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仏間に置かれた古い位牌。

昭和十九年七月二十九日、ビルマ國ニテ戦死。
薄くなった金箔の文字で
位牌の主を語っている。

この家は最後娘一人となり
今から50年以上前に血筋が途絶えたのだ ....
父の額に手を置いて

硬く冷たい頬をなでながら

最後の言葉を贈る。

「ありがとう、お父ちゃん。ありがとう。。。

次もまた、お父ちゃんの子供に生まれたいなあ・・・・。」

風に ....
手塚治虫、仕事中居眠りをしたとき起こした編集者に向かって
「私は、寝てなどいない!!横になって眠気を取っていただけだ!!」と
言い放っていた。
私は、実家に帰省し家で湯船浸かったら高確率 ....
通り過ぎた足音に連れ去られ

この世の全てから誰かが消えた・・・・。

それは、助けを求める声さえも無視をして

「何もなかった。」という一点張りのまま

天袋だけを見つめている・・・ ....
傷ついた身体を引きずりながら

女達は歩いている。

時が過ぎ、いつかは存在すらも

見知らぬ人々の波に、埋もれて行くのだろう。。。

百年先も/千年先も

残るモノはあるのだろう ....
……とある蛙さんの梓ゆいさんおすすめリスト(5)
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