貧乏暮らしをしてて好きです。 あと、戦後小説の中では、安岡章太郎の「海辺の光景」は親子関係ものとしては、非常にリアル。 更に、家族からも、地滑りを起こし、妄想に近付くのが梅崎春生の「幻化」。桜島が舞台 梅崎の、この小説は、漱石の「道草」、芥川の「歯車」に近い得体のしれない恐怖ものの系譜の上にあるかも。 あと僕は、島木健作の「赤蛙」も好きな短編 森茉莉、小説なら「ボッチチェリの扉」もいいね。 ヒロインが美しいね。姿かたちも、性質も、それに、服装も、いいね。 清野くん、ぼくは、カルウ゛ィーノの「まっぷたつの子爵」が好きだよ。彼は第二次大戦中、イタリアのレジスタンスだったっけ? 戦争で引き裂かれた魂をおとぎ話みたいに書いてるな。新装版の絵は土橋とし子さんが書いていていいね。 あと、彼が年老いて書いた「パロマー」も好きです。 アントニオ・タブツキという人がオモロイらしい。まだあまり手をつけてないから、白水社からでてるけど、面白かったよ!ていう方がいたら、教えてね。 さささん、ありがたいです もう一年間は本に不自由しないくらいのおすすめがリストアップされました 森茉莉 「貧乏サヴァラン」。 疲れてるときにチョコレートを食べると治るタイプの人に 特にオススメです。財布にチョコ代がない時用にどうぞ 食べ物のエッセイです。 下のリストから漏れてるもの。 藤枝静男『田紳有楽/空気頭』。かなりむちゃくちゃ。だいすき。「欣求浄土」も捨てがたいのだが、この人の一冊となればこの本。まずは「田紳有楽」、最初はゆるゆると、いかにも私小説的に割と普通にはじまる。でも15ページめ、「私は池の底に住む一個の志野筒形グイ呑みである」、この文章を読んでヘンだと思わない人は、何を読んでも驚くまい。 で、このグイ呑みが金魚のC子と恋に落ち、愛の結晶としてなぜかミジンコが生まれてくる。さらに読んでゆくと、今度は新幹線並のスピードで泳ぎ回る茶碗だの、蛇の姿の偽阿闍梨だの、実は空飛ぶ円盤である丼鉢だのが登場し、どんどん無茶苦茶になってゆく。 どうやって収集つける気だろうと人事ながら心配になりながら読み進むと、最後は、ご詠歌の合唱でわけがわからないまま大団円。なにしろわけがわからないままの大団円だから、ネタバレもなにもありません。すごいナンセンス。ブルトンも逃げ出すこのシュールさ。でも、書いてる方はひどくマジメ、これは紛れもなく優れた文学だと思うわけですよ。 あえて、おすすめしてみようかなあと思います。 正月にぼけぼけしたアタマで読むなら、中勘助の『鳥の物語』がおすすめです。短編集です。おおどかなゆったり口調の物語から、痛ましい宿命を描いた詩的で美しい物語にいたるまで、さまざまな鳥にまつわるさまざまな物語が収録されています。 前衛な小説は海外のものや筒井康隆が書いたようなものに限る!と思ってる方におすすめなのは、柴田錬三郎の『うろつき夜太』。たいていのバカげた実験は、この小説一本で既に実験されちゃってます。もちろんそれ以前にいろんな人がいろんな実験をやってますけれど、あまり有名でない実験小説として『うろつき夜太』はおすすめ。なにがすごいって、前衛的な実験をやり放題やってるのに、あくまで「芸術作品」ではない「大衆のためのエンターテイメント作品」であるところがすごいのです。読んだ方がいいと思います。読みなさい。読め。 アンソロジーで「こりゃすごい」と思うのは『夜の姉妹団』。朝日文庫から出ています。個々の小説もすごいのですけど、これだけクオリティーの高い小説を集めてきた翻訳者柴田元幸の力量はほんまたいしたものだと思います。 山のようにあっておすすめできません。 日本の短編なら半村良の「箪笥」。「遠い座敷」もいいですが、「箪笥」には負けると 思っております。sage ハインラインの「夏への扉」 お子さんにぜひ(笑 今でも好きです。 舞城王太郎!『煙か土か食い物』!(さいきん文庫化) 舞城のデビュー作にして最高傑作(と俺は思う) 上昇と下降の入り組んだスパイラル高速道路を 火を噴くオープンカーでぶっ飛ばすかんじ そんな感じ?(誰に同意を求めてんだ) 「ライト・ノベル」と「文学」の狭間でさあ舞城どうするんだこれからさ 高橋源一郎が複数あがってる! ああ 昔めちゃはまりでした 最近の作品 『官能小説家』 もお読みください 源ちゃんがいかに「文学」を愛しているか がっつん伝わってきて泣けてきます 朝日新聞での連載時 しりあがり寿の挿し絵ですごかったなー 単行本には挿し絵がなく… くう どこかでまとめて出版してくれないかな… 尾崎翠は、あえて「詩人の靴」。そりゃあ「第七官界彷徨」も大好きですが、登場人物のトホホぶりとものがなしさが絶妙に融けあうこの短編はとても、よかった。 尾崎翠の本は、いつも鞄に入れておきたい、永遠の乙女本。表紙に手垢がついて汚れてきた本を、何度も取り出して読む。 太宰治『斜陽』。一番すきです。おかあさまがすてきなのです。 山田詠美『風葬の教室』はいじめ、小学生の主人公の心境、教室の変化、恋愛のこと、 とてもおもしろく読みました。「私は息をしていたい」みんなそう思っているようなお話。 川西蘭を5冊ほど古本屋で発見し買ってまいりました。 今は「ラブ・ソングが聴こえる部屋」を読んでいます。 うん、結構楽しく読んでいます。万人受け・・・するかな・・・ 若い人向けのような感じもしますけれども 失礼しました 山田太一のファンタジー三部作と言われてるらしいですね、 『異人たちとの夏』『飛ぶ夢をしばらく見ない』『遠くの声を捜して』。今でも時々再読します。 あちらとこちらの境目がだんだんと歪んで壊れてゆくさま、主人公がそれをはじめは訝しがりながらも、やがて全身全霊で享受してゆくさま、そこに至る全過程が、もう、たまらないです。愛だぜ、愛。 ちなみに『異人たち〜』は私にとって“原作→映画”の順で触れても唯一不満がなかった作品です。片岡鶴太郎・秋吉久美子が浅草情緒あふれる夫婦(主人公の両親)を好演してました、ハマり役だったと思います。当時(1988年)の特殊メイク技術は……まぁ、どうしても時代を感じさせますが(笑)それ差し引いても、よかったです。脚本家だけあって、文章を書いている時点で映像化を意識していたせいかなとも思ったり。 先に原作に触れてしまうと映画を観た時がっかりすることってありませんか? 活字で展開されていた魅力が映画の中ではしょられていたり、自分が思い描いた像とはげしく差異があったり。そんなこんなで映画を観たくても未だに迷ってるのが多数、特に坂口安吾の『白痴』。んー。(いつの間にか話題が映画スレ用に) 夢野久作「ドグラ・マグラ」 ずーっと前に、この本で読書会なるものを、やったこともある。懐かしい。 メンバーと夢中になりながら「おもしろいねおもしろいね!」と貪り読んでいた。 (読書会といっても、文字通り、読むだけの会でした) 読んだ人は一度は発狂する、とかいう伝説もあるみたいですが、それほどにパワフルで変な粘着力というか、神経の束をぐいっと掴まれて挑まれているような、強力な磁場のようなものがある小説です。ラスト近くのものすごいスピード感が忘れられない…。 夢野久作は短編もいっぱいあり、青空文庫にたくさん入っていたと思います。しかし、大長編のこの小説が、わたしにとっては一番読みやすい小説でもあります。 小説最近読んでないなあ。 うーん。 瀬名秀明が織田作のこと書いたのは面白かった。「虹の天球儀」だったっけ 有吉佐和子の「複合汚染」なんかも、いま読むと、うひょーかな。あれは小説? 僕は島田雅彦は案外好きです。 「彼岸先生」 「ロココ町」 「預言者の名前」 「帝国の郊外」(最後は名前に自信なし) 小林信彦の名も挙げたいが「天才伝説横山やすし」は、ルポというより私小説みたいです レベッカ・ブラウン 「体の贈り物」と「家庭の医学」セットで 訂正 「今夜どこかのバーで」>「今夜すべてのバーで」 すません コメントかかせてください すませんとあやまりながら 安部公房「密会」、「砂の女」とか有名ですよね、暗っ(笑)読み終わったあと口の中が じゃりじゃりします。はぁ、もう死のう・・・ 渡辺淳一「阿寒に果つ」、渡辺淳一さんは濃厚な性描写で有名だそうで一時はやりましたよね「失○園」 新井千裕さん、伊井直行さん、川西蘭さん、川西蘭さんは名前は存じております。 古本屋へGO 原田宗則、昔読んだんですけどね〜「優しくってすこしばか」この人も読み直して見ます同じくGO 萩原規子「勾玉」三部作、読みやすい、児童文学、十二国記好きなら好きなのではと勝手なこと言ってみます(汗 宮元輝、超本格派、これは読まねば、古本屋へGO 中島らも「ガダラの豚」これは有名ですよね「今夜どこかのBARで」とともにこれも古本屋へGOです。スワヒリ語で挨拶てジャンボだけですやん、ポレポレ(笑) あとノーベルおとりになった某大先生は日本の宝でございますので一番最後に残しておこうかと、ぽりぽり。 宮本輝 「錦繍」きんしゅう おすぎと一番好きな小説がかぶってた 三上洸の「アリスの夜」 最初から少女売春とやばいはじまりかたなのです。しかも主人公は、サラ金につかまったさえないおじさんと売春していた凄く可愛い女の子。 むちゃくちゃ怪しい匂いがします。 けれど二人の母を探しての逃避行、それを追う恐い人達、最後まではらはら。 日常に疲れ、刺激を求める方におすすめです。 山川健一も初期の頃いいっすよね。 「さよならの挨拶を」は彼の小説の中でも秀逸な部類に入ると思う。 「水晶の夜」とかも好きでした。「真夏のニール」もおすすめ。 いいですね>川西蘭さんの初期。というか、今はどうなのよ、みたいな。 うーん。 ここ一番。ですが「電報配達人がやってくる」谷山浩子さん。ぐるぐる。 山川健一さん好きだなあ。「さよならの挨拶を」とか。 あげだしたらきりないので退散(笑)でもまた現れるかな。。 小説なら、新井千裕。もう絶筆してるみたいですが、群像新人賞の頃からファンでした。 http://one.s48.xrea.com/siesta/tihiro.shtml んで、群像新人賞といえば、伊井 直行の「草のかんむり」。泣けます。 あと、初期の川西蘭。「パイレーツによろしく」とか「妖精物語」がおすすめです。 この人は小説すばるの新人賞で佳作をとってからのデビューなのかな? 確か。 有名どころなら、原田宗典。最近はエッセイストとして知名度が高いですが。 「優しくってすこしばか」とか、いいです。「スメル男」もなんとなく好き(笑)。 安部公房「密会」 内容なんか忘れても空気を忘れられない小説。好きでした。 キャサリン・ネヴィルの8 どう説明していいのか、二つの時代で繰り広げられる8をめぐっての物語。 1 2 3 4 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。 ![]() 0.17sec. ver 050714.4.0 | スレッドニュース |