*
昼、目が覚めた時のシャンプーが、甘ったるい香りを躰に貼り付ける。毒蜘蛛が私の身体を食い破るなら、私はそれを水に流そう。パンと水を、私は食べよう。
*
数を数える度に、右から ....
昔から演劇ぱ人生の縮図なんて申しますが。こと歌舞伎というのぱこの世の似姿。舞台にぽっかり空いた穴なぞ傑作じゃございませんか。人ぱそれを“奈落”と呼ぷのでごさいます。その奈落の底に待機するのぱ奈落番と申 ....
とある蒟蒻ドリンクのゆうことにゃ“かためがお好きな方は三回振ってください”だそうだからふり×3
印が無いのが目印だなんて可笑しな良い品と独りごちてはふり×3
おっとこれじゃゆるすぎる誰かさんのドラ ....
冷蔵庫の中、発泡酒ばっかだね。
えっ?また食べるの?
へぇ、待ち受け画面、自分なんだ。
アンティーク?それは中古でしょ。
前の髪型の方が良かったよ。
そのジャケット、ユニ ....
八年間を棒に振ったと嘆く彼女の向かいで
彼女の八年プラス八年分の熱量を羨ましく
も理解できないでいる私は私で十一年間を
棒に振ったかもしれない現実から目を逸ら
しつづけているのだからお互い仕方 ....
女の嗤う声がする真夜中の三時
この部屋の時計はどれも狂ってる
一年ほど開けたことないカーテン風に揺れ
玄関のドア閉め忘れたことに気づく湿り気
秋の長雨がすべて腐らすって
何かのせいにできたら ....
1.
朝、ベランダで
立ちんぼのまま夜をすする
まだこーんとした空を
盛りのついた飛行機が
西へ、西へといそいでいる
髪をかきあげる
色の抜けた毛先を透かしながら
42リッ ....
きのうにたおれたわたし
のうえふみこえいまあるわたし
めがないとふあんになるし
めがねないとふあんにもなるし
ないとまもられないからだ
わくないとこぼれるからだ
わくわくないとおちこぼれる ....
前は子供なんてぜんぜん好きじゃなかったけど最近は他人の子供見てかわいいって思うのね、だって未来の塊みたいでしょ。
そんなふうに力説する人とランチを食べた
生物がなぜ子孫を残すようにプログラ ....
羊歯の葉を滑り落ちた雨垂れが棄てられたショッピングバッグに落ちる
夜は街の明かりに隠れながらいつの間にか途方も無い闇となり
僕は雑草の生えふさぼったベンチひとつだけの公園の ....
「今のそれ、つばさ骨だよ」(耳付けてみると微かに空が鳴ってる)
桃の星 えいえんを信じてなくたってすきだとちゃんと言えた頃
(信じても信じなくても)(僕の目はう ....
ヘシオドス、砂洗い、体が八つ裂けたときのために、臨界点を超越する、コマ送りの前に、隕石、焦土より先に、
常識的ヘシモバッタの自家発電、地下に撒いたガスが原因で爆発した、
雨、八つ裂けた雨、 ....
海も砂も烏も字だから吸っても
かじっても
緑じゃないし、溺れない
キミ、魚か
高さが
あれば重力するかも
土でない地に
いつも餌だものいつも
どうしてかたりたがるのか
絶え間なく餌で ....
道の向こう歩く君に手を振ったら人様の庭先で掴んだ柿の実が落ちたのは水面を覗き込む犬が餌をくわえた自分に吠える話に似てわんと鳴けと命令する君なぜか三度回って楽しそうだからもういいや一緒に笑うと月も笑った ....
夕暮れにからだ半分置いてきてもう半分は夜にふくらむ
昨日まで空飛んでいた人なのに今日は訳知り顔で立ってる
鬱の字の凝り固まったぐじゃぐじゃを叩いて割って珈琲を飲む
ピンで突く喉の先か ....
電波がつなぐ僕と外界
外は嵐さでてはいけない
段ボール製の要塞の真ん中に
ペラペラな布団を敷いて
昼も夜もわからないまま
ボク、箱ハイリ息子
詩は黄色いと言った君を
忘れられない忘れ ....
「きのう
お会いしましたね」
と
見知らぬかげが
暗がりを指さす
「覚えていられないので
さきにいいました」
暮れ方の街
屋根は正しく空を切り取り
はがれた青は道 ....
青い線を切って夢を見ていたのかな。お風呂で2回イッた後にシャンプーするのめんどくさくなって。なんとなくカミソリで切ったらさ、なんでか痛くないんだよね。もう切る前から夢を見ていたのかな。ちな ....
マグカップに淹れたインスタントカフェオレ、から、立ち上がる、隣の煙草、安上がりな煙、油がしがみついた換気扇と払拭して、パイプ、非常階段へ、巣の跡、コンビニ、看板、駐車場、止められた高級そう ....
そのキリトリ線は曖昧だから
うまく切り抜けたためしがない
だけど秋生まれはいつだって
短い季節に恋い焦がれてる
なんて半分は嘘
秋模様を切り取ろうとしたことは
後にも先にも一度しかない ....
POPな浮気される、デルモンテなメアリー
シアターでheのhipをpopにスコーンと叩いたら
バナナ踏んづけてドからドまでダブルアクセく(るう)
甘さを忘れたハッピーエンド
キュキ ....
1515イチゴ苺に圧倒されてワタクシ5ジに目が覚めましたメザマシより早く目覚めましたともソンナ朝に79円だなんてワタクシ目を円くしてしまいますひらたく円くしてしまいますのよ皿のようにして15イチゴ苺を ....
君の肩幅は私が描く世界の幅、
小さな世界の思い出、
小さな言葉で綴る午後。
前髪より軽い言葉のられつ、
女の子が好きな女の子が描く
スカートの柄。
チョークの粉が、まぶしいなんて、
全部 ....
きれいなきれいなシャム猫と友達になりたかった
から、
毎日毎日探してた。晴れた日は陽光の跳ね返りの中まで目を凝らして、そして
雨の日は粒の隙間から覗き込んでた、時々片目をつむって。
うえの ....
指切り一つ交わした
はっぱが落ちた事
引き金を夢にみたこと
うごいて、
振り返る途中で、
どんな、という言葉の
温もりを散らす
フレームに焼かれた
数と/が
....
正しさを振り回して攻撃するな自分でやれと正しさがいう
ゼムクリップのゆるい縛りで強さよりは声かけて離れて声かけて
「嫌だ」を公開処刑で奪い去る 少女のそれを無視した罰で
....
タ
イ
....
白いとこ以外踏んだら爆発するよ!
真新しいしましまに夢中な君は
塀の上のよこしまな視線にもお構いなしで
肉球パンチでトラック止めてみせたって
今はきっと気づかないね
緑の棒人間ペカペ ....
両腕を広げて
カモメの真似をする
あなたは白く美しい両翼で
柔らかな曲線を描いていく
航空力学が及んでいない
理想的な空気の流れが
あなたの後ろで渦を巻く
僕は数をかぞえ ....
雨のなか傘を差す
魚みたいな子供たち
誰一人笑わないから
かえって可笑しい見開かれた目
視界に言葉が散乱する
散乱した言葉たちが産卵する
そこから魚たちが生まれてきては
身体をくねら ....
阿ト理恵さんのおすすめリスト
(928)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きみのすべてよ応答せよ(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
3*
14-11-12
「穴」/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-11-9
ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ ...
-
こうだた ...
自由詩
4*
14-11-6
(余計な)ひとことダイアリー
-
左屋百色
自由詩
5+*
14-10-31
桂冠に捧げ詩
-
こうだた ...
自由詩
2*
14-10-30
ひきだしにテラリウム/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-10-24
SOUP
-
平井容子
自由詩
9
14-10-22
たまきはる/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
14-10-21
きみのすべてよ応答せよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
8*
14-10-18
真夜中にあれこれのかたちをどうのこうの
-
ホロウ・ ...
自由詩
2*
14-10-15
秋の星
-
初谷むい
短歌
2*
14-10-14
and_so_on
-
kaz.
自由詩
2*
14-10-13
海も砂も烏も
-
ねぴ
自由詩
2
14-10-11
手を振った、実が落ちた/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
14-10-10
大人がひとり(2014.2〜2014.10)
-
新嶋樹
短歌
2
14-10-4
外は嵐さでてはいけない/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
4*
14-10-4
「呼ぶ」
-
小夜
自由詩
6
14-10-2
処女作
-
左屋百色
散文(批評 ...
6*
14-10-2
そうz−ku[区]
-
百均
自由詩
2*
14-10-1
秋模様を切り取って/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-9-30
「チョコレートに亡命_(あまさら×阿ト理恵)」
-
百均
自由詩
3*
14-9-29
79円/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-9-26
女子校の思い出、
-
左屋百色
自由詩
8*
14-9-25
猫と信号機
-
あ。
自由詩
6*
14-9-24
新しい一日(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
5*
14-9-23
嫌だ
-
深水遊脚
短歌
4*
14-9-23
PLANET_NEWS_LEVEL_7(大画面推奨&ゴル投稿 ...
-
百均
自由詩
7*
14-9-19
猫と信号機/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
6*
14-9-19
Tシャツでは、すこし寒い
-
クローバ ...
自由詩
11*
14-9-18
雨中遊泳
-
こうだた ...
自由詩
10*
14-9-18
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
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