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あの空は
ぼくたちにとってのどんな色で
何かを忘れないための色になったりするんだろうか?
つきぬける青に白い雲ひとつ
思いかえせば、
この変わらない空の下を
ながい間、 ....
だれに愛されるわけでもなく
だれを愛するわけでもない
あなたはあなたのままでいて
わたしはわたしのままでいる
独り歩くということの
ゆき場も見えぬ哀しみの
....
あなたがあなたであるために
あなたがあなたであることを
あなたの限り、
生きぬいてください
ずいぶんと歩いていた
ぼんやりとそれだけはわかる
ふくらはぎの痛みの感覚は通り越して
いつか読んだ本の陳腐なストーリーのセリフみたいに
「それでも行きたい先がある限り歩くんだ」 ....
魂ヶ崎
たましいがさきで会いましょう
希望の岬で会いましょう
あなたが飲んだ、その泥までも
あなたが裂いた、その腹までも
すべてを洗い流した場所へ
....
朝が月を殺す頃
その細い首をきゅっと絞めあげて
太陽がごうんごうんと鳴りはじめ
白い光は
精液みたいにとろりと落ちて
ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
....
なくした言葉がいくつかあって
それを、また
見つけだすのにあたふたなんかして
正しい言葉
わからないんだ
ぼくは
言葉は無力だと知っていて
それで ....
きみがしあわせになれれば
それでいいと願っていたあの頃は
うそじゃないと信じたい
だけど、
なみだがこぼれて止まらない
今も、ぼくは、
いつかのこころの真ん ....
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね
愛についてを乞うたのならば
骨と枯れても
幾千
幾憶
そこには声があった、と
想う
....
かなしいくらいに
空は青かった
夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった
あぁ、 あぁ、
この一歩先へ
この一歩先へ
ゆけたなら
....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた
ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、
「 光が 今、必要なんだ
....
長谷川智子さんのわらさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼくら
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わら
自由詩
21*
09-1-8
大輪かがり
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わら
自由詩
14*
08-11-18
あなたがあなたであるために
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わら
自由詩
12*
08-10-28
Bob
-
わら
自由詩
22*
08-9-11
たましいがさき
-
わら
自由詩
20*
08-8-14
似た光
-
わら
自由詩
21*
08-7-5
返信
-
わら
自由詩
35*
08-3-18
愛すること
-
わら
自由詩
17+*
07-12-14
ぼくのかなしみが骨に似ていても
-
わら
自由詩
36*
07-10-5
しにたい
-
わら
未詩・独白
11+*
07-6-3
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれない
-
わら
自由詩
19*
07-5-14
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