冬にする花火は何処か特別で体寄せ合い特別な夜

花祭り珍しい花だけ集め長い名前が覚えられない

寒さ増し熱い口づけ印象的時間が止まるほど美しい

ドキドキを感じる暇も作れない忙 ....
ぼくとつ



一人のぼくとつを見た
五十手前のぼくとつは
頭を低く低く下げ
ただ芸を身に付けようと
足掻いておられたもくもくと

「芸を極めるか
 家族を愛するか ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎

窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る

四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
なんでこんな夜中に書いてるんだろうとつくづく自分を馬鹿だと思う。

トルコのセダトとムスタファがけっこう好きだった。
日本の大証上場をうたい文句の中企業で一緒に現場をやっていたのだが
さすがに ....
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る 四人で卓を囲む麻雀には
勝利の女神がいかに気紛れかも分かるし
隠されていたそのひとそれぞれのひと柄が出る

石橋を叩いて割れてしまっても渡らない
慎重そのものだと想っていたひとが
意外なと ....
 えっ……、
「どうして? どうして会えないの。」
「外山先生はね、また、猫にもどっちゃったんだよ……。」
 猫に……? 
 えっ? なによ、それ……。
「鈴木さん! わたしね、すごく真剣な ....
人がいないことのかなしさ
戻ってこない哀しみがおおう

巻貝の自由だってもうちょっとましかもしれない

ただ居ても伝わらないかなしさが一番だったかもしれない

いつも人を否定しながらそれ ....
声で伝えることが誠意なら耳を失えばあなたの誠意は伝わらない。

直接会うことが誠意なら目を失えばあなたの誠意は伝わらない。

触れ合うことが誠意なら灰になってしまえばあなたの誠意は伝わらない。 ....
ニルバーナ。
至る事、存在の理をブッダは述べる。
肉体と精神。「この体に何の価値があろうか」
「付き従い」それを否定しない。
逆説を述べ、存在の意味を問う。
彼がこの世に残した言葉はそれ自体 ....
あなたの育てていたザリガニが
アメリカザリガニが 
また大きくなりました。
時計台の近くで
風は風の音をたてて。
私たちの脱皮とは
いったい何だったのでしょう。
生きることと死ぬ ....
死ぬ気でやっても
報われないことは数多くある

だからといって
死ぬ気でやるのを辞めたら

それは敗北を認めるばかりか
敵前逃亡との軽蔑すら受ける

だから自分が大事だと想ったことは ....
君を纏って眠る(君はいない)君の気配に包まれて

君は君の家に戻って、私も私の家に戻って
異なる日常で眠るのだから

身の回りにあるものの中で、今もまだ当たり前に存在し続けているもの
(と ....
あなたのかたい頬
思いのほかやわらかくて
その冷やかな瞳にも
熱い涙は宿るのだが

心の奥深くに一つの扉があって
それは故郷へと繋がっている
絶対零度の沈黙
この地上の何よりも冷たい場 ....
ほら
めかくしをすれば
大丈夫
この世の全てのかなしみを
わたしの手で
隠してあげる

あなたが
もういいよ、といったなら
指のすきまを開けましょう


目覚めて
しずしず ....
強さとは野蛮とは何

研ぎ澄まされた刃で誰を斬るのか

姑息な闇はもういいとおもった

死がもたらすものの方が正直だと

首を刎ね八つ裂きにしても僕は生きるのだろうか

キンメリア ....
涙はあたたかいのに
人はそれにきづかない

自分の悲しみに夢中だから
人はそれにきづかない

犬も
猫もそれを知っていて
ないて涙をなめている
僕の家の水道水には
カルキとカルマが含まれている

カルキは浄水器で
取り除けるかもしれないけれど

カルマはおいそれと
消えて無くなってはくれない

僕は毎朝
カルマで顔を洗 ....
 
父が釣りをしている
何を釣っているのか聞くと
忘れたと言う
僕も隣に座って糸を垂れる
息子とよくいっしょに釣りに行ったもんだ
という話を皮切りに
父が息子の自慢を始める
小さいころ ....
おっちゃんは
耳の後ろから加齢臭
インド人はカレー臭
インド人のおっちゃんは
カレー臭の加齢臭
んなことあるかいっ

尻を拭くとき
トイレットペーパーが
ウンコ水に付いてしまうことが ....
家に帰って、腰を下ろし 
一才の周をだっこすれば 
小さいいのちの温もりが 
このお腹にあったかい 

この両手を 
短い足の膝下に組んで 
右に左に、ゆさり、ゆさり 

パパは君の ....
 おかあさんが家に電話して、おばあちゃんが元気そうだったから、このまま買い物に行くことになった。動きはじめた車の窓ガラスをいっぱいにあけて、わたしは猫又木山文化会館の三階をみあげたの。
 あっ、だれ ....
大晦日 日系スーパーまで高速を飛ばして 注文していたお節を2組取りに行く
太巻きとシアトル巻き、上の娘の好物のイクラの瓶詰と、
私しか食べない刺身も一緒に買う
「Japanese noodles ....
大好きな人よりも本当は
お弁当の方が好き

はっきり言ってももちろん愛は消えないさ
僕の方のね

でもさ愛がはっきり確かめられるんだ
たとえ見栄え悪くてもね

おかずはいいさはっきり ....
あなたが何故肩も背中も震わせて
歯を食いしばって泣いていらっしゃるかは
ぼくには解りませんでした

しかし あなたの嗚咽を殺すかのように
スクリーンでは人々が歓喜の真只中で
“インターナシ ....
おとうさま
きんととはどうしてきれいなおべべをきているの?

とうちゃんはおもうんだ
とおく離れた御池に
きんととは居て
落ちてきたもみじをおべべにって思った

おとうさま
がてんが ....
おっ 雪
景気は どうだい

見りゃあ分かるだーん
どかーんと絶好調よ


そうだな


まだ まだ


いや今日は もういいと思う


まだ まだあー


 ....
戦中・戦後を生き抜いた 
ある詩人が世を去った後 
長い足跡のつらなりと 
ひとすじの道の傍らに 
彼が種を蒔いていった花々が開き始める 

今迄の僕は 
別の場所で夢を求めていたが 
 ....
あみだで負けて お正月に当番の旦那さん
私は初日の出を夢の中で拝み 目を覚ます

御節のレシピを何度も見るが お付き合いで売買
田舎なのかテレビの特別番組が遠い

福袋買いに行こうか 透視 ....
年が明けて何かが変わるかもと
歳の数だけそう想って来たけれど
一度だってそうであったことなんてない

悲しみは悲しみのまま
しんどさはしんどさのまま
ずっと飲み込んできた酸っぱいものが
 ....
石田とわさんのおすすめリスト(1485)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
特別な夜- 夏川ゆう短歌113-1-7
ぼくとつ- 田園自由詩11*13-1-7
晴れた冬空を- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-1-7
世界- 梅昆布茶散文(批評 ...813-1-7
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る- 北大路京 ...自由詩513-1-6
勝利の女神- HAL自由詩2*13-1-6
あずきの恋人_(連載⑧)- たま散文(批評 ...12*13-1-6
空白- 梅昆布茶自由詩913-1-6
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩713-1-5
命は遂に- ドクダミ ...自由詩2*13-1-5
忘却- たもつ自由詩813-1-5
決意初め- HAL自由詩6*13-1-5
I_love_you- 木屋 亞 ...自由詩3*13-1-5
黒髪彗星- ただのみ ...自由詩20+*13-1-4
めかくし- そらの珊 ...自由詩1413-1-4
バーバリアン- 梅昆布茶自由詩1313-1-4
小さなぬくもり- 朧月自由詩313-1-3
カルマ- nonya自由詩29*13-1-3
正月- たもつ自由詩2313-1-3
加齢臭考- 花形新次自由詩213-1-3
あたらしい歌_- 服部 剛自由詩7*13-1-3
あずきの恋人_(連載⑦)- たま散文(批評 ...13*13-1-3
はちゃめちゃな年越し- 夏美かを ...自由詩28*13-1-3
お弁当ってとっても- 梅昆布茶自由詩2013-1-3
昔、映画館にて。- HAL自由詩5*13-1-2
きんぎょのゆめ- ドクダミ ...自由詩13*13-1-2
まだまだあー- ぎへいじ自由詩14*13-1-2
夢の署名_- 服部 剛自由詩10*13-1-1
日常の幕開け- 朝焼彩茜 ...自由詩1513-1-1
祝詞- HAL自由詩8*13-1-1

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