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150606


めがねの度が合わなくなってきた
またお金がかかるわね
本を買うお金がこうして消えて
めがねをかける必要の無い
兄弟姉妹が羨ましいと思う
そ ....
                  150516


おはようございます! みなさま♪
何十年ぶりにお会いするのでしょうか
気の早い方は、もうお亡くなりになったりして
馬齢を重ねただけの先 ....
パンが食べたい


結婚して子供をもうけたが
三十過ぎに発覚した病が原因で離婚
その後は親もとで闘病生活の女性を担当している
駅前のマクドナルドで聞いた
きみの近況

脳下垂体の異常 ....
新緑の木漏れ日
雨上がりの朝
ひとの気配を飲む森
まぐわうように
愛をからませて吐く息
命の匂いに満ち満ちて止まない
そんな五月のように私たちが求めて止まないころ
得ようとしていたもの
 ....
いま目の前を上り列車がひとつ通過いたしまして、さてさてお集まりの皆々様よ、おんなののろいをみたいとお集まりで、おんなのなみだをみたいとお集まりで、ついでに死ぬおんなや殺すおんな、蛇やら龍やら見せましょ .... レトロ列車で鉄旅を


南リアス線
●盛駅
ゆらゆらゆらら
青海原に
水うつよい音
季節の風をたしかめて
列車のなかは
ひだのはいった
優雅なカーテン
むき出した配管が
懐か ....
泥に 打ち水まいて
きれいな花だけを 束ねようとしてる
ばれやしないか 鼻先をとがらせて
潜水する ココロのなかみは
あんがい見えるもんだ
表情一つ 連動する動作
発する声のト ....
その男は 
幾つも電球を並べた灯りの下で
ぼくの胸を切り開き不機嫌な心臓を取り出した
心臓の中に豚を入れ調子よく動かそうというのだ
更に男は心臓のあった空洞を覗き込み
ぼくさえ知らない潜み物 ....
町の
流れから
取り残されたものたちが
風に
捨てられたものたちが
身を寄せ合って
淀んだビルの谷間

愚痴は
爆ぜる気力さえ
失って
飲み込まれていく
切り裂かれた皮膚から
去っていった細胞が
シクシク泣いている

あの日開いた傷口は
新しく育った細胞にふさがれて
戻る場所はもうない
青い空がおいでって私を呼んでる
ずっと夢見ていた旅立ちの日

春の風が何度も私をせかして
早く早くって言うけれど

飛び立つにはけっこう勇気がいるのよ
心臓がドキドキして今にもはじけそう ....
あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声

私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ....
 *与ひょう(仮)

あなたのいのちの陰影を
はきだめから拾い集めた
{ルビ文字=もんじ}の墨と二枚の舌で
なぞりたいのです

顏の砕けたおつうさん
どうか一編の愚行と
淡雪のよう ....
吹く風に逆らわない。
それは吹かれるまま
流されてしまうのではなく、
その風を味方につけて。

風はきっと良い所に運んでくれる。
きっと素敵なことが待っている。

今ま ....
鬼が厄祓いをお願いしに来ている 父の額に手を置いて

硬く冷たい頬をなでながら

最後の言葉を贈る。

「ありがとう、お父ちゃん。ありがとう。。。

次もまた、お父ちゃんの子供に生まれたいなあ・・・・。」

風に ....
七月のある日 兄は ぼくを呼んだ
風通しの良い部屋に一人伏せていた兄は
「今度は帰れないかも知れない」という
「弱気なことを…」
ぼくはそう言ったきり次の言葉が出ない

幼少時父も母も病で ....
アギーレが
実はヨルダンの
予選1位通過に賭けているので
急遽、街をぶらぶらしていた
日系ブラジル人らしき
ホルヘ・リベラ・ナカジマと
カルロス・ミゲール・デ・オリベイラ・ルイス(なげえよ ....
 ふと誰かが呼ぶ声にはっとして玄関に出てみた。やや関西訛りのする初老の胡散臭い中年が立っていた。薬売りだという。昔ながらの熊の謂だとか、小さなガラス瓶に入った救命丸など、まったく利きそうもない薬をずら .... ほどよく乾いた小枝や
抜け落ちた羽根や
通り過ぎていった月日の
さまざまを
ちりばめておく
もうそこは
きみのねぐら以外のナニモノでもない

広い宇宙のなかで
ただひとつだけ
選ん ....
はらはらと、風に揺られて
前方に、無数の枯葉等は舞い
鎌倉の湿った土に降りつもり…

旅人はぬめり、ぬめり
幾世代もの黒ずんだ枯葉等を
踏み締めてゆく

両側の
崖と崖を削った、一本 ....
陽の当たらない玄関の
下駄箱の上に置かれたガラスの水槽
その中に金魚が一匹 

夏の宵
太鼓の音や提灯に囲まれた広場の
入り口で掬い取られて 
運ばれてきた

  たくさんの兄弟と泳 ....
山を背にした集落の
家家の屋根から突き出た鐘楼ひとつ
奥の旅を終えた芭蕉も伊勢に下る船上で
この鐘の音を聞いただろうか

港のあったこの集落に都会の風が吹き込んで
集落を縫う曲がり ....
机に置いた
一人のどんぐりが
ランプに照らされ、光ってる
胸に心があるように

誰かが云った
(どんぐりの背くらべ)である中の
彼こそが
何かを識っているように  




 ....
腹の中

むかし 
おふくろは言ったものだ
「おれの腹断ち割って見せたいものだ
 真っ白じゃで…」
そう あなたは 
腹に一物持つような了見など有りはしなかった

だが
子ども達は ....
すべての望みをかなえることができないように
すべてのいのちをいきることができないように
ぼくたちはあるフレームできりとられた風景を生きる

ことばでそれらをデッサンする
どうやったら頭のなか ....
昨夜も死と戦っていた

胃カメラを飲むように

ぼくは死と戦っていた

ずん胴な土管をイメージして

胃カメラをやり過ごすように

染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に


薄 ....
地軸のかたむきが季節をもたらすように
こころのかたむきは炎のまわりを公転し
くるくると自転し陰翳を刻みつづける

同乗したドライバー仲間と
仕事は5月と10月がいちばんいいね
あとは暑いと ....
たかが検査 とは言え一晩入院
担当医は 大腸からの検針で麻酔無しだというが
ネットの口コミ体験談は どれを見ても大変そうだ
あるものは手術だといい あるものは 銃で撃つのだという
さらには 神 ....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた


母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
……とある蛙さんの自由詩おすすめリスト(2548)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眼鏡。- あおば自由詩6*15-6-8
グッドモーニング_トゥー_オール- あおば自由詩8*15-5-18
食べる_二編- 乾 加津 ...自由詩22*15-5-14
あなたに終わらない五月を- たちばな ...自由詩30*15-5-11
のろいのために- 片野晃司自由詩12*15-5-1
三陸鉄道〜その瞳をみていたら〜より- 黒木アン自由詩4*15-3-30
『戦う細胞』- 座一自由詩315-3-29
開胸手術- イナエ自由詩17*15-3-29
淀み- イナエ自由詩7*15-3-25
傷跡の痛むときに- イナエ自由詩16*15-3-5
たんぽぽ春のパラシュート- 未有花自由詩16*15-3-2
お日様の詩- たちばな ...自由詩12*15-2-17
夕鶴奇譚- ただのみ ...自由詩26*15-2-14
- chiharu自由詩9*15-2-4
鬼が厄祓いをお願いしに来ている- 北大路京 ...自由詩315-2-4
ありがとう。- 梓ゆい自由詩615-2-3
寒い夏- イナエ自由詩22*15-2-2
アギーレジャパン- 花形新次自由詩115-1-17
薬売り- 山人自由詩5+*15-1-17
おかえりなさい- そらの珊 ...自由詩22*15-1-8
太刀洗の道- 服部 剛自由詩5*15-1-4
冬の金魚- イナエ自由詩16*14-12-15
時の鐘スケッチ- イナエ自由詩14*14-11-13
どんぐり君- 服部 剛自由詩214-11-9
腹の中- イナエ自由詩11*14-11-9
素描- 梅昆布茶自由詩1914-11-5
染み渡れ- 吉岡ペペ ...自由詩1114-11-5
ある四季- 梅昆布茶自由詩1614-10-20
前立腺針生検- イナエ自由詩7*14-10-20
正座__/__想い出した情景- beebee自由詩2414-10-20

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