「これよりわたしたちがHHM2へ献呈いたしますガッピョーは」
「一組の【私と傍らの友人】の立体視です」
「二本の詩の交錯で編まれた網膜に、一網打尽な舌平目のムルソー」
「そんな散瞳はいやだ、「そ ....
藍色など
群青色などと言って
壊れないで下さい
星が点滅する
或は惑星、
と言うか
全ては夜の表に光っている
私は私の肌色を光らせて
草原の上
月の下、
或は上
....
この分析文は、田中宏輔氏の作品『THE GATES OF DELIRIUM。』が、どういう構造・構成で作られているのかを視覚的に見せることを目的として書いたものだ。
本編はこちらで読める。
『 ....
よくしゃべる星空に相槌を打つ
とおりすがりのコンビニで買った
コンドームの箱をあけて数を数えてる
ティッシュボックスから
うすい紙引き抜いてするエモいファンタジー
こんなはずじゃなかったんだけれど
ぶらさげた青いくまのぬ ....
直線と曲線が折り重なり春がきました。そこは麒麟なんじゃない、キリンなんじゃない、きりんなんじゃない、夜のそこはまだ冷えるから
冷えたそこから声がする
長い長いきりんの首のそこから
聞いたこと ....
彼女は広くて一面真白の部屋で暮らしていました。それは、慎ましやかで、とてもおだやかな生活で、彼女はその部屋での暮らしを大変気に入っていました。それに、なんといっても彼女には愛すべき同居人がい ....
にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
要らぬ心配かもしれませんが、前回のHHMほどには開催前のいろんな声が聞こえてこない気がします。毎回同じように盛り上がる必要はありませんし、始まってみて参加作品の投稿があれば何も問題はありません。ただ ....
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
HHM2要項
〇開催目的
各人が、各人の好きなネット詩作品の魅力に対する熱い思いや考えを、魅力的に表現し交流することで、多様な作品との出会いのきっかけが生まれ、ネット詩がより豊かになる ....
やっぱりシーラカンスは
水の中でじっとしている
静かな静かな海の底
エンジンが故障しているからだ
わたくシの計算したところによりまスと
マグロの三十倍ぐらいのガソリンを
こやつは ....
日曜の昼間はぜいたくな席のようだ
時間はゆっくりで
間違った字をかいてもあせらなくていい
とがった消しゴムで無理に
消さなくていい
みんなだらりとしていてもいい
雲がふわりとあ ....
{引用=
「カスタネットを叩く小さな手が、乾いた音を空間に弾かせて赤と青のあわいにある星を見つけようとする。白眼は青みがかっていて世界中の秘密を引き連れてまだ秘密を作ろうとしてい ....
和歌や短歌などについて まったく経験のない私が、節分祭と名をうち
無謀にも 五七五で
ポイントなしの レスをつけさせていただこうという企画をやらせていただきました。
クレームを お茶目な節分祭は ....
電話はだいたい突然だけど休日をアクティブにだらだらしようと思っていたら突然モエモエからランチに呼び出されて駅前の定食屋で待ち合わせた。酢豚定食をたのみ、どうしたのと聞くとやっぱり好きな男のことで、やっ ....
ハリボテのビルの中 傘差して歩く
彼女はどしゃ降り
上方へ向かって広がりをみせる天井
あらゆるものが彼女の頭頂部へ
その一点へと集約する
聞き覚えのある声が降ってくるのに
傘は 骨ばかりの ....
ぼくはきみの芝居を観に行くと約束をした。流行の街の古びた小屋で行なわれる一人芝
居。友人から借りたハンディカムできみを撮るよ、とぼくは言った。しかし、ぼくのから
だは血糊で汚れていた。何度も落と ....
わたしのとういところをみぞれがながれていった
かこがかこらしいままかせきになり
結晶とわたしが
まったくおんなじそんざいになった
いつかひかるものとしてあつかわれる
幻の火にてらされ ....
■ 田代深子さん『後日譚』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/tashiro.htm
からくさ模様のように蔓が〈伸び〉、いろいろなものが〈伸び〉て、〈延び〉 ....
図書館裏に魔物を飼っている
放課後にしか見えない、しなしなの影を持っている
割れた花瓶に手を伸ばした時に
宇宙はたった五分前にできたのかもしれないと
赤い点々を増やしながら思った
だって ....
『コカ・コーラ。』
音楽を聴きながら。動きたくない。動かずに向こうから来てくれる、手紙や郵便物や、AmazonからのCDやペーパーバックは、疲れた心をベッドから引きはがしてくれる。加速度を届けてくれ ....
深海の音が耳から離れない
何を待ち続けているかは知らないけれど
安っぽい恋の歌に
スピーカーは怒り狂っているように
僕やこの部屋をどんどんとゆらしている
あの子が怪物を見つけたって言 ....
私っぽい
と変換しようとしたら
綿しっぽい
になったので
採用します
夢の中で元妻が
やっぱり子供をつくればよかった
と笑いながらいうので
....
されどあなた、そんなこと聞く前から決まってる「さよなら」以外何を?
『他人様の』作品紹介第三弾は、個人のブログから見つけた作品+αです。
◇つきコメントは私の感想です。
・個人ブログより
『ひそやかに、あなたと私の間に。』『詩人の飼い方SE(すぺ ....
あーとかうーとかとりあえず聞くけど返事は期待するな猫の腹
140122
本日はお仕舞いですすす
自働初期ののののののめ
かろりんころくろまりん
みまいせまいはらりこん
んころりんならけむりん
よめないすうじにひそむ
ころがるゆうきのに ....
あっ!とかさぁ口に出るよねどうしても。だって、でろりと覗く黄に責められる。
伊良部くん家の隣りには比較的小さなガソリンスタンドがあって、なんとなく家の中はいつもガソリンの臭いが漂っていて、とりあえず伊良部くんのあだ名はアラブだった。そんな家庭事情を伊良部くんなりに価値転換して ....
阿ト理恵さんのおすすめリスト
(928)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【HHM2参加作品】舌平目のムルソー(suigyo)を散瞳す ...
-
澤あづさ
散文(批評 ...
6*
14-3-28
エンジン
-
水衣
自由詩
6
14-3-26
【HHM2参加作品】田中宏輔『THE_GATES_OF_DE ...
-
こひもと ...
散文(批評 ...
2*
14-3-26
よくしゃべる星空に相槌を打つ
-
北大路京 ...
自由詩
8
14-3-25
ボーイミーツガール
-
モリマサ ...
自由詩
9
14-3-20
きりん/リレー詩
-
こうだた ...
自由詩
5*
14-3-18
ほねのみるゆめ
-
itsuki
散文(批評 ...
4
14-3-18
_にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
-
北大路京 ...
俳句
5
14-3-13
HHM2開催に寄せて_過去の批評祭作品レビュー
-
深水遊脚
散文(批評 ...
4*
14-3-11
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
-
北大路京 ...
短歌
6*
14-3-4
HHM2要項
-
香瀬
散文(批評 ...
3
14-3-3
春とバナナとシーラカンスの速さ
-
こうだた ...
自由詩
8+*
14-3-3
日曜時間
-
朧月
自由詩
5
14-3-2
星野屑子の冒険
-
手乗川文 ...
自由詩
8*
14-2-27
★三月三日_雛のお祭企画のお知らせ。★追加の連絡事項がありま ...
-
るるりら
散文(批評 ...
11+*
14-2-26
よせて_あげて_はさまれて
-
末下りょ ...
散文(批評 ...
4*
14-2-26
鳩は水色
-
こうだた ...
自由詩
3*
14-2-22
新作衣装の発表会__『羊・遅延』
-
ps.
自由詩
1
14-2-17
イニシエ
-
平井容子
自由詩
12
14-2-13
【レビュー】雲雀料理11号の感想_2/4
-
mizu K
散文(批評 ...
1
14-1-30
君のえくぼ秘密基地にしていいかい
-
カマキリ
自由詩
3
14-1-29
炎症/etc,_etc...
-
由比良 ...
散文(批評 ...
2*
14-1-27
明後日は眠る珊瑚
-
カマキリ
自由詩
2
14-1-27
綿しっぽい
-
ichirou
自由詩
10*
14-1-26
「君に言いたい事はないのか」
-
あかりん ...
短歌
2
14-1-26
他人様の作品紹介その3(ツイッターで私が紹介した作品いろいろ ...
-
こひもと ...
散文(批評 ...
5*
14-1-23
もふもふ
-
あかりん ...
短歌
2
14-1-23
のの
-
あおば
自由詩
7*
14-1-23
今朝のターンオーバー
-
あかりん ...
短歌
3
14-1-22
伊良部くん
-
末下りょ ...
散文(批評 ...
4+
14-1-21
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