すべてのおすすめ
さあ悟れずに生きていく

線路に財布を落とすようなとき

駅員がひとりもいないようなとき

ホームから降りて財布をとるようなとき

だれかが非常停止ボタン押して大騒ぎ

平成は昭和 ....
赤い線が
皮膚の上に浮かび上がる
今朝
バラのとげが作った傷が


わたしのからだの中の
赤いこびとたちが
あたふたと
いっせいに傷をめざして
走っていることだろう

猫を飼 ....
地球が 狂ったんぢゃない
太陽が 機嫌をそこねたのだ
何の理由か知らないが
だから
庭木を見ならって
世紀の酷暑に 対しては
すなおになって 耐える以外にない
そして 雀も鴉も
雑木林 ....
きみはいきものたちの銀河だ

気持ちは時間でしか消せない

宇宙のどこを磨こうかって

まるで心のなかみたいだ

磨く所があるから美しい

あるから浄まりもするのだ

きみはい ....
僕は竹輪が大好物で
性格も 真ん中がからっぽで
夏場は風通しも良いが冬は寒い

いまだに大好きな彼女には文無しの飲んべえだと
思われているのだが残念ながら
ほとんど当たっているのでとても悲 ....
{引用=*名を呼ぶ}
名を呼ぶ
ここにいないあなたの
井戸へ放った小石のように
真中深く 微かに響き
瞑っても
抱き寄せることはできず 
こみ上げる揺らめきの 
糖衣はすぐに消えて
 ....
あなたと話した日に
梅の花が咲いていたことを
私は忘れない
それが夢の中なのか
現実なのかはどうでもいい

あなたの後ろでピンク色の
花が咲いていました
あなたはとてもうれしそうで
 ....
空を見上げる。
 
留まる鱗雲に、ふと時の流れを忘れる。
 
風の櫛が髪をすく。
 
目をつぶって風の匂いを嗅ぐ。
 
夏が近づいている。
 
あの夏を思い出してみる。
 ....
世界でいちばん大好きな君に
上海美人の君と
玉川温泉に行こうとおもう

蘇州は水の世界
上海のなんとか空港は海のそば

テレサテンの空港を
しっとり歌うきみは

僕の恋の予感を
 ....
        柿の若葉が
 さみしいかぎりの 裏庭で
卯の花月の かぜとひかりに
        たすけられ
    おいで おいで と
      子すずめたちに
     ささやいて ....
あの日瞳に映った空は
きっと君のどこかに仕舞い込まれ
ときおり顔をのぞかせ驟雨となって
だれかに降り注ぐのでしょう

こころと身体は不可分です
ホイットマンが僕のどこかに
宿っていて欲し ....
{画像=141123182108.jpg}
(京葉線東京駅、東京国際フォーラムの朝焼け)





電車にもたれ
風を切る音に身を任せる
いつもは
意識の外に置いている音や揺れ
 ....
          小さな秋に
    里のまつりのイベントで
       そしらぬかおして
そのひとは 全身を着飾っている
     薄墨いろのはなびらと
 セピアいろのこの葉でもって─ ....
{画像=140913144617.jpg}




僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
霧笛聞こえるCaster吸う背中 {画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
人魚の瞼厚くキラーフレーズの波音 凹んだままもどらないこころを
あえて膨らまして生きている弾力をおもう

生きることに引きずり回され
足下がみえないまま歩をすすめて行かねばならない
立ち止まるわけにはゆかないのだ
それが残 ....
何も浮かばない時
詩を書いた 僕
何か そうだった

何かが浮かぶと思った
風が 強い日
扉を 部屋へと 開ける

乾いた 手で
中に入り
窓の外を見る

揺れる 草木を
見 ....
クーポン使って損をしている 誰もいない夜
クレジットカードの請求額を確認していると
代々木駅の 駅前に
並んだ食堂が 頭を掠める
どこに行くというわけでもないけれど
ゲームセンターではない
そんな気がする 記憶が ....
いちばんたいせつなもの

財布だろうか

いのちだろうか

ものとかだろうか

いちばんたいせつなもの

いちばんなんてあるのだろうか

いちばんってなんだ

なに決めつけ ....
誰もが夕暮れには傾いて見える
家へ酒場へあるいは虚空へと

夕暮れに姿勢がいいのは
電信柱と案山子だけなのかもしれない

僕はきみに傾いてゆきたい
いつかきみの傾きとぶつかるまで
昔は風俗街だった
生まれた街で
僕も自然な欲望を晴らしたかった
釣り糸を垂れ
行き交う人の流れに交じる
君も生きた
そして
その入り口からたたき出された


電車に乗るとき
 ....
     からっ風に吹かれ
     あなたはひとり
     どこへ往く
     寒かろう
     たったひとりでは
     あなたの暖となり
     ともに往き ....
入院初日十羽鶴でも嬉しい 私の中の詩を探しつつ
冷たい風の中を歩く
鳥が鳴いて
水が流れて

そんな道を歩きながら
私は私の内側しかみていない
鴉がどこのなにを見ているのだろうか

電柱の頭からうめきもせずに俺は俺で

キジバトがたむろするアベニューから

天馬とおぼしきちぎれ雲を眺めている

相変わらずコスモの塵埃を吹き続け ....
雲を食べ尽くして流星群待つ 死神踏みつけて明日まで歩く
舞狐さんの自由詩おすすめリスト(553)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
孫悟空の八つ当たり- ペペロ自由詩819-3-12
猫とバラ- そらの珊 ...自由詩25*18-9-19
乱_心- 信天翁自由詩118-8-3
夏の夜の高原- 吉岡ペペ ...自由詩317-8-4
竹輪のうた- 梅昆布茶自由詩12*17-8-4
おかし詰め合わせ- ただのみ ...自由詩18*17-7-29
手の花- 朧月自由詩317-3-3
消えていった詩を思う。- 元親 ミ ...自由詩416-4-28
私は何者でもない。- 梅昆布茶自由詩5*16-4-28
梅雨入り前に- 信天翁自由詩316-4-25
ミッション- 梅昆布茶自由詩2116-2-21
揺れて風を切る _/ _弾丸列車- beebee自由詩22*14-11-23
仮装- 信天翁自由詩314-11-7
憧れ_/_私は途方にくれている- beebee自由詩3214-8-31
霧笛聞こえるCaster吸う背中- 北大路京 ...自由詩214-5-7
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ- beebee自由詩22*14-5-6
人魚の瞼厚くキラーフレーズの波音- 北大路京 ...自由詩214-5-6
弾力- 梅昆布茶自由詩2114-4-15
コンビニのない街から- 番田 自由詩214-4-15
クーポン使って損をしている- 北大路京 ...自由詩514-4-14
アパートから窓を開いて- 番田 自由詩414-4-12
いちばんたいせつなもの- 吉岡ペペ ...自由詩514-4-11
夕暮れ- 梅昆布茶自由詩2514-4-4
心の淀み- 番田 自由詩213-5-2
からっ風がわらうとき- 石田とわ自由詩7*13-1-7
入院初日十羽鶴でも嬉しい- 北大路京 ...自由詩5+13-1-6
冬のおと- 朧月自由詩412-12-31
凍てついたサウンド(四)- 信天翁自由詩112-12-30
雲を食べ尽くして流星群待つ- 北大路京 ...自由詩1012-12-30
死神踏みつけて明日まで歩く- 北大路京 ...自由詩812-12-30

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