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影を追う
背に
張り付いている
孤独
夜になると
向き合って
数え切れないほど
泣きました
水たまりに
光る
希望
そこには
自分の姿が
ちゃんと
映ってい ....
いつか 私は夜で
星の鼓動を抱いては太陽を想った
いつか 私は昼で
鳥の歌声を聴いては月を想った
いま 昼と夜は交わり黄昏になる
見上げれば見覚えのあるアゲハチョ ....
本当や嘘は
世界(ここ)に渦巻いてて
本心を晒け出しても
事実には結び付かなくて
変わる 変わる…願いに変わる
でもそれすらも
時にかき消されるから
真実に結 ....
となりのうちのメイザさんは
とってもすてき
もうとっくにおばさんのはずなのに
まだ17さいみたいにみえる
「て」も「あし」もちいさくって おにんぎょうみたい
でも なんだか「てつぼう」みたい ....
4月14日 雨-----------------------------------
憧れのあのひと 人気者
あんなに綺麗な人と ほら・・・ 仲良さそう
あたしなんか どうせ カエルみたいだし ....
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もう眠ることが仕事になってしまったね。
丸くなって眠っている。
お気に入りの毛布とタオルケット。
近くのカーペットにはおしっこの染みもある。
首筋 ....
その昔
はるか彼方で
落としてしまったもの
探しに出かけます
もういいかい
もういいよ
細い声を頼りに
さらさらとささやく木々の言葉
滴るしずく
....
きみの一日を 僕は知らない
きみが毎朝買っているパンの味も
きみが気にして飲んでいる健康ドリンクのことも
きみが僕に隠れて嬉しそうに読んでいる新聞の四コマ漫画のことも
きみが髪を無造作 ....
何かを求めて 足を早めた日も
探したものを見つけられず
膝を抱えたあの時も
何時も何時の時でも
君は君のままでいい
すべては答が決めるのではなく
どんな日の君の瞳も ....
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ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
....
僕の初恋は
とてもとても遅かった
僕は口下手で
人付き合いも下手で
不器用だった
そんな僕に
君は笑いかけてくれた
隣に座ってくれた
思い切って食事に誘った
君はきてくれ ....
いつも迷惑をかけて
ごめんね
ありがとうじゃ
伝えきれない気持ち
照れくさくて
言葉にできないケド
本当は、ね
一緒に何かを作ったり
ばかして笑いあったり
何だかんだ言いながら
....
山国で育った
目をとじると
どこまでも青いものが広がる
海だった
そうやって彼は
ときどき山を越えた
どど〜んと鯨になる
風のように
しなやかに両腕を伸ばし
....
現在を座標としてとらえると
それは常に原点であり
未来は北の方角になります
そうなりますと
過去は南の方角ということです
西やら東やらは
存在はするのでしょうが
詳しいことは不明 ....
あなたがいると
この上ないほど幸せで
自分が「幸せ」だということを実感する
あなたがいないと
この上ないほど不安で
もう会うのをやめようかと思ったりもする
それでも「幸せ」 ....
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急に立ち止って後ろ足を張って立っている。
それは猫足のような立ち方ですが、
猫が秘めているような力強さはなくて、
掴まり立ちをした娘のようなんです。 ....
一緒になろぅ
耳に届けば心は梔子
一緒になろぅ
口づけ交わせば心は深紅
一緒になろぅ
眠ってしまえば心は濃藍
あなたは昔言いました
…お前、偽物だ。と
寂しげにぽつり言いました
…お前、偽物だ。と
私 言い訳を探して
だってあなたは脳の病気だし
寝たきりでろくに口もきけない ....
東京は
雨の音だから
なにかにあたる
音だから
なにかに裂かれる
音だから
東京は
雨の音だから
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遠い日に想い出すことはなに?
近い日に想い出すことはなに?
振り返りながら君は笑って言う。
なんだろ、何かあったっけ。
真に孤独である意味はな ....
年を重ねる度に気付かされ 恥じる
無知なことの愚かさ
自らの殻を閉じて 懸命に生きることに励めば
独りよがりだと,誰かが呟く声が聞こえた
地球と年月の巡りとはひどく残酷でおもしろい ....
哀しみを生きるとは
舗装されていない
デジタルな道をゆくようなものだ
がんばればなんとかなる、なんて思っていた
そうならないことなんかない、そう思っていた
間違っていたん ....
ねぇ
あなたがいてくれたから
わたしこうして持ち直せたよ
あなたがいなかったらわたし
じぶんのいのち
食べちゃってたよ
ぼくを好きでいることをやめた
きみを許す
旅びとだから
きみを許す
たましいは一人でしか抱けない
ぼくを許す
旅びとだから
ぼくを許す
唇できみのからだ ....
{画像=080406010521.jpg}
激しい自己嫌悪に疲れた
物憂い晩春の夕暮れ、
壁に凭れながら、
眠りたいと思った時、
もしかするとこの眠りたいというのは
死にたいということなの ....
子供の頃のように
過去も未来も関係なく
無邪気に笑う事ができたなら
きっと君に
好きだって
伝える事ができたのに
君の桜色のその泪
はらはらと散る前に
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの
気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
桜の花の咲く頃
僕と君は出会った
黒く流れる髪
花より紅い唇
桜の精のような君だった
僕たちは付き合うようになった
映画もいっぱい行った
ドライブもした
桜のになると
必 ....
俺は基本的にボロを纏い
本物を見つけてみたかったんだ
本物を見つめていたんだ
薄汚れたにカーディガンに
色落ちしたスウェット着てさ
穴だらけのジーパンを穿くんだ
指差して汚 ....
% の記号を書いて
○ で囲ったら
少し首を傾げた
{ルビ埴輪=はにわ}の顔になった
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