みんな大好き!
と叫んだアイドルがいた

その場の誰もが
「みんな」には自分も含まれている
と信じようとして
アイドルの名前を大声で叫んでみたりする

「みんな」
そして「わたしたち ....
{画像=080710024320.jpg}

私は自分が泣くとは思わなかった


同僚と酒を飲み
語り合い
別れた時
涙が出た


酒を飲んで居ても友に言えなかった
卑しい自分 ....
               080709



新装開店のお店の前

チラシを配る男の子
チラシを受け取る男たち
木登りが上手だねと
褒められたことがありますか
危ないから木に登 ....
初めての釣り場に行くときには、はちきれんばかりの期待感の裏側に、喉元に
つっかえてまとわりつくタンの様な不安感が頭のどこかに鎮座する。
特に淡水域での釣りではそれが如実に現れる。どこから入ったらい ....
 あなたのことを悪く言ったから
熱に魘され、変な夢を見てしまった
それでも私は、しゃべるのを
やめたりはしないよ

 38.7℃ ある夏の夜
夢に出たのは 隣の席の君

  笑い飛ばし ....
ほこりは
たてるから
まとわりつくんだよ

のらいぬに
やさしくするから
ついてこられたり
かみつかれたりするんだよ

ほっとけ
ほっとけ
それもやさしさだ
育ててるの、なんて腑抜けたことをほざいている生き残り
沈黙は
届かなくて、効かなくて、意味がなくて
面と向かって言ってやった

それはお前好みに調教してるだけだ

ますますばかっぽい、ぽ ....
うじ虫みたいな奴は
実際それに似ている

気持ち悪いし
うじうじ細かい事してるくせに
一人じゃ何にもできない
集まった時だけ偉そう
うねうねうねうねして
無駄に生命力が強い
すぐに繁 ....
家の近所のファミレスで 
ずーっと本を読んでいた 

顔を上げるといつのまに 
店の外の世はふけて 
店内に客はぎっしり 
がやがやと賑わっていた 

テーブルの間を
小走りする 
 ....
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
 赤色を失った消えそうな炎が
 ふたつに分かれて、絡まりあい
 絡まったまま僕を燃やす
 炎は愛し合い、僕は焼かれる

 見えない炎は、なにより暑い
 僕は少し泣いた
 泣いて足りな ....
{画像=080523225735.jpg}

大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている


39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を ....
朝が月を殺す頃

その細い首をきゅっと絞めあげて

太陽がごうんごうんと鳴りはじめ

白い光は
精液みたいにとろりと落ちて


ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
 ....
人の夢は儚い

希薄な望みが希望


いつだって薄っぺらな所を
踏み外さないようにしながら
人は辛うじて生きている
本当はフライフィッシングに限らないことなのだろうけれども、フライフィッシングという釣りは創作性にあふれている。釣り竿、フライ、手網、その他多くの小物類は自作しようと思えばできる物が多く、実際、道具類の .... チンチンパンジー
貿易摩擦でブログ炎上はコリゴリ
デモ砕けるんじゃない


ニュースネットファンタジー硬直したホホ
むかいあってぴえろ


消えている…

(消せ()

無言 ....
12階のベランダから地上を見る
得体の知れないものが
あたしたちの体の中にある
欲望
空気の中にみえない
何かが飛び交っている

悪意
諦め
執着
春を
夏を
秋を
冬を
 ....
聞こえてくる
悲鳴のような心の叫びが
響きわたる
耳をつんざく 誰かの嘆きが
遥か彼方 天空の果てから
泣き喚く涙が降ってくる
この世のすべての悲しみと痛みがここに集結して
誰にも聞こえ ....
さようなら と

行かないで と

触れないで と

抱きしめて が


ごちゃ混ぜになって
降ってくる

答えを求めて見上げたけれど
空は蒼く輝くだけで

代わりに ....
割り箸をやめるお店が増えてきた
日本製の割り箸って木を切った時の
間伐材っていう余った木で作ってて
その収益金でまた森に木を植えているのに
どうせ大量に仕入れるのは
中国産の安い割り箸なんで ....
とかいの
びるでぃんぐの
たにのなかで
まひるにうかぶ
つきのした
あすふぁるとの
かげで
もえいづる
くさのいぶきは
ぼくらのせかいへと
むかっていて

ちじょうへ
ゆこう ....
メラメラ燃える浴場に注がれる唯一視線
俺の眼は悲しき熱帯の北斗七星

網膜に刻まれた永遠を探して
視力限界を振絞る

アクセル全快
チャック全快

恥と醜妖を聖杯に注ぎ
至高 ....
本当に会いに行くのは
私たちじゃないでしょ。

行くべき人は
必ず会いに行くよ。

ただの傍観者なんだから
私たちは。
人間は青い空がいつでもそこにあるような気でいるけれどもそれは違う
    空はいつも降ってきている
         降り続けているのになくなってしまわないのは
     絶えず生まれ続けている ....
ねがいはかなわない
なんてねうそだよ
雨上がり、祝福されたまぶしさの中
君がいってしまった
眠らなかったけだるさと家に帰れないかんじ
寝てるひとは何もしらないはずだ
なのに
見ていた
 ....
答えた年齢に「若いね」って言ってもらえるのも多分今年が最後だろう。
入社したら今度は「平成生まれか」と驚かれるといい。



日記帳を小さくしてみた。1ページで5日がまとまる。
学校行っ ....
{画像=080701003655.jpg}
今日はまた曇天の気持ちが
重たくぼくを暗くする
通りを走り過ぎる自転車の少女も
手を繋いで歩いている老夫婦も
みんな静かな見えない時を歩いている
 ....
自分は多趣味すぎると思う。
釣り、釣具の製作、合唱、水泳、料理、読書、文章を書く、モデルガンにガスガン、パチスロ…幾つか休止しているものはあるものの、よくぞこんなにあちらこちらに手を出しているものだ ....
晴れ間を見ることもない季節の真ん中で、
僕は、一人、
梅雨の空の底に沈んで
ゆらゆらと漂い、
腐って行く。


空に浮かんだ溺死体、つつく魚もいない。


途切れない雲は
灰色の、鈍色で、
痛みや ....
輪郭のゆがんだ 
{ルビ朧=おぼろ}月の見守る 
灰色の夜の家々 

屋根に置かれた 
{ルビ梯子=はしご}の頂に危うく腰かけ 
{ルビ襤褸=ぼろ}着を纏う煙突掃除の少年 

ほっぺた ....
長谷川智子さんのおすすめリスト(770)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホコテンのひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*08-7-10
帰りの電車で_/_これもまた過去の記憶- beebee自由詩1708-7-10
木登り- あおば自由詩6*08-7-9
内水面の釣り場と詩- 北村 守 ...散文(批評 ...308-7-9
高熱- はち自由詩108-7-9
さわぐやつがはんざいしゃよびぐん- 灰色の夢 ...散文(批評 ...108-7-9
Nice_Kill- FUBAR自由詩3*08-7-8
ネットで匿名で人叩く奴とか踏み潰されてもいいんじゃない?- 灰色の夢 ...散文(批評 ...408-7-8
ハンバーグの誘惑_- 服部 剛自由詩7*08-7-6
コインロッカー- モリマサ ...自由詩12*08-7-6
きれたり- Ohatu自由詩308-7-6
額に手は繋がっている- beebee自由詩2508-7-5
似た光- わら自由詩21*08-7-5
薄氷- 灰色の夢 ...散文(批評 ...208-7-4
フライフィッシングと詩(その2)- 北村 守 ...散文(批評 ...2+*08-7-4
口内炎ラバーズの唄- さわ田マ ...自由詩208-7-4
モンスター- モリマサ ...自由詩16*08-7-3
叫び- あきな自由詩4*08-7-2
空と泪- かとうゆ ...自由詩3*08-7-2
森があるのは総理だけですか- 灰色の夢 ...散文(批評 ...308-7-1
あすふぁるとのかげで- りゅうの ...自由詩6*08-7-1
【射精】- 穢土自由詩108-7-1
傍観者- xたろおx自由詩108-7-1
るりら、るりたち- 小池房枝自由詩6*08-7-1
- ともちゃ ...自由詩6*08-7-1
[19歳]- 東雲 李 ...自由詩5*08-7-1
曇天の午後_/_いつものイタリアンレストランで- beebee自由詩808-7-1
フライフィッシングと詩- 北村 守 ...散文(批評 ...2*08-6-30
空に浮かんだ溺死体- 遊佐自由詩5*08-6-29
煙突掃除の少年_- 服部 剛自由詩4*08-6-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26