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 43年ぶりに高校の同窓会に出ることになって、卒業写真を探していると、古い写真入れの中から一枚の写真が出て来た。それは母の遺品の形見分けの際に兄から渡されたものだった。古い毛ばだった厚手のコートを着て .... {画像=141123182108.jpg}
(京葉線東京駅、東京国際フォーラムの朝焼け)





電車にもたれ
風を切る音に身を任せる
いつもは
意識の外に置いている音や揺れ
 ....
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僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
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ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
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人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている

私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....
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曇り空が雨になった
今日も外はたっぷりの湿気と
喉を締め付ける暑さだ
雨滴が大きくなって硝子を叩く

雫が流れていく
交差点は水煙 ....
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** いつものイタリアンレストランで **


今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い

 ....
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からっぽな心 / 電車の影を追って


電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
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打ち寄せる砂浜に
文字を書いている

崩れ消えて行く文字達

流木を持ち
強く刻み付ける

水際に暗く強く ....
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迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ

途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ

 ....
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夜道をぼくは、ぼくよりも前へ出ようとする
影の足を踏み付けながら、駆けるようにして
歩いて来た。街も木も灯も見ずに、ただ足元
ばかりを見詰めなが ....
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神社の縁の下は雨宿りの場所で
みんなの隠れ場所だ
賽銭箱の階段の脇から入って
宝物を蜘蛛の巣の奥に隠した
捨て犬も捨て猫も一緒に連れ込んだ
 ....
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今日は窓際の席は止めよう
曇り空にスリットが入り
わずかに日の光が差し始めたけれど
今日は明るい景色を見たくない
風に揺れる梢も
今しば ....
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砂浜の風が
朝夕に向きを変えるように
君は気分で風を変える

冷めている空気が
暁の光に変色する時
君は急に大人びた表情を見せ
自足の笑 ....
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想う

無責任な放埒さを

道は幾つもあった
途中には
見えて来たものが色々あった
それはそれで良い

片意地を張り両手を拡げた ....
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ぼくはNを持つよ
引き合う力が強く
反発する力が強い
君はSを持つんだ
不器用なところが似ている

お互い引き合う力が強いだけでは一緒に
 ....
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木は両手を拡げて
わたしを暖かく抱きしめた
拡がる手の先には
青々しい梢がさらに広がり
そこでは緑の子供達が風に踊っていた

寝ころんだベ ....
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想いを繋ぐのはいつも
言葉だった。

小学生の時、
友達と口げんかをしても
さよならは忘れなかった。
またね、と別れると、
次の日はまた ....
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飛べ 飛べ
おれよ 飛べ

まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ

踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ....
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夏風邪に


鄙(ヒナ)びし夢みる心地する


見上ぐる天井に思い出あり
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掴まり立ちする息子を支え、
私に振り向く妻の肩先に思い出す情景がある。

思い出すとあの日私は
父親の傲慢な仕打ちに猛然と腹が立ち、
押し入 ....
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梅雨明けは嘘だった
というような空模様だよ


交差点の上には
大きな曇り空があって
今日一日分の雨の塊が
固まって浮かんでいる

 ....
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手頃なる橙ひとつ


夕暮れの熱き雲よりつかみ取ってよ


 
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私は自分が泣くとは思わなかった


同僚と酒を飲み
語り合い
別れた時
涙が出た


酒を飲んで居ても友に言えなかった
卑しい自分 ....
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大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている


39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を ....
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鳴いている 
鳴いている

あれは赤ん坊ではありません
あれは 初夏を迎えて
どうしようもなくなった

あれは 猫ですよ

家々の窓 ....
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それはsora色のシャツ

soraのくうきの燦めきがプリントされている

soraにかざすと青空が拡がるの!

白いくせにsoraが ....
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今日もまた
窓硝子に映った自分を見て、
少し微笑んでみせる。

いつもの挨拶
いつもの仕草、

駅前の喫茶店の指定席、
リングノートに ....
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私のテレビは
真空管から宇宙へと通じている。
だから赤と青と黄色の虹が
画面から青空へ架かっている。

そこでは
虚像こそが実体を有し、
存 ....
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かつて私の心は安らぎを知らず、
盲目の内に両手は前を探っていた。
手は悴(カジカ)み、
指先は熱い火傷を負い、
心は暗い深淵の内に浸かっていた。 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_モギリ_/_冷たい大理石の記憶__- beebee散文(批評 ...5*19-3-10
揺れて風を切る _/ _弾丸列車- beebee自由詩22*14-11-23
憧れ_/_私は途方にくれている- beebee自由詩3214-8-31
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ- beebee自由詩22*14-5-6
人はみな心の中に花園を持っている- beebee自由詩27*12-11-12
夏の雨_/_浸透水- beebee自由詩27*12-7-20
幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ- beebee自由詩20*12-4-23
からっぽな心_/_電車の影を追って- beebee自由詩28*12-2-5
波に消される文字に_/_自分よ、心のままにあれ- beebee自由詩33*11-11-10
迷子_/_寄り添ってきた想いへ- beebee自由詩20*11-10-16
夜_道- beebee自由詩13+*08-11-23
縁の下_/_夏の記憶- beebee自由詩2308-11-8
季節の変わり目に_/_いつものイタリアンレストランで- beebee自由詩1008-10-19
君からの風- beebee自由詩2008-10-5
フリー_/_自分らしく生きるということ- beebee自由詩1308-10-1
一人の磁石は愛を持つか- beebee自由詩1308-9-25
空を抱きしめる梢_/_木陰に揺れる木洩れ日と共に- beebee自由詩20*08-9-14
コトバ_/_想い- beebee自由詩2608-9-7
飛べよ_おれ- beebee自由詩1308-8-24
独居寝(ヒトリネ)の詩- beebee短歌5*08-8-23
因循と輪廻と繋がる想い- beebee自由詩18*08-8-5
8月1日- beebee自由詩808-8-2
夏の橙(ダイダイ)- beebee短歌708-7-31
帰りの電車で_/_これもまた過去の記憶- beebee自由詩1708-7-10
額に手は繋がっている- beebee自由詩2508-7-5
- beebee自由詩7*08-6-27
sora色のシャツ- beebee自由詩7*08-6-25
いつもの席のいつもの仕草- beebee自由詩16*08-6-22
雲南の踊り子- beebee自由詩7*08-6-19
目病(メシ)いの口上- beebee自由詩5*08-6-17

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