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新聞の一面広告の通販に500色の色鉛筆があった
1ヶ月に25本ずつが20ヶ月送られて来るのだそうだ
500色の色鉛筆なんて必要ないとも思えるし
500色の色の違いを見てみたい気もする
20ヶ月 ....
リスボンでもないのにファドの旋律
わたしは歌詞を知らない
調べは暗く哀しく
凡夫の矜持と凡婦の清潔
宇宙を小窓から覗いている
そこは濃い月の色をしている
ふと人生の目的について考える
愛 ....
ここを拠点に働いていると

はじめて話をする他県の方から

かならずあのことを聞かれてしまう

住民どうしだと

傷を見てしまうのが怖くて

あのことは聞かない

はじめて話を ....
夕方から

タイ古式マッサージにゆくことを考えている

残業している社員たちに

オフィスグリコを奮発してあげる

いちにちを祈ろうと

なんどか試みたけれど

タイ古式マッサ ....
線香花火のおとたてて

ねずみ幽けき雲まから

まえの方からふわっと

わっとふけみたいな白

フロントガラスにパッ

パッパッパッ線香花火


僕は祈っていたのでした

 ....
夫のカノジョは夫の同僚だった

若くてきれいな女なら

わたしこんなに苦しくなかった

夫が恋をしたのは

働くお母さん

だからこんなにわたし苦しい


新聞にあった人生相 ....
ことしは山下達郎より

ジョン・レノンがよくかかっている

ジョンのほうが達郎より

世界観や祈りがあふれている

苦しいときこそ

そばにいるひとを感じていたい

この気持ち ....
ジーパンは死人の包帯

渇いた大腿部を

外灯が

曇り空の

なみだのように垂れて


ネオンは

地上で

唯一のひかり

同伴の

女は死化粧

妄想と ....
神様の存在は

哲学的な

透明な

冬の日のかなしみ

午前のひかり

埃くさい言葉たち

その反語たち

神様の存在は

哲学的な

透明な

十一月のから ....
だれかを傷つけたり

SOSを聞けなかったり

たいせつなひととはいつも

まずい別れかたばかりしている


ひとは事実ではなく、言葉に反応する、

二年まえいったセミナーで覚え ....
いつでもよみがえるし

いつでもそこにゆける

天体の運行は

まだ気象みたいに

崩れてないから

五年まえの金曜の夜

冬の星

こんな散らばり方してた


きみ ....
精神だってそうなんだから

いのちも病にかかる

見えないものだって

病にかかるに決まっている


立川駅南側の商店街が

藍色のなかだった

硬質の光を放っている

 ....
ほんとうに好きなんだったら、、、

よくそんなこと言われてたよな

好きだから、苦しいんだよ、、

そんなことよく言ってたよな


うしなうのも

つづけるのも

いやだった ....
瀬田行生さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
500色の色鉛筆- 吉岡ペペ ...自由詩509-6-14
人生の目的- 吉岡ペペ ...自由詩209-5-30
震災について- 吉岡ペペ ...自由詩409-1-18
俺達の夢- 吉岡ペペ ...自由詩309-1-14
冬の雨- 吉岡ペペ ...自由詩409-1-11
永遠の夫- 吉岡ペペ ...自由詩209-1-2
クリスマス・ソング- 吉岡ペペ ...自由詩208-12-13
妄想と喪失の息吹- 吉岡ペペ ...自由詩408-12-10
神様- 吉岡ペペ ...自由詩408-12-8
まずい別れ- 吉岡ペペ ...自由詩608-12-7
冬の星- 吉岡ペペ ...自由詩808-11-21
藍色のなかだった- 吉岡ペペ ...自由詩607-9-18
伝えたくて- 吉岡ペペ ...自由詩207-8-29

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