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43年ぶりに高校の同窓会に出ることになって、卒業写真を探していると、古い写真入れの中から一枚の写真が出て来た。それは母の遺品の形見分けの際に兄から渡されたものだった。古い毛ばだった厚手のコートを着て ....
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(京葉線東京駅、東京国際フォーラムの朝焼け)
電車にもたれ
風を切る音に身を任せる
いつもは
意識の外に置いている音や揺れ
....
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僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
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ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。
小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
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人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている
私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....
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曇り空が雨になった
今日も外はたっぷりの湿気と
喉を締め付ける暑さだ
雨滴が大きくなって硝子を叩く
雫が流れていく
交差点は水煙 ....
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** いつものイタリアンレストランで **
今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い
....
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からっぽな心 / 電車の影を追って
電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
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打ち寄せる砂浜に
文字を書いている
崩れ消えて行く文字達
流木を持ち
強く刻み付ける
水際に暗く強く ....
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迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ
途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ
....
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夜道をぼくは、ぼくよりも前へ出ようとする
影の足を踏み付けながら、駆けるようにして
歩いて来た。街も木も灯も見ずに、ただ足元
ばかりを見詰めなが ....
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神社の縁の下は雨宿りの場所で
みんなの隠れ場所だ
賽銭箱の階段の脇から入って
宝物を蜘蛛の巣の奥に隠した
捨て犬も捨て猫も一緒に連れ込んだ
....
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今日は窓際の席は止めよう
曇り空にスリットが入り
わずかに日の光が差し始めたけれど
今日は明るい景色を見たくない
風に揺れる梢も
今しば ....
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砂浜の風が
朝夕に向きを変えるように
君は気分で風を変える
冷めている空気が
暁の光に変色する時
君は急に大人びた表情を見せ
自足の笑 ....
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想う
無責任な放埒さを
道は幾つもあった
途中には
見えて来たものが色々あった
それはそれで良い
片意地を張り両手を拡げた ....
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ぼくはNを持つよ
引き合う力が強く
反発する力が強い
君はSを持つんだ
不器用なところが似ている
お互い引き合う力が強いだけでは一緒に
....
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木は両手を拡げて
わたしを暖かく抱きしめた
拡がる手の先には
青々しい梢がさらに広がり
そこでは緑の子供達が風に踊っていた
寝ころんだベ ....
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想いを繋ぐのはいつも
言葉だった。
小学生の時、
友達と口げんかをしても
さよならは忘れなかった。
またね、と別れると、
次の日はまた ....
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飛べ 飛べ
おれよ 飛べ
まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ
踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ....
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夏風邪に
鄙(ヒナ)びし夢みる心地する
見上ぐる天井に思い出あり
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掴まり立ちする息子を支え、
私に振り向く妻の肩先に思い出す情景がある。
思い出すとあの日私は
父親の傲慢な仕打ちに猛然と腹が立ち、
押し入 ....
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梅雨明けは嘘だった
というような空模様だよ
交差点の上には
大きな曇り空があって
今日一日分の雨の塊が
固まって浮かんでいる
....
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手頃なる橙ひとつ
夕暮れの熱き雲よりつかみ取ってよ
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私は自分が泣くとは思わなかった
同僚と酒を飲み
語り合い
別れた時
涙が出た
酒を飲んで居ても友に言えなかった
卑しい自分 ....
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大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている
39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を ....
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鳴いている
鳴いている
あれは赤ん坊ではありません
あれは 初夏を迎えて
どうしようもなくなった
あれは 猫ですよ
家々の窓 ....
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それはsora色のシャツ
soraのくうきの燦めきがプリントされている
soraにかざすと青空が拡がるの!
白いくせにsoraが ....
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今日もまた
窓硝子に映った自分を見て、
少し微笑んでみせる。
いつもの挨拶
いつもの仕草、
駅前の喫茶店の指定席、
リングノートに ....
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私のテレビは
真空管から宇宙へと通じている。
だから赤と青と黄色の虹が
画面から青空へ架かっている。
そこでは
虚像こそが実体を有し、
存 ....
{画像=080617003626.jpg}
かつて私の心は安らぎを知らず、
盲目の内に両手は前を探っていた。
手は悴(カジカ)み、
指先は熱い火傷を負い、
心は暗い深淵の内に浸かっていた。 ....
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(49)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_モギリ_/_冷たい大理石の記憶__
-
beebee
散文(批評 ...
5*
19-3-10
揺れて風を切る _/ _弾丸列車
-
beebee
自由詩
22*
14-11-23
憧れ_/_私は途方にくれている
-
beebee
自由詩
32
14-8-31
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ
-
beebee
自由詩
22*
14-5-6
人はみな心の中に花園を持っている
-
beebee
自由詩
27*
12-11-12
夏の雨_/_浸透水
-
beebee
自由詩
27*
12-7-20
幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ
-
beebee
自由詩
20*
12-4-23
からっぽな心_/_電車の影を追って
-
beebee
自由詩
28*
12-2-5
波に消される文字に_/_自分よ、心のままにあれ
-
beebee
自由詩
33*
11-11-10
迷子_/_寄り添ってきた想いへ
-
beebee
自由詩
20*
11-10-16
夜_道
-
beebee
自由詩
13+*
08-11-23
縁の下_/_夏の記憶
-
beebee
自由詩
23
08-11-8
季節の変わり目に_/_いつものイタリアンレストランで
-
beebee
自由詩
10
08-10-19
君からの風
-
beebee
自由詩
20
08-10-5
フリー_/_自分らしく生きるということ
-
beebee
自由詩
13
08-10-1
一人の磁石は愛を持つか
-
beebee
自由詩
13
08-9-25
空を抱きしめる梢_/_木陰に揺れる木洩れ日と共に
-
beebee
自由詩
20*
08-9-14
コトバ_/_想い
-
beebee
自由詩
26
08-9-7
飛べよ_おれ
-
beebee
自由詩
13
08-8-24
独居寝(ヒトリネ)の詩
-
beebee
短歌
5*
08-8-23
因循と輪廻と繋がる想い
-
beebee
自由詩
18*
08-8-5
8月1日
-
beebee
自由詩
8
08-8-2
夏の橙(ダイダイ)
-
beebee
短歌
7
08-7-31
帰りの電車で_/_これもまた過去の記憶
-
beebee
自由詩
17
08-7-10
額に手は繋がっている
-
beebee
自由詩
25
08-7-5
猫
-
beebee
自由詩
7*
08-6-27
sora色のシャツ
-
beebee
自由詩
7*
08-6-25
いつもの席のいつもの仕草
-
beebee
自由詩
16*
08-6-22
雲南の踊り子
-
beebee
自由詩
7*
08-6-19
目病(メシ)いの口上
-
beebee
自由詩
5*
08-6-17
1
2
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