菜の花
キャベツ
ブロッコリー
白菜、大根、カリフラワー

一同
怒りの立て札立てた

「モンシロチョウチョ立入禁止!」

ひらひらしているだけならいいが
卵さんざん産みつけて
 ....
魂ヶ崎 


たましいがさきで会いましょう 

希望の岬で会いましょう 


あなたが飲んだ、その泥までも
あなたが裂いた、その腹までも 

すべてを洗い流した場所へ
 ....
彼女の歌はどこでも聴ける
初めて会ったとき
彼女の肩には音符が乗っていた
飼っているの、と
なんでもないことのように話してくれた
触れると柔らかくて
すぐに歌いだした
それは彼女の唇から ....
毎日が閉じ込められて過ぎて行くので
こんな時は元気のいい男の子にあこがれるものです

彼のポケットに入って
やぶけた穴から外を見てみたい
木登りやブランコ、くさっぱらに寝転がって
空を眺め ....
 
靴が発光している
朝の
淋しいところで
 
漁協の職員が
咲いた
 
僕はお花畑の
人みたいに歩く
 
暮らすように歌う

寒ゼミの最後の声が
あかるいよるの雲の腹の
内側であふれている

世界ということばがあまくかじられて
「明日死ぬかもしれない」と
しろい猫が鳴き
び ....
 
せまい部屋の
小さな飯台をかこむ
家族がいる
いつもの朝だった

祖父はよく
僕のおかずを間違えて
食べた

だれも
気づかない
静かに人が食べる
音だけの
朝がつづい ....
齢73にしてライトノベルに手を出した筒井康隆の作品が
読めるのはファウストだけ。やる気と本の厚さは正比例すると
思い込んでいる編集長、大風呂敷はどんな不誠実さも丸め込むと
思い込んでいる編集長、 ....
深呼吸した肩を髪がくすぐる

淡い黄緑色のタンクトップは

夏を呼び出して

甘やかな目覚めに

ひとり 影遊び

片手でつくられたハートは

いうなればカゲロウ、
食事を始めた 
一口目に 
山盛りポテトフライの皿の 
隅っこにのせられた 
パセリを食べる 


噛み切れない小さい葉達が、苦かった。 


今日も世界の
あちらこちらの食卓で ....
「オクターブ」という 
ぼくの素敵な詩友の本 

表紙を照らす 
オレンジの陽だまりが 
不思議な熱で 
夏風邪に冷えたぼくを 
温める 


頁を開くと、追悼詩。 


若 ....
***Electric Book Market System を整備せよ***
1.言葉のマーケットには、経済学だってある
2.「心」とは、売るための商品である
3.詩人として日本に生まれて
 ....
春を待つ草花みたいな瞳が
曇りガラス越しの
雨の季節みたく擦れていく
渇いた心を刺激する
はっか飴の匂いも
氷が融け尽くした甘いジュースみたく
紙タバコに薄れて解けてゆく
どうした?
 ....
サングラス

外したその娘は

トップレス




初出:「LBS」二〇〇八年八月
福田くん、麻生くん・・・君らの父が作ったお国
             この不始末をどう収拾するんだ世界に向かって


エレミア書の記述に耐えうる組織ありや
          日本見回して ....
短調の音楽ばかり聞いているボーイ

蝶々の服ばかり着ているガール

二人はすれ違って
互い視界にも入らない。

たから、

爆弾を仕掛けて諸共吹き飛ばしてしまった。

人を受け入 ....
探してる探してる
特に見当たらない気持ち

自前の希望は役立たず
持ち前の優しさも五里霧中
はがゆさの塊は投げるたび
弧を描いて僕に向かって

探してる探してる
特に気に入らない気持 ....
生きている物はいつかは
いなくなってしまう

どんなに大切でも

どんなに愛していても

どんなに憎んでいても

どんなに生きていてほしいと

どんなに消えてほしいと
 ....
色んな事があった
色んな事が起きた
そして泣きたくなった
そして私は赤子の様に喚き散らした

あぁ
私の体の中に流れる血が
あなたから引き継がれる血が

嫌だ嫌だ嫌だ

私に ....
A−8
ニュークレジーキャッツ はて そは何ぞ
          この地獄の娑婆世界でスマップと呼び///


香取神社に草薙の剣そこへ仲居は女中・・・
       古事記じゃんヶ・・ ....
{画像=080907104708.jpg}


夏休みにはいつも母の実家に帰って、
おばあちゃんのおとぎ話を聞いた。
従兄弟達と一緒に横になって
おきまりの昔話を聞いた。
遠くに盆踊りの ....
ふるふるとふりふりとしてふらふらと熱射ネクタイ袖から熱気

ほらごらん覗いて気づく胸の穴ぽかりと抜ける月明かりの影

昼夜と問わず流れるラジオから遠く聞こえるあの日の向日葵
相手は不比等以来の藤原頽廃文化
         性事爛れて文化頽廃 ぷんぷん腐臭


太子ご一家根絶やしにされ漂流は始まる
        ああ暗転地獄の我が日本国の歴史1400年・・・
 ....
今日の日を反省してみるもう少し自分の方から動けたものを
アイダホに舞台を移すアニメ歌何故あんなにも繰り返すのだろう
戯れ言は得意では無い歌ならば特に衒いは無くも語れる
夕食のマーボードーフキンピ ....
年増のぶよぶよのししむら短歌と
       若草の少年の鎖骨なる俳諧


一気一息で緊張をはらむ俳句と
        二息で折れる汗のデブ短歌は


心臓にペースメーカー挿入中 執 ....
 孤蓬さんに指摘されてから何気無く現代短歌2008年4月号を読んで居たら、彼女の言わんとする事にフィットする例歌に出会えた様な気がしました。(彼女は私の短歌の文語口語の不統一を指摘して居ったのですが。 .... 砂を
体中の空いてる
穴に詰めていく
埋め立てた人工の砂浜の
ほつれたぬいぐるみが
さみしそうに息をしている
「あなたのコドモを産むよ」
と笑い
雨上がりの
草いきれで肺一杯にして
 ....
むっとするような草の匂いをかぎながら
僕は雨を待っているんだ

こんなふうに湿った空気の朝は
何だか楽しくてしょうがない

もういいかい
まあだだよ

ほら向こうで呼んでる声がする
 ....
                  080805



生えるためには水が要ると
ステンレスのボールが喚く
サルビアの花の写真は
今からでも間に合いそうに
麗しく艶やかで瑞々しくて ....
写真週刊誌にスッパ抜かれて
あの子、死んじゃった。アイドルのあの子。

どこを探しても見つからない。
あの子、死んじゃった。アイドルのあの子。

ググっても情報が出てこない。
あの子、死 ....
長谷川智子さんのおすすめリスト(770)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モンシロチョウチョ立入禁止- 海里自由詩308-8-14
たましいがさき- わら自由詩20*08-8-14
暮らすように歌う- 小原あき自由詩11*08-8-14
退屈な暮らし- 西日 茜自由詩18*08-8-14
ペーパー・シープ(花)- たもつ自由詩308-8-14
暮らすように歌う/クガツ- モリマサ ...自由詩2308-8-13
暮らすように歌う- 小川 葉自由詩13*08-8-13
1890円(税込)の文芸誌- キリギリ散文(批評 ...408-8-13
手遊び- 木崎綾音自由詩1*08-8-13
パセリ達_- 服部 剛自由詩1708-8-12
ジムノペディ_- 服部 剛自由詩10*08-8-12
【デジタル詩集経済批評】_亡国に吹きすさぶ詩人たちの「心」に ...- りゅうの ...散文(批評 ...3+*08-8-12
元気出せ。- 梓ゆい自由詩408-8-12
サングラス- Keisen川柳108-8-12
慈悲の心- アハウ短歌108-8-12
no_name- さかまき自由詩408-8-12
遭難- くろね自由詩308-8-11
儚き命- リシア自由詩308-8-11
引き継がれるもの- 蜜柑自由詩4*08-8-11
囚人番号!57757!出ろ!- アハウ短歌308-8-9
狸囃子_/_夏休みの想い出- beebee自由詩1208-8-9
ほら、あの日の夏、今日の夏- 紫音短歌1*08-8-8
日本文化・・・- アハウ短歌108-8-8
ラフな短歌- 間村長短歌2*08-8-7
和歌猥褻事件- アハウ短歌308-8-7
文語短歌の真髄か- 間村長散文(批評 ...3+*08-8-5
水のための夜- モリマサ ...自由詩3708-8-5
かえる- 未有花自由詩19*08-8-5
水のための夜- あおば自由詩24*08-8-5
あの子、死んじゃった。- 戒途自由詩208-8-5

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