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アメンボが連れて来た
空の暑さ 夏の魔法
白い翼で 飛び立て!
憧れの空 目指して

今 私はこわいもの知らず
若い雲に勝負をいどもう!
嵐は
少しだけ自然を叱って
少しだけ人間を叱って
雲を連れ去ってしまった

そこに残ったのは
私に残酷な色
パレットの絵の具では描けない
雲ひとつない青い空
捨て猫は泥濘で踊る

お婆さんの膝の上の心地好さを思い出しながら

捨て猫は泥濘で踊る

水たまりに映る汚れたトモダチと共に


雨降りの病みは、月明かりを遮り
大好きなトモダチを ....
あしたが
そこを
どいてくれないので
きょうも
くらり
くらり
ふらり

うずを
まいた
へいわそうな
ロールケーキに
かぶりつき
まきこまれ
あばれることも
できないま ....
かすかに
しおのにおいがする

ちりちりと
おもいでが
こげてゆく

ちょうをひきずったなまこが
ぶらっくほーるへとほふくし
いるかが
わらいながら
ただよっている

やがて ....
見上げると
空は昼寝をしていて
そのすきに
雲は氷になっていた

このごろは
どうにも喉がかわくんだよ、
と手を伸ばしても


涼しいかたまりが
つるんと通りすぎて
ぼくはま ....
前も後ろも
音はなく
深く深く まで
たどりつきそうになる

手や足や
髪の一本一本が
光る砂を撒き散らしては
まぼろし

忘れたように見えることと
忘れたこととは
ちがった
 ....
母さんは何も知らない
母さんは全てを知っている
母さんはガラスの空である
母さんはのたうつ虫である
母さんは輝くひまわりである
母さんは君たちの母である
母さんは何も知らない
母さんは全 ....
どうしようもなく空に向かい
わたしは
影を失くす



足の下を踏みしめ
家々をすぎ
すべてに接する崖へと至る



見えない花のわたしは
ひとつの大陸でできた楽器 ....
これを
はずしたら
なにも
みえなくなって
しまう

すべてが
ぼんやり
ぼやけて
となりにいた
あなたの
そんざいかんも
つかめない

やみくもに
ふる
わたしの ....
彼女が叫びました

いいえ 彼女ではありません
彼です

この世界で性別など無意味なモノです
彼女はそんな世界で生まれ 育ってきたのです
そして何かに怯え叫びました

怯えなど存在し ....
 
 知らない街で
 洗濯物が揺れている
 風に洗われて
 青空を映しながら


 知らない道に
 鳥の羽根が落ちている
 素通りなど出来なかった
「これは大空の破片なのだ」と
 ....
パンダ部の先輩は
いばってる
パンダ部にいる人は
出世が早いという噂
コアラ部の部長は
いつも深刻な顔してるけど
その割に
取り越し苦労が多い
ゾウ部の女性社員は
いつも大量の書類を ....
手足があったらヘビだって
歩いていたに違いない
晴れた日には日傘のひとつでも差してさ
そうだね、父さん
だからまだ
どこかで生きてて
ふかしぎを
さとったふり
したって
にちじょうの
うずが
ぐるぐる

ラッキー
だろうと
アンラッキー
だろうと
であうべき
ひかりのかずも
やみのいちも
たして
わ ....
洋ナシをひとつ
手にとって、
戻した


わたしは今
シアワセです と
伝えたくなる
たとえ
嘘だとしても


洋ナシは嫌い、と
言った
あのひと 


伝えるすべも ....
スカートのほころび 宇宙のほこり 欲張りと肩こり
引力と密接 銀河の驕り 平和の予兆
どれもこれも どれもこれも
おかしな唄と不思議なリズム 今日もまたありきたりの

おかしな唄と不思議 ....
あしたがこないと
カラスが言った

あしたはたべたと
夕日が言った

あしたはにげたと
闇は言った

あしたは遠い空の上

きょうは輝く月の下

あしたはじっときょうをま ....
ピンポン球の
はねる理由を
知りたくて
開いてみたら
からっぽだった

どこかで
見かけませんでしたか
ゆめの風
荒地のビルの砂けむり


起きるから寝られる

寝るとめざめる

その当たり前の営みの
出来ないこと

吹き荒れるはげしく

おそろしい
あたりまえの日々

 ....
気がつくと きみは
魚になってしまっていたので
ずっと
きみを知っていたのに
はじめて見たような気さえした


望遠鏡をのぞくと いつも
波がよせては砕け
飛び散る


セロハ ....
ぐっとかみしめて
ぐっとかみきって

ないほうする
やりきれない
せいぶんを

たいようのしたで
じょうはつさせる
こうごうせいの
ひみつを
おしえてあげる
いつも
やわらかく
笑っている。

ひとの
わがままを
いっぱい
包み込んで。

ぷろみねんすに
灼かれながら。



泣いていいんだよ。

怒っていいんだ。

蟻 ....
この街は地図に載っているのに
どうして迷ってしまうんだろう


いつも見る夢のイメージで
飛び越えてみようとしたけれど
上手くいかないものだね
今日と明日の境界線は
思いのほか広い
 ....
その時のぼくには
どんな光も
光 だった


高層ビルのあちこちでは
松明が焚かれ
人はそれを
空から眺めては
都会などと
よぶ


灯台ならば
向かうべき先を
教えてく ....
そらばかり
みあげてたら
すいこまれたり
おっこちたりして
ときどき
こわくなる

そらのあつさと
ぼくのうすさを
シーソーで

ぐいぐい

ぎったん

するする ....
あーあぁ…今日も夜更かしくん
あくびを抱えて仕事をこなして
いきます

あーあぁ…今日もお寝坊さん
起きなきゃいけない残りの5分が
戦いです

毎朝、毎晩
毎朝、毎晩
それ ....
呼吸したり
成長したり
引き潮を待ったりしてたら
20億年
あっという間に過ぎた


海底では
あらゆる生物が
地球を
ぐるりとくるんでいる

海はまた
それをまるごと
く ....
誰もいない 静かな森の中で 
私は手紙を書き始めた
一行書くのに 三ヶ月ほどかかった
四行書き終えて 一年が過ぎた
足の先が 少し土に埋れていた

何とか四十行 書き上がった
木の椅子か ....
私が真冬を歩いていると
太陽の童貞が落ちていた
私はそれを慌てて拾う
そして忘れてしまう


私が真昼を磨いていると
青空の処女が堕ちてきた
私はそれを慌てて隠す
そして再び忘れてし ....
松本 涼さんの自由詩おすすめリスト(1013)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いざ!- 春日野佐 ...自由詩304-6-23
台風一過- 春日野佐 ...自由詩304-6-23
泥濘- 自由詩904-6-23
くらくら_の_きょう_ぐらぐら_の_あした- 玉兎自由詩2*04-6-22
うみのもの- 草野大悟自由詩5*04-6-22
キヲク- 望月 ゆ ...自由詩6*04-6-22
夜光虫- 望月 ゆ ...自由詩2*04-6-21
娘たちに- 草野大悟自由詩4*04-6-21
ノート(器)- 木立 悟自由詩704-6-21
とうめい_めがね- 玉兎自由詩3*04-6-20
日々- マツモト自由詩304-6-19
知らない街_(2003.7.18)- 和泉 輪自由詩2304-6-19
カバ部の彼氏- チアーヌ自由詩1304-6-19
父の日- たもつ自由詩12*04-6-18
にちじょう_の_へいきんち_- 玉兎自由詩2*04-6-17
花信- 望月 ゆ ...自由詩3*04-6-17
彼女んちのギター- 示唆ウゲ ...自由詩204-6-17
あした_の_行方- 玉兎自由詩5*04-6-16
貼り紙をする- 黒川排除 ...自由詩804-6-16
裂ける目覚め- 石川和広自由詩4*04-6-16
飛沫- 望月 ゆ ...自由詩18*04-6-16
こうごうせい_の_ひみつ- 玉兎自由詩1*04-6-15
ガラスの太陽- 草野大悟自由詩3*04-6-15
空は僕で僕だった- 霜天自由詩804-6-15
漁火- 望月 ゆ ...自由詩8*04-6-14
そら_と_ぼく_の_のうたん- 玉兎自由詩6*04-6-14
日々- 玉兎自由詩4*04-6-14
ストロマトライト- 望月 ゆ ...自由詩8*04-6-14
手紙- シャッタ ...自由詩304-6-13
結婚_(2004.2.16)- 和泉 輪自由詩1504-6-13

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