ポールマッカートニーのように

絆がばらばらになりそうになるのを

ぼくは繋ぎとめようとしていた


だけどぼくは聖人君子ではなくて

ひとにとやかく言う資格などない

取るに足 ....
僕には触れられない空白に書き込まれたコード


(時々イタイ)


会いたいといえばいいのだろうか


(霞んで消える蜃気楼)
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
潮騒を聞いてあなたを見ていたのあなたはずっと海を見ていた いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます

それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして

ギ ....
山ぶどうに覆われた丘陵地沿いに車を止め
アキアカネの静止
止みきらない雨
昼から夕へ傾むいてゆく
キリギリスたちの単調なコーラスに
ヒヨドリの絞り出すような歌声が響いていた

この辺りの ....
蟻だ
物凄い数の蟻だ

僕は
涎を垂らしながら
テレビのニュース映像に
釘付けになっている

パレードだ
角砂糖の数珠繋ぎだ

僕は
指をくわえながら
熱狂と陶酔の蟻の行 ....
ゆりうごかす

ちいさなころのぶらんこ

きもちがふわりと

あざやかな

こころのいろ

やわらかなまるみ

ふうせんになって

ふわりふわりと

うくうくよ

 ....
ひとがすべてを運んで来る

花を咲かせるいつかその日に

すべてはあとからついて来る

ひとがすべてを運んで来る


強がったり

じぶんを信じたり

トラックの助手席で

風を受けながら

おまえの ....
藪虱一秒前は過去のこと

鯊釣や猫の顔した太公望

気がつけば赤坂サカス今朝の秋

色褪せた虎の法被や秋に入る

鬼灯や一歩一歩が嘘となる

竹島は島根県だよ笛ラムネ

鬼灯の ....
まるでぱっとしない南のそらの彫刻室座
でもそれは深宇宙への小窓でもあるらしい

かつてない鮮明さの神の領域が
彫刻家の仄暗い室内に展開されてゆく

ひかりと闇の融合が
可視光の色調の変化 ....
熱射を吐き出してしまった夏は
老いて死んでいく
鎮魂歌を捧げられながら

あれは一時のめまい

傾斜する意識が
さらに勢いを増して
海の底に沈もうとしている

戦場に散った無名戦士 ....
ハローワークに行ったふりをした帰りに
そうえいばキムからの着信があったなと
スリーエフの交差点で電話したら
おばさんが出て
ミキくん、ブログの作り方を教えてというので
一体あのババアが何をイ ....
さようなら簡単にいえる気がするよ夏の夕日はジリリと朱い


踏切に電車はこないと嘘をつき君に合鍵さがさせた夏
焼けた砂浜を
飛び跳ねるようにして
海へとかけてゆくこども
裸足の裏がじりじりと焦げる

ポップコーンが無鉄砲にはじけて白い入道雲になる
どこまでいってもたどりつけない水平線
追えばどこ ....
羽根をふるわせ

鈴の音をふるわせ

逝く夏を見送る

秋虫が鳴いている


僕のふるえは

なかなか止まずに

いったい何を我慢したのか

僕はふるえる

弱虫が泣いている


羽根をふるわせ

鈴 ....
まずはじぶんを信じるんだ

じぶんのきもちを置いてくるんだ

目的だけは忘れたらだめだから


すべてを信じて生きてゆくんだ

がんばろや、いっしょに

ときにはまっしろになった ....
汗ばんだシャツを投げ込む洗濯機 脱ぎ捨てるのは一日の労 {画像=120820013040.jpg}


風の音がとまった
日の光が強く押え付けてくる
ガラス窓のこちら側は醒めた水の中だ
連れ立った女学生が口をパクパク動かしている
子供を連れた ....
祭りの日 ここは見知らぬ街になる ノートにしようかどうか 迷ったんだ
ちゃんと 検討したんだよ? ボク
ウソなんて ついちゃ いないや
そんなの ダイッキライ だから

サイズは 半欠けの月が 二つ
英語の 最初から 2番 ....
沢山の言葉が降り注ぐ夜
沢庵 バリボリしながら

読み下すことなんて しない
食べ下すことなんて 勿論ない

漬物は 余り 得意じゃあ 無いんだ
そんな 言い訳を 繰り返しながら

 ....
学歴のない三毛猫に土下座 忘れ物に気がついて
もと来た道を引き返す

立ち塞がる湿気
項垂れた街路樹
焦げた揚羽蝶
嫌々巻き戻される遊歩道

本当は忘れたままで
良かったのかもしれない

纏いつく濁っ ....
そらくんたちと
子供公園であそぶ
気温36.2℃

親たちは木陰に避難し
子供たちだけが
めまいのする夏のさなかの灼熱を
嬉々としてうけとめている

なつをワンダーランドに変える魔法を
いつしか使えな ....
どんな美しいひとを
思って

いや、前にして

あなたは言葉を紡ぎだして
いるのだろう

甘く柔らかい感触は
いつも あたしの心を
くすぐるのだ

大きな体のどこに
少女のよ ....
どんなひかりになにを見つめていたのだろう

彼女をさいごこの世で彩ったひかりたちに

なんどもなんども

ありがとう言いながらぼくは震えている


髪の毛の生えていない頭にかぶってい ....
憧れは青空高く浮かぶ雲の上
いつも そこから見上げれば
勇猛が空彼方に群立つ

届かなければ届かないほど
人は触手を伸ばしたがる
子供だって大人だって

雲に乗っかれる憧れの姿は
み ....
鳩時計といっしょに3時をお知らせする ババババリバリ
爆竹ならす
はじけて散る
散り散りなって
どこへ

煙る、夜空の上に曇る

たぶん史実はほどほどに、くり返す
わたしもどこかでくり返している
軟い心臓の奥にある ....
じじさんのおすすめリスト(812)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ポールマッカートニーのように- 吉岡ペペ ...自由詩312-8-24
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境目も変わり目もなく_ただ足音が響くだけ- ただのみ ...自由詩14*12-8-22
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不可逆- 乱太郎自由詩25*12-8-21
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なつ- アイバ  ...短歌312-8-21
あの夏- そらの珊 ...自由詩10*12-8-21
秋虫が鳴いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-8-21
生きてゆくんだ- 吉岡ペペ ...自由詩112-8-20
おつかれさん- まーつん短歌4*12-8-20
マクドナルドから見える夏- beebee自由詩25*12-8-20
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ホワイトアウト- 藤鈴呼自由詩5*12-8-19
幸せの波- 藤鈴呼自由詩5*12-8-18
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なつのそら- 梅昆布茶携帯写真+ ...1512-8-16
蚊帳の外- 森の猫自由詩13*12-8-16
さいごこの世で- 吉岡ペペ ...自由詩1512-8-16
憧れは雲の上- subaru★自由詩20*12-8-15
鳩時計といっしょに3時をお知らせする- 北大路京 ...自由詩13*12-8-15
きえ_なつ- 唐草フウ自由詩9*12-8-15

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