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時折
君の身体から星が発生した
君はいつもそれを
無造作に僕にくれた
――君は星が好きだから
そう云って微笑っていた

何故身体から星が発生するのか
君自身も知らなかった
――何故だ ....
幾重もの黄昏が
共鳴する中を歩いている
自分の黄昏
知っている誰かの黄昏
あるいは知らない誰かの黄昏
数知れぬ意識の黄昏

黄昏てゆくのは今日という日
あるいはなんらかの時世
あるい ....
頭上にはきらめく星に満ちた夜空があり
その夜空へと向かう銀の螺旋階段があった

その螺旋階段を
のぼってゆく二人がいた
それもワルツを踊りながら
くるり くるりと
軽やかに優雅にのぼって ....
木葉 揺さんの塔野夏子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星_座- 塔野夏子自由詩19*22-1-1
共鳴する黄昏- 塔野夏子自由詩11*20-5-27
星空への螺旋階段- 塔野夏子自由詩2+*19-12-31

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