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[555]田代深子[2006 02/21 00:44]佐々宝砂山田せばすちゃん北野つづみPULL.
Michirow Skohさんの考え方は、私に言わせればとてもプリミティブで、それこそ多くの宗教の根底にあるもののような気がします。それは「人間が生きていていい理由」をせっせと作り出そうとするための苦吟そのものじゃあないか、とも感じます。とても優しいけれど、子どものような傲慢さではないのかと。
わたしが前提としている考えは、人間の行為とか認識とかには絶対に限界がつきまとっている、ということです。わたしたちは、自分が生きる状況(それは先進国の安定した生活状況でインターネットもできる環境で…なんていう細部も含めて)の中で、ただ生きていくことしかできない。ひたすら生きる、という表現は、せっせと汗水たらして云々というのでなく、「生きることしかできない」という意味だったんですが、誤解を呼んだようですね。生きる、ということの意義や意味を、ただ生きる、そのことより他に転嫁させるのを傲慢だと感じます。ましてや、生ひとつひとつを引き比べるなんて、それはナンセンスです。人間以外のどんな生物が、自分の生命と他の生物の生命は等価だ、などという〈思想〉を持つでしょうか。結局はそれも、人間の人間に対する倫理観を、無理矢理に押しつけているだけのような気がします。
わたしが言ってしまいたいのは、人間なんかいようがいまいが、過剰な消費と二酸化炭素放出によって滅び去ろうが、ちゃんと新しい〈人間のいない世界〉が生じるだけだ、ということ。だから人間の生きるご立派な理由やら、潔く死ぬ理由やらをこしらえあげるために、他の生物や環境をもちだすのは、甚だしい錯誤だろう、ということを思います。
「人間のみは生き続けなければ」ではなくて、人間が生きていく、そのためにはできるだけ自身をとりまく他を損ねないようにするしかない。そしてそれはとても難しい。それでも、われわれは他の生との関係の中でひたすらに生きるよりないのだから、生かされてきたのだから、なんとかがんばるしかない。
まぁこんなところなのですよ。わかるかどうか、わからんけど。

#下げません。
 

[554]大覚アキラ[2006 02/21 00:37]k o u j i * i k e n a g aたりぽん(大理 奔)北野つづみアザラシと戦うんだPULL.砂木
A道化さんの作るバナー画像は、いつもサイコーにいかすなぁ、
と、流れと無関係な発言をしてみる。
いやしかし、ホントにいつもカッコイイよなぁ・・・。
 

[551]田代深子[2006 02/20 22:17]
ん? 倫理的な問題ではなく地球環境の問題とかなのですか?
それならなおさらわれわれが勝手に〈犠牲〉だのなんだの言えることじゃない。
地球の、生態系も含めた環境を、ぎりぎり現在の状態に、できるだけ長く保全しなければいけない理由は、それはわれわれが生まれて生きていける環境が、この状態でしかなから、ということでは? 他の生物の絶滅が、人間による急速な環境変化のせいでは、俄然あるけど、それを〈世界に犠牲を強いている〉というのは、それこそ奇妙に人間的・倫理的な価値基準にすぎると思う。そもそも〈世界〉って何を指しているのやら。
環境がこのまま変化し続け、人間を含めた多くの生物が絶滅するならば、その後に、そこに適応する多くの生物が生息する。いや、惑星はほっといても変化するものだし。惑星は生命のために存在するものではない。
〈じゃあ、あんたは人類が環境を破壊し続けていいというのか〉と問われれば、そんなわけねーだろ、と答えますよ。だってわれわれにとって〈世界〉はこれしかなくて、われわれはこの世界に生かされている。自分の親に感謝するってのは、「人間としては」倫理の基本の気もしますしね。まぁ子どもはほとんど感謝しませんけど。
で、現実的な話なら、なおさら「生きていていいのか」とかでなく、現実にすべきことはいくらでもあるだろうし。何もしたくないでぐずぐず言ってるだけなら、まぁ、ここでわたしの書いたことは、本当に無駄でくだらないお節介だということで終わりだ。
 

[549]山田せばすちゃん[2006 02/20 20:11]
つまんね。
レヴィナスだのなんだの出す以前の問題として単純な話彼の悩みは「俺ほど」の人間が生きるためには「どれほど」の大義名分がいるのか、どこで折り合い付ければいいのかってことでしょ?
いや「人間は」なんて無理して言わなくてもいいんだよ、誰も心配することもなく折り合いつけてる人は付けてるし、付けられない人は付けられてないし、そんなもんはそれぞれが勝手にやればいいことだしね。
んで、今んとこ「どれほど」の大義名分がいるのかというあたりで話は行ったり来たりしてるように見えてるんだが、どうして誰も「俺ほど」が「どれほど」なのかについて考えてみればいいのか示唆しないのかが不思議でならない。君が生きていくに当たってそんなたいそうな理由を必要とするのはなぜなのかってことを考えれば、俺はどうしたって君にそんなにご大層な理由が必要なようにも見えないし、何でそんなもん欲しがるのかもわからない。釣り合いが取れないときに片一方ばかり積み上げてないでさ、片一方減らしてみたほうが案外折り合いが取れるってもんじゃねえの?
 

[547]ふるる[2006 02/20 11:53]
>>539

若い頃の私より、やわらかい頭をお持ちですね。
(私は矛盾している大人を否定するしかできなかったので・・・)

若い頃は、
「いないほうがいい」→「いてもいなくてもいい」
に考えを進めることができたのですが、
「いてもいい」と「いなくてもいい」は対等で、「いなくてもいい」をやっぱりどうすることもできずにもんもんと(すさんだひねた気持ちで)暮らしていました。
ところが20代後半に、自分の遺伝子というものを自覚する時が2度あり、そこにはっきりと「YES」と書いてあるのが見えました。
それで、今は「いてもいい」に軍配が上がっています。
今も矛盾を抱えてはいますが、「YES」という横棒を持って、バランスをとって歩いています。
この自己肯定感の薄さというのは、親からあんまりプラスのストロークを受け取らなかったというより、性格や体質から来るもののようです。

Wichirou Skohさんが「YES」を受け取る日がくることを願って止みません。

sage
 

[546]田代深子[2006 02/20 10:35]佐々宝砂
 人間は、主観によって〈悪〉であると思うことでも、自ら為してしまうことがある。そして他人から見れば、そして法律に照らしても、それは〈悪〉でもなんでもないことがある。逆に〈善〉であると思ってしたことが、そして法律にも認められていることでも、他人によって〈悪〉であると見なされることがある。まぁほかにもケースはいろいろ。法律は、社会(人間の群れ)の運営に必要なものとしてあり、最大公約数的に他人同士のトラブルを調停するために、ただそう納得し合うために、必死こいて作られてきたもので、それでも機能不全を起こしてケナされる道具…ちょっと可哀想だ。
 だいたい〈善〉〈悪〉を、〈生きる〉ということの原因や目的として置くことのほうが無理な話だしね。原因や目的が大事だというのは、なんだかイデオロギーとかの臭いがする。人間はイデオロギーとかのために生きると、大抵つまんないことになるものだ。
 〈生きる〉ということは、ただ、ひたすら、生きるということにすぎない。まさにそれはあらゆる生物の〈生きる〉ということと、何ら変わりはなく、わたしなどはそれだけが大事じゃねーかとすら思う。人間が〈生きる〉ということは、べつに食ったり寝たり排泄したりということだけじゃなく、社会性動物として他人と関わるということが必然的に含まれている。
 それで〈善〉〈悪〉という事柄も考えられるようになるんだろうけど、他人に対して〈善〉か〈悪〉かというのをとりあえず裁量するのが法律で、自身の理念に対して〈善〉か〈悪〉かというのは宗教や哲学によって代表される思想体系群てことに、まぁ役割分担されているらしい。いずれにしろ〈善〉〈悪〉は、〈生きる〉ことの中に包括されているもので、〈善〉〈悪〉が〈生きる〉ことを決定するということはありえない。
 日本の法律が死刑制度を抱え、故意の複数殺人者を死刑に処すのは、そいつが〈悪〉だからではなくて、それぞれが〈生きる〉ことを前提とした社会の中で抱えきれない〈混乱〉そのものであるからなのだと思う。「矯正不可能」と評価され、そして多分に復讐による社会への慰撫をもたらす。なぜ人々は殺人者に対する復讐を法律に求めるか。それぞれが〈生きる〉という大前提を犯し、さらに脅かすから、ということなのだろうが、わたしには結論めいたことが言えない。「なぜ殺してはならないのか」という問いに、答えを持ちえない。さらに、殺す人間と殺される人間の、どちらが〈善〉でどちらが〈悪〉か、などという言説は、まさに〈善〉〈悪〉を目的化する行為のように感じる。特に戦争の。
 生きていていいのか、という問いを発することができるのは、なかなか有り難いことなのではないだろうか。結論は結局、自分で出すよりほかになく、自分よりほかにその結論に従う者もない。現在の自分に生きる資格を求めてそれが見つからないのなら、資格に見あうように行為する努力をなすか、その場で断罪し自分に自分の規定する〈死〉を与えるか。なかなかのことだ。場合によっては、自分の考え方を変えねばなるまい。〈生きる〉ことには、そういう揺らぎが含まれるのだ。
 法律とは別のところで、他人は他人の〈生きる〉仕方に関わり、許しも憎みもする。そのせいで実際に生死が左右されたりもする。わたしなどは、自分の主観的な〈善〉〈悪〉よりも、そういった他人の許しや憎しみに従いたがる傾向が強く、それはそれで弊害がある。だが他人の許しや憎しみも、自分のそれと同様〈善〉〈悪〉とは違うものだとは知っている。それでいいと思っている。他人に無碍に苦しめられた、と感じるときはせめて、なけなしの自分の〈善〉〈悪〉の観念を動員し、自分を慰めるとか、相手と戦うとかするしかないが、その〈善〉にしても〈悪〉にしても、やはり他人とのすりあわせによってしかあり得ない。自他の〈善〉〈悪〉に裁かれ殺しあうよりは、憎しみによって殺しあうほうが納得いく。…まぁまず、殺されるほど憎まれたくはないし、憎まれるようなことを他人にしたくない、というのが、一応のわたしの倫理ということになるだろう。それでも小さな憎しみのしこりをいくつか、人間は抱えてしまうものなのだが。
 Michirow Skohさんの文を読んでいて、そのようなことを考えた。《「自分を肯定し続けなくてもいい」抜け道、あるいはもっと上位の真をみつけるということ》は、根元を他者に依託する倫理になっていきそうだ。わたしは難しくて読み切れないでいるのだが、レヴィナスの著書を読んでみるのもいいのではないかと。
 

[544]佐々宝砂[2006 02/20 07:52]
すみません。悩んでいたのか。じゃあ絡むのやめます。いや、まじめに。
からかっていたわけではなくて、
私には悩んでる人と話し合う才能がないから。sage
 

[543]ナオ[2006 02/20 01:30]
>古島さん
あまりにも懐かしくてついコメントです。
私、小学生の頃、梅津寺に住んでいました。
海が目の前にあり、で、後ろには山、という、あきれるほどのどかな自然環境でした。
駅の横に梅津寺パークという古びた遊園地があり、よくそこで遊んでいましたよ。
また、よく犬をつれて浜辺を散歩したりもしてました。潮の匂いがなつかしいです。
梅津寺が東京ラブストーリーの舞台になったと知ったときにはびっくりしました。
え?あそこが?と。
確かに情熱的な恋、というイメージにはほど遠い場所かもしれませんね。
ただ、もし、都会(での諸々のしがらみ?)と対比させる意図があってあの土地を
舞台に選んだのだとしたら、それはそれで適しているような気もします。
 

[540]佐々宝砂[2006 02/18 21:16]
法律は、当座ここではやらないほうがいいことを教えてくれるから便利、かな。
何をやっちゃいけないかよくわかんない私には便利。
似たような意味で宗教も便利かも。リンリがわかんない私には。
ルールがあると何を守ったらいいかわかる。
ルールがないとわかんない。
私はそのくらいアホ。

複数の存在が同じ時代の同じ場所に立つことはできない。
あなたと私が対立関係にあるとき、
あなたの存在は私にとって悪、
私の存在は私にとって善、
しかし、
あなたにとって私の存在は悪、
あなたにとってあなたの存在は善、
だから私にとって善悪とは主観ではなく相対的なもの。
あなたにとっては違うのかもしれない。
それはそれでいいと思う。

とりあえず私は肯定も否定もせず生きてるけど、ただ生きてるだけっぽい。
sage
 

[538]ふるる[2006 02/18 01:17]
そうですね・・・・

若い時の自分と、大人の自分とが矛盾しているのです。

大人の今の自分の考えは・・・・内緒です。


sage
 

[537]佐々宝砂[2006 02/17 23:26]
私別に法律守るからよい人間だとは思わないし、
日本以外の国や今以外の時代に行ったら罪人になるかもしれないと思ってる。
ただ法律はとっても便利で役立つとおもうだけ。

私は善悪が主観的なものだとすらおもわない。
それはただ相対的なものだとおもう。

絶対があるといいなとおもうんだけど。私ですら。

私が死なないのは、死ぬと葬式が面倒だからまだ死ぬなと、私の夫が言うから。
人間は、少なくとも私は、そんなつまんない理由で生きる。

もちろん、あなたは立派な理由で、生きるなり死ぬなりしたらいいと思う。
sage
 

[535]佐々宝砂[2006 02/17 23:04]
だから私は、矛盾するようだけれど、
今現在のここでの法律・ルールは守る。
すると私は、少なくとも、今、ここでは、罪人じゃないことになるから。
善も悪もよくわからない人間に法律というものはとっても便利で役に立つ。
 

[534]佐々宝砂[2006 02/17 23:00]
要するに、何が悪で何が悪でないかわかっているのね。自分で。
何が正しくて、何が正しくないのかも。
私にはわからない。わかる人が素直にうらやましい。
私には自分の意味もわからない。求めなくてはならない理由もわからない。
求めてはいけないとは言わない。私が求めてるか求めてないかも言わない。

今日正しかったことは、あしたは正しくなくなるかもしれない。
ここで正しいことは、あそこじゃ正しくないかもしれない。
昨日正しかったことが、今日は正しくないように。
今日の悪は明日の善。昨日の善は今日の悪。
あなたにとってのごちそうは、私にとっての猛毒。
私にとっての栄養は、あなたにとっての劇薬。
なのかもしれなくて、だから私にはわからないという他ない。
sage
 

[532]ふるる[2006 02/17 12:47]
10代の頃は、「自分の存在は罪だ」とか「自分なんかいなくてもいいんだ」等すごく悩んだのですが・・・

結論から言ったら、
「善も悪もこの時代の人間だけの法律にすぎない」
「宇宙や地球には善も悪もへったくれもない。人間が何をしてもへとも思ってない。」
「社会にとっては、人は消費をしてくれるものとして、どんなものでも必要だ」
生きて、ご飯食べて、水飲んで、電気つけているなら、農家の人、水道局の人、電力会社の人は助かるわけです。
(だからって犯罪はだめです)

後は、「じゃあ自分一人ぐらいいなくなってもいいんじゃないか」ということなのですが、それに対しては
「慌てずとも必ず死ぬんだから待ってよう」
という答えになりました。

そんな悠長なこと言っていた頃が懐かしいです。
少なくとも、自分は生きてここにいると思い込めていたんだから。
今は自分はいるのかどうなのか、よくわからない、どうしようってことが命題だから。

まあ、日常では子供と心の病気を持つ親のお世話をしないといけないので、それどころじゃないですが。。

sage
 

[531]佐々宝砂[2006 02/17 07:52]
ひとまず食って寝ることをおすすめするね。
できれば血のしたたる生肉食うといいよ、
自分がいかにたくさんの命を食って生きてるか、
自覚するためにもね。
sage
 

[527]「ま」の字[2006 02/10 22:55]佐々宝砂PULL.かぜきり白糸雅樹
 今、毎日が重い。スケジュールの破綻をかろうじて回避し続けるだけの状態。チーフであるにもかかわらずスケジュールも作業手順も具体的に見えない。直前になってやっと気付いたり、見落としていたり。考えが甘すぎた。この状態になってやっとろくな引継ぎが無かったことに気付く。時も味方していない。しかし絶対に失敗は許されない。入試選抜業務は。
 胸に異物が入っているような感じが続く。心か体かどっちかがやられるかもしれない。すべてを削り、睡眠を6時間前後確保するのが精一杯。酒も飲みたくない。食欲もあまり無い。寝つきもよくない。先が見えない。あと1ヶ月以上あるのに。

 そしてこのような状態のとき、よりにもよって伊福部昭逝去。「その時には東京に行こう。葬儀に参列しよう」とまで考えていた“そのとき”に、私は今上京どころか弔電一本打つ自由が無い。

 だから無理やり時間を捻出してここに書く。

 「私にとってベートーヴェン級の作曲家だった」と。
 「好きだというのを越えて、何か恩義のようなものを感じている」と。
 「感謝している」と。

 本当に、自分にとってもっとも大きな比重を持つ作曲家だった。大衆性と芸術性を兼ね備えた「いわゆるクラシック」の作曲家は、今の日本では彼が最後かもしれない。

 人気のある人だったが、人によって好みははっきり分かれるという面もある作曲家だった。「古今の貴族趣味の人は武満、万葉なら伊福部」なとど勝手に思っている。どちらも日本だ。 戦中に焼失したと思われていた『吉志舞(きしまい)』という曲を蘇演する際、演奏許諾のため思い切って自宅に電話をかけた。奥様が亡くなる直前だったが、電話口で演奏許可と曲についてのコメントを頂けた。それが私の一生の思い出だ。

 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=53553
 

[524]片野晃司[2006 01/26 09:01]
>>503
「惚れさせる呪文」も、今後の調査で明らかにされていくのでしょうか。
司法の手によって…。
 

[522]クリ[2006 01/20 19:22]佐々宝砂安部行人モリマサ公英水山内緋呂子
もすこし改行してほしいです
 

[520]佐々宝砂[2006 01/19 17:06]
私には七色の文体があって、中にはアカハタの文面の如きですます調もあれば、単純に丁寧な物言いをするためのですます調もあり、気色悪い読後感を与えるためのですます調さえあったりする。>>513の文体は、「おもう」や「ひと」をひらがなにひらいて甘ったるいぼけーとした感じが出ないかと試しているものなのだが、誠実な感じがしたとは正直驚いた。もう少し考えなくてはいけない。それはともかくどんな口調だってどんな内容だって私は私で、自分の主義に対しては誠実で、その主義を守るためには嘘つきになったりもする。私は嘘つきである、と公言する私はもしかしたら正直かバカかどっちかなのだが。

私は誰かに嫌いだと言われてもそんなに悩みはしない。嫌いなら嫌いと言えばいいのだし、できれば嫌いな理由も言ってくれるととてもありがたい。理由がわかれば対処できる。対処できない場合でも、納得できる理由なら困惑しないですむ。今回の理由はいまいち納得できない。しかし善処してみようと思う。私は他人を不快な気分にするのが好きじゃない。

この文章は私にできうる限り最大限の誠実さで書いたが、誠実に見えるのかどうか。
 

[518]佐々宝砂[2006 01/19 14:08]
古島さんのいうことはよくわかんないけど、私もいうこともよくわかんないかもな。ということはさておき、一枚の葉っぱを顕微鏡で拡大するとそこにもロマンがたっぷりあって、わたしはそういうタイプのロマンならすごくよくわかる、そういうタイプのロマンティストなのです。人生に不必要っぽい葉っぱの拡大写真にうわーと歓声をあげること、まあアホといやアホですが、人間しかやらないタイプのアホなので、これはこれで人間的なロマンなのだと思います。

私は古島さんのことを認めますよ。私と違う考えが存在することを認めます。「理解」だか「わかる」だかわかりませんが古島さんには古島さんの言葉の使い方があるのだということだけは、とてもよくわかりました。それが正しいか正しくないか私は判断しません。変かどうかも判断しません。他人さまの言葉を変だの正しくないの嫌いだのということが私は不得手です。わからないものは判断保留しておきます。いつかわかるかもしれませんから、嫌いだと言って遠ざけるようなことはせず、かといって無理矢理仲良くしようともせず、なんとなくなあなあで共存してられたらいいなとおもいます。

怒らせたんならごめんなさい。でもどこが逆鱗に触れているのか、わたしにはほんとにわからないのです。sage
 

[517]モリマサ公[2006 01/19 13:04]
これは茶々ではないつもりですがなんだかどんどん展開していますね。
とおもったのでついかいてしまいました。   sageときます。
 

[516]佐々宝砂[2006 01/18 23:32]
なんで私は特定の誰かのことを嫌いにならないのか、ちょっとかんがえてみました。前にかいたように私は、Aさんの言動(言動だけじゃないのだけどとりあえず言動)からAさんのひととなりを推測します。でも私は承知しています、Aさんの言動とAさんはイコールではないんです。Aさんがものすごくおばかなことを言ったとしても、Aさんは実はものすごく賢いのかもしれない。Aさんがとても楽しそうにみえても、ほんとは悲しいのかもしれない。私はAさんの内面を知り得ない。だから私は、Aさんの表面的な言動が私の気に入らなくてもAさんを嫌っちゃいけないなと思います。

わからんものはただわからんのです。わからんときは、好き嫌いや善悪の判断ができません(わからんけど好きだということはあります。でもわからんけど嫌いはいけないなーと自分でおもってます)。私には他人の言い分が全部はわかりません。どうするとうまくつきあえるかも、ときどきわかりません。わからないのでわかりたくおもって会話しようとするのですが、たぶんうまくいかないだろうなともおもうときがあって、そういうときはひとりごとみたいに喋ります。いまそうしてるみたいに。
 

[515]佐々宝砂[2006 01/18 23:14]
ごくごくものすごく正直に言って、なんだかわかりません。言わんとすることが伝わりません、おそらく私があほーなのだろうと思います。しかし私はとりあえず古島さんが嫌いではありません。とっても苦手ですけれども。
 

[513]佐々宝砂[2006 01/18 17:10]
いわゆる人間的なロマンティスト。わたしはいわゆる人間的なロマンティストが好きですけど苦手です。無垢かもしれないやさしいかもしれないひとが、好きだけど苦手です。人の姿をたいせつにおもうひとのことが、好きだけど苦手です。人の服装や人のことばに四季のうつろいのようなものをみるひとのことをうらやましく思いますが、わたしはそういうことも、そういうことが得意なひとのことも、苦手です。わたしは一枚一枚の葉っぱをアルコールにつけて葉脈標本にして顕微鏡で眺めるようなことがとてもとてもほんとうに大好きで、そういうことなら苦手ではありません。またわたしは、空の星の日々の移り変わりを眺めることも大好きです。不変のようにみえる星座が、繰り返しのようにみえる四季のうつろいが、実は雄大な時のながれのなかかわってゆくのだということを、わたしは知っています。実際に見てはいないけれど、わたしはわたしの想像のなかで変形してゆく星座を眺めることができます。そういうことができるのは、学んだからです。

わたしという現象は、あちこちに情報をバラバラと置いてゆきます。わたしの考えはいろいろな枝葉、これから芽吹こうとするものや、朽ちて落ちていこうとするものなど、刻々と育ち、刻々と朽ちてゆく、諸々の事柄から成り立っています。しかし、わたしという現象を観察するものは、わたしがそのへんに置いていったバラバラの情報からわたしという現象を判断する他ありません。わたしもまた、いろんな人が置いていったバラバラの情報から個々人のひととなりを判断します。インターネットでない現実の世界においてもそれはおなじです。ただ現実では、情報量がとても多くなります。そのひとの発言、行動、匂い、顔色、髪型、服装、声、みな情報です。わたしは自分の五官で得た情報を手がかりにして、他人というものを知ります。もちろんほんとうに「知った」わけではなくて「推測した」だけなんだけど、わたしにとって「他人を知る」とはそういうことです。他人というものは「情報の集積」などではないのだけど、そしてわたしはそれを知っているのだけど、でも、わたしは他人を「情報の集積」として認識することしかできません。たとえその他人がわたし自身の恋人であっても話はおなじです。わたしもまた、他人にとって「情報の集積」なのだろうなとおもったりもしますが、ほんとのところ、他人の考えや感じ方は絶対にわかるものではありません。わかるとおもってもたぶん幻想か勘違いです(うつくしい幻想ではあります)。

わたしは他人の考えや感じ方を想像・推理・学習することならできます。こういうことを言ったら相手が気を悪くするよな、と考えたりすることもできます。葉脈標本をみるより人の姿をみることのほうが大切かもな、とわたしではない人の考えを無理矢理飲み込んでみることもできます。だけどそういうことを続けているとわたしはだんだん萎縮して、わたしらしい考え方や感じ方を忘れそうになります。そんなときわたしは、わたしを取り戻すために自分がかつてバラバラとまき散らした情報を手当たり次第にあつめます。そんなとき、わたしにとってすらわたしは「情報の集積」です。わたしもまた他人なのです。

なにを書いてるのかわたしにもわからなくなりました。あとで読み返したら、そのときにはわかるかもしれません。ともあれ、わたしはわたしにとってすら「情報の集積」です。ほんとうはそうではないのに。
 
 

[512]佐々宝砂[2006 01/18 16:33]
「わかる」と「理解する」がどうちがうのかわたしには「わからなかった」ので、goo辞書をひきました。

わか・る 2 【分かる/▽解る/▽判る】
(動ラ五[四])
(1)物事の意味・価値などが理解できる。
「意味が―・る」「音楽が―・らない人」「英語の―・る人」
(2)はっきりしなかった物事が明らかになる。知れる。
「真犯人が―・る」「答えが―・る」
(3)相手の事情などに理解・同情を示す。
「―・った、なんとかしよう」「話の―・った人」

りかい 1 【理解】
(名)スル
(1)物事のしくみや状況、また、その意味するところなどをわかること。納得すること。のみこむこと。
「内容を正しく―する」「―力」
(2)相手の立場や気持ちをくみとること。
「―ある態度」「相手の心情を―する」「相互の―を深める」
(3)道理。わけ。また、道理を説いて聞かせること。
「義理ある兄貴の―でも/人情本・軒並娘八丈」
→理会
(4)「了解(2)」に同じ。

りかい ―くわい 1 【理会】
(名)スル
物事の道理をさとること。合点。
「人は自己の中にある理に由つて宇宙成立の原理を―することができる/善の研究(幾多郎)」

りょうかい 0 れう― 【了解】/ りやう― 【▼諒解】
(名)スル
(2)〔(ドイツ) Verstehen〕ディルタイの用語。文化を生の表現とみて、その意味を自己移入・追体験などによって共感的にとらえること。理解。

ディルタイの用語の「了解」は「わかる」とはやや違うような気もします。「わかる」という言葉には共感の意味(理解・同情)がややふくまれるので、そこはまあおなじようなものとして、どこがちがうかというと「文化を生の表現とみて」ってとこなんでしょうか。あるいはわたしはかんがえすぎ。なのかも。まあいいか。そろそろ晩ご飯のしたくします。
 

[511]佐々宝砂[2006 01/18 16:16]
わたしはきのういったこととちがうことをきょういいます。わたしはかわりつづけるろくでなしです。
 

[509]山田せばすちゃん[01/18 16:15]
>佐々姉
昨日言った/書いた事を今日は保証出来ないと言うような方相手に何言ってもしょうがないんじゃありませんかね。
 

[507]佐々宝砂[2006 01/18 00:20]
えーと何を読んでくれたのか、どこまで読んでくれたのかわからないけど、というかだからこそこの文章はレスではないのだけれど(ということにしておくのですよ)、私はこんな文章も書いています。

>ここまで書いたことと矛盾するようですが、「詩がわかる/わからない」に関しての私の結論は、「詩の意味なんてわかんなくてもいいやんけ」という無責任なものです。一般読者が詩を「わかる」必要は全くなくて、その詩を「好きだ」と思ったり「すげーなあ」と思ったりするのなら、それでいいはずです。そこからはじまらないと、ふかい観賞にはつながりません。普通、私たちは、深く考えずドラマや映画を見たり、マンガを読んだりしています。「あー面白かった」と思うこともあれば「こんにゃろーつまんねえ」と思うこともある。で、数見るうちに、マニアックなことが言えるようになったりします。詩の一般読者の態度も、また、そういうものでかまわないのではないでしょうか。マニアックな深淵に突き進むヒトがいてよし、軽くうわっつらを読み流すヒトもいてよし、私はそう思います。

ポエム派宣言3より引用。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=28702
sage
 

[505]PULL.[2006 01/17 19:51]合耕
東野圭吾が直木賞を取った!!!!!!!!!!!!。
# ファンだけど、ごっついファンだけど・・・。
# もう取れないと思っていました。
 

[504]山田せばすちゃん[2006 01/14 09:39]るかかぜきり佐々宝砂
>>彼のご両親がテレビカメラに向かって、政治家なら誰でもやっていること、何でうちの息子ばかりが責められるのかと発言。
つかこの発言には「うちの息子ばかりが責められるのは、出自が日本人ではないからではないのか?」というのが「言われなかった言葉」としてあるんだろうけどね。
新井氏自身は帰化して日本国籍を持っていたけど(じゃなければ国会議員にはなれないし)その出自が韓国であったことで、選挙中にそれを揶揄する中傷ビラをまかれたこともあったと聞いているし、ご両親はその部分についてかなりナーバスになっていたのであろう。
さらに言うと「なぜうちの息子だけが?」という問いに対しての答としても、「出自が日本じゃないから」というのは適当であるとは言えない。他の議員と同じことをしていて(そもそもその証拠もないんだけどさ)新井氏だけが摘発されたとすれば、新井氏にはそれを摘発されなければならないような政治的な事情があったのであろう、ということじゃないのかな。要は違法行為をしたから責められた、のではなく何か責められるべき理由があって、その手段として利益供与問題がたまたまあった、と。もし彼に女性問題に関する醜聞があったとすれば、それが槍玉に挙げられたんじゃないかな、と。

sage
 

[503]藤崎 褥[2006 01/14 00:08]ふるるよだかいちぞう
>>501
その『偽装』についても、今後の調査で明らかにされていくと思います。
司法の手によって…。
 

[501]ふるる[2006 01/13 16:19]よだかいちぞう
みんなが姉歯さんの頭髪のことばっかり話題にします。
 

[500]山田せばすちゃん[01/13 16:06]よだかいちぞう佐々宝砂
まぁ、全く同情の余地がない犯罪者というのも、そうはないだろうけどね。
 

[499]よだかいちぞう[2006 01/13 14:14]健るか
ニュースみてて、姉歯さんが可哀相に思えるのはぼくだけか?
 

[496]モリマサ公[2006 01/12 00:35]ピッピ大村 浩一
結構やめちゃうひとがいらっしゃいますね。
詩って香水みたいなのでその人の匂いをそっと嗅いでるみたいでうれしかったです。
変態っぽくかいてしまいごめんなさい。
わたしアナログタイプなのでインターネットで詩をかくのは薄まるようでいやだったのですが、
嗜好性の問題だったのでしょうか、今は結構平気です。
薄まる感は薄まりませんでしたが
やってみるとたしかに
無料でコピペできるのですがやはりなんか違うかんじがしました。
お金を払うということに快感を覚えるタイプの友人がいましたが
その価値にあたいする行為、みあった行為をおこなうことに有意義感があり
わたしがそれでいればいいのです。と実感しました。
くる人もいく人もそれなりに理由あってですね。
ちなみにわたしがここにこれたのは出産で仕事をやめたからでした。
外部との接触が断たれて詩を書くことが難しくなっていたのでとても刺激があります。
いろいろな意味でありがとうございます。
 

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