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夕暮れは、いつも隣に座ってた

河川敷の土手に、いつも僕と座ってた

何を話すでもなかった

ただ何となく、二人で座ってた

夕暮れは、いつも時間になると帰ってった

泥だらけ ....
たとえば接続詞の消えた世界で、そうして人類は文脈から解き放たれ。
ゆえに僕は何にも縛られる事なく、しかし君とは手を繋ぎたいけれど。
紙飛行機じゃ重そうだから、かみひこーきを飛ばそう。
ひらがなを覚えた頃の、あの、とてつもなく軽い心で。
病床の旧友よ、それでもなお、夏への憧れを失わずにいておくれ。
学び舎は今でも坂の上に、サイダーは学食の自販機で冷えているよ。
落ちこぼれの僕たちは、硝子瓶の外へこぼれ落ちてしまおうぜ。
美しいだけの硝子瓶の外へ、泥臭いトレッキングブーツを履いて。
食パンは6枚切り。
君と僕と近所の鯉とで2日分。
木葉 揺さんのクーヘンさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れは、いつも- クーヘン自由詩13*21-3-23
接続詞- クーヘン自由詩8*20-10-26
かみひこーき- クーヘン自由詩7*20-10-12
サイダー- クーヘン自由詩15*20-7-23
落ちこぼれ- クーヘン自由詩13*20-5-29
食パン- クーヘン自由詩4*19-8-17

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