ゴキブリなんて大っ嫌いギャーギャー言って逃げ回
るくらいだけどもっとキライなものがあってそれは
ギャーギャー言ってさわぐやつなんかみんなシねば
いいのにって思ってるそんな自分こそシねって思う
....
自分を描き出しながら東京24区は月の匂い
ソンナコトバハキライデス日常から切り離され取り澄ました言葉なんて体の表面つるりと滑っては落ちてゆくだけどこにも引っかからないワタシノッペラボウデスののっぽな棒にはA3POPペラを巻きつけはたはたと風に ....
古い草は苦いって思い込んでいると右隣の若い草
からしっぺ返し食うんだペシリパクリおかんむり
の画数なら同じなのに黙々と食んでいる木曜日は
羊みたい雲がもくもくと駆けてます欠けてます月
あかりの ....
ミアタラナイっていったら何を思い浮かべる?って聞いたらやっぱりメガネかなあって答えるそんなあなたが好きなんです眼鏡めがねはいつだって足らない時間スマホ片手に無駄に過ごすのに夢中で見足らないテレビならチ ....
まあ諸々、君に任せるよ。と丸投げて上司の得意技うっちゃりがいつだって炸裂する締切の直前にはげんなりする代わりにはんなりしてみませんか余裕ありげな笑み浮かべてお茶に花なんか浮かべてみて今週もまた会えなく ....
じゃがいもの冒険。昔昔、そのまた昔、昔と言ったらハムレットを思い出すが、
実はハムレットを読んだことはないんだ。ハムをバターで包んで、逆さ折りで
パイを焼くように。てのひらがバターを焦がす前に三時 ....
●か行の女の子のために
旅の扉
〇かこ
東京の映画館だからといって、年がら年中人が入っているわけではないと知ったあれは、小さなタワーの地下であまりにも有名な映画を ....
元気にしているだろうか。っておもうわざと思ったいつかのために
うんうんとわたしの横で言うきみのすこし遠くにやさしい鈍器
口ひとつ持ってしまった かなしいなきみの言葉を待てず話した
....
そうだ、筋肉という名前だった!
思い出したぞ!
あれは貧弱な力こぶを指で無理やり力こぶに仕立て上げた様な山の奥で人知れず粗末な生活を送っている街の名前であり私はその街を求めて九州街道をひと ....
昨日のおやつはコーヒーゼリーだった。
抹茶プリンから出来たmiso・スープの香りに誘われてキッチンに顔を出してみれば、
クッキーの形をした人形の右足だけが焼成前の段階において(既に)切り取られてい ....
少年は母を求め、苦悩する。その無垢な思いゆえに気づかなかった過ちを。
爆発してゆけ、
爆発という言葉の薄い層を突き破るように。
そのような ....
≠sweet noise
=silent jack
≒earphone jack
≦hijack
無口なジャックがハイジャックを企てた
ハイだからって高い場所じゃなくたっていい
....
「あ、空が落ちてる!」
水たまりのぬかるんだ縁
から始まる冒険はジャン
プして飛び越えると湖に
変わる。映り込んだ山を
眺めながらボートで漕ぎ
だすと、水面が波立って
海になる。この ....
子供の頃、森に捨ててきた犬が
数十年かけて戻ってくる
窓の外で鳴いている
ここをあけてくれよう
あけてやらない
もし窓を開けたが最後
わたしのほうが犬になって
寂しい荒野をさまようことに ....
湿気を含み
じりじりと指先に迫る煙草の火のような不快な暑さが
ぼくたちのクーラーのぶっ壊れた車内を
熱によって歪ませていた
「この夏の異常な暑さ」
と
ラジオの気象予報が繰り返 ....
夏にディズニーランドで買ったロンTをノーブラで着てる
きみってさ、いつもひざ怪我してるよね
たぶん毎回おなじなにかにぶつけて
探偵ナイトスクープみたあとセックスしたがるしさ
局長の涙が ....
ガードレール越えて
唇をかわして
あっちの歩道に渡るから
先に横断歩道を跨いで待っていて
さら砂掬うように
ヘッドライト掬ってみるけど
ほとんどの眩しさは
指の隙間から零れてしまい
手 ....
一昨日からペンギンのぬいぐるみの名前を考えている。私はペン助はどうかと言うのに彼は首を縦に振らない。じゃあなんてつけるのって聞くと黙りこむから、私はペン助と呼びつづけている。ペン助をもふりたい。ずいぶ ....
とくに仲よくもないけど足の裏いつかみたことがあったよ
大丈夫? あ、大丈夫です。 いや、血いでてるけど。 大丈夫です。 ポトポト
泣き虫なきみのいいと思うところかぞえてミートボール ....
五円玉の穴から覗けば見える都には雨が降り夏を追いまわし秋を連れてくる鈴虫の声高くお月見だ紅葉だと騒ぎ立てる人々をしりめに私は静かにしていたい静かにしていたい静かにしていたいだけなのに頭上のスピーカーは ....
そこにやさしさのふくまれることのは
さわる、よりもっとかるくふうわりと
かくさんしてゆくかそうくうかんから
ふとすくわれるたれかのこえきゅうに
うすさむいあさにはんらんするきせつ
ひたひたと ....
咀嚼そしゃく噛むカム
咀嚼そしゃく噛むカム
印の無いカフェで食べるランチにはジャコ
が入っていた十数個の目玉(すべて片目)
に見つめられながら食べる三品はおいしい
かい惜しい貝は入ってい ....
ひさかたの
氷水
君だけに
伝えたい比喩
わかるかな
かわるかな
千年に
一度の平日
一年に
千度の平熱
燃えない
ゴミの日
誰かの心に
凧が上がる日 ....
群っていう字は君の隣に羊がいるね
名前に羊を持つ私たち二人は
未年に群れをなし干支ひと回りするうちに
何も変わらないことなんてあるわけがなくて
私の名前は父がつけてくれました
ゴシック体 ....
もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼
常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは
あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ....
あつい夜
きみはかんたんに
きみを脱いだ
なにも覚えていられないくらい
美しい夢が終わって
抜けがらとぼくは朝を迎える
そうしたらもう
どっちが思い出なのかわからなくなっているん ....
割りばしにまとった電気アメみたいに 暗がりのなかをぼうっとしたい
さよならを言うまで朝まで矛盾したい最終回またどこかで
ひとっこひとりいない駅前で七月ピスタチオの価値を知る
....
親指以外の四本の指を折り曲げて爪を揃えて確認
する癖があるのだけれど、ラクダの彼はその上に
自分の揃えた爪を重ね合わせるような素振りをし
た電車の長い座席に隣り合わせて犬の前足みたい
だったん ....
近頃は笹の葉があちこちでさらさらしてるので、
私だってさらさら言ってみたかっただけです今日
は、朝から土砂降りで髪がくしゃくしゃしてやり
きれないから、毛布かぶって学校なんか休んでし
まえ全員 ....
阿ト理恵さんのおすすめリスト
(938)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕は寝ているふりをした/即興ゴルコンダ(仮)投稿.86
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こうだた ...
自由詩
7*
15-11-5
自分を描き出しながら東京24区は月の匂い
-
北大路京 ...
自由詩
7*
15-11-5
悲しみの透明なあり方/即興ゴルコンダ(仮)投稿.85
-
こうだた ...
自由詩
6*
15-11-2
苦い昼/即興ゴルコンダ(仮)投稿.82
-
こうだた ...
自由詩
3*
15-10-22
みあたらない/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外.81
-
こうだた ...
自由詩
3*
15-10-19
諸君!/即興ゴルコンダ(仮)投稿.80
-
こうだた ...
自由詩
3*
15-10-15
ひつじのひるね(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
1*
15-10-14
水溶性キネマ(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
3*
15-10-14
あの人は、どこか晴れたところで
-
初谷むい
短歌
1
15-10-13
初空のゆめ(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
4*
15-10-11
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく(ゴル投稿)
-
百均
自由詩
4*
15-10-11
エヴァンゲリオンごっこ
-
kaz.
自由詩
3*
15-10-9
サイレントジャック/即興ゴルコンダ(仮)投稿.78
-
こうだた ...
自由詩
5*
15-10-9
空が落ちてる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.75
-
こうだた ...
自由詩
5*
15-9-29
犬
-
春日線香
自由詩
5
15-9-29
ヘンドリックと青い空
-
オダカズ ...
自由詩
2*
15-9-28
ミッキーマウスの耳は横を向いても重なったりはしない
-
末下りょ ...
自由詩
3*
15-9-26
ルル
-
竹森
自由詩
1
15-9-23
名づく/即興ゴルコンダ(仮)投稿.74
-
こうだた ...
自由詩
8*
15-9-23
さようなら_さよなら_じゃあね_また明日
-
さわ田マ ...
短歌
5
15-8-31
真鍮の都/即興ゴルコンダ(仮)投稿.68
-
こうだた ...
自由詩
5*
15-8-29
触れる日々/即興ゴルコンダ(仮)投稿.66
-
こうだた ...
自由詩
4*
15-8-25
ルクレティウスの夜/即興ゴルコンダ(仮)投稿.65
-
こうだた ...
自由詩
5*
15-8-22
アメノチ
-
やまうち ...
自由詩
2*
15-8-22
群がる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.58
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こうだた ...
自由詩
6*
15-7-29
スイミ
-
さわ田マ ...
短歌
12
15-7-28
あつい夜
-
はるな
自由詩
7
15-7-23
最終回またどこかで
-
さわ田マ ...
短歌
6
15-7-9
星合/即興ゴルコンダ(仮)投稿.52
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こうだた ...
自由詩
5+*
15-7-8
そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけ/即興ゴルコ ...
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こうだた ...
自由詩
4*
15-7-4
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