遠い昔を思うと
僕は胸が苦しくなる

君と住んで
1年が経つこの部屋で
僕は今涙しています

2年前
限りない自由があったこの部屋
いろんな女性が行き来したこの部屋

3年前
 ....
支えあうのはたいがいにして
自立しましょう

追いかけるのはもうやめにして
掴んだ襟元からその手を放しましょう
そして自分の足で立ちましょう

三度の食事や給料日を待つも
はるか昨日の ....
名前のせいで
不運な人生、
送ることだって
あるよね

馬鹿よばわり
なんて
させないよ

だって
私、この葱で

世間の目と
戦えますもん

ずばずばと。
スピリットを
食べる音が 
きこえるか?

石の 草の 道路の
スピリット
家の 屋根の 空の
ブルー

スピリッツに
あふれる色が
見えるか?

スピリット

じゃーん ....
俺、台所で素うどん
このダシがね、またなんとも
粉末なんだが結構乙ですよ
こないだなんかはちょっと濃いめに作ったりしてね
塩分だけで生きてるわけじゃないから辛いのは良くないのよね
蝿に語る俺論
うどん ....
触覚で考えてみるとこうだ
たとえばいまきみが四六時中スーツである必要があれば世界は終末をすでにむかえている
そんなときは生き残っている事実を中心に思想を固めるべきだとわたしはおもう
今はまだシャ ....
ぼくが包茎だったころ
アフリカはとおく
象の足は八本あった

あのひとのほほは白く
うつむくまつげは長かった
どんな人にも天使のように微笑むので
誰もが自分はあのひとに愛されていると勘違 ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
夢だとか希望だとか
土に埋めてじっと眺めていた
切り貼りした栄光の断片を
胸に抱えて眠る

夜にはもういい加減飽きていた
鍵は開けてある
明日は朝が来るらしい
揺れた現実のリズムに合わ ....
『私のこと、どう思ってるの?』
たった一度だけ、聞いてみたことがあった。
聞きたくはなかったけど、聞かないと不安で、涙が止まってくれなかったから。。。
知り合ってから一年間、聞きたくても、気付か ....
子供の頃には、そんな言葉は知らなかった。
きっと、誰もがそうだったのだと思う。
けれども、いつの間にか植えつけられ、いつの間にか、当たり前のようになっているものがある。
そのことの重大さに、誰も ....
キミは誰かの温もりが欲しかった
ただそれだけなのに
上手く喋れなくて寡黙な少女だった
凛とした瞳に宿る意思は確かに
そこに存在していた

だけど誰も触れる事の出来なかった
見えないキミの ....
朝だからね
力入らないけど
別れ話したのだ
昨日から


私小説に近い
ほんまに
なのにちがう

本当に色々
話したんだ
すわって
ねて
パン食べて
いってらっし ....
海に落とした万華鏡
ゆらゆら沈んでゆく

閉じ込めたはずの
いくつもの輝き
永遠と信じてた

哀しみの水圧に耐えかねた、刹那
万華鏡は音もなく弾け
また
とろり、とろり

もう ....
道路を挟んだ向かいの
コンビニの真夜中で
店員がガンジャ吸いながらそれをこなしている時間
ファミリーレストランの駐車場のボンネットでネコはねそべり
争いごとやもめ事をさけてブログたちはどんどん ....
立ち去った形跡を残すためなのか

かんだ鼻紙を一つ置いていくのはよしておくれよ

今日これで2度目だよ


道に迷わないためとは考えられない

だって家の中に一粒ずつ鼻紙が

ち ....
詩を読んでいると、文字や文字列や余白が絵として見えることがままあります。
私は言葉のかもし出すイメージや雰囲気その他もろもろだけじゃなくて、そういう見た感じも含めて詩が好きなんだなあと、以前こちらで ....
元彼の今の恋愛聞かされて過去を確信思い出となり

同僚に聞かされているしがらみをクリックひとつで消し去れたなら

聞くと聴く聞くこと断然多いけど聴くこと多くしたいと思う

最近は言葉の感じ ....
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように

かなしいとか
なみだとか
そんなも ....
雲はいつでも
地上に降り立って
わたがしになる
準備をしている

でも
どうしても
なれない雲は
涙を流して
せめて、人々に
飲んでもらいたいみたいです。
あなたのことが好きです
心のそこから好きです

あなたのことが好きです
一目見たときから好きです

あなたのことが好きです
おっちょこちょいなところが好きです

あなたのことが好きで ....
足を上げて歩けないのは
日頃の疲れからなのか
明日が見えない今日を
繰り返すしかないからか

履き潰した靴の数だけ
削れて行く生き様があって
磨耗した靴底に気が付けば
見えない針が刺さ ....
ぼくなあ、
甘い酸っぱい苦い臭い鼻のまがる液体を
朝昼晩夜朝昼晩夜三六五日毎日毎日飲み込んで
下痢をしておるのじゃよ
もう幾年も、じゃよ
未消化でどろどろとしたのを
垂れ流しておるんじゃよ ....
成覚寺*の一軒隣り
全国チェーン店系列の喫茶店で
砂糖抜きのロイヤルミルクティをすすりながら
かつてここは
宿場町の 春をひさいでいたをんな達の
悲しい場所だということを思い出した

太 ....
詩が生まれた
あなたはどこから来たのでしょう
あなたに辿り着くまでに、
どれだけの根を共にしてきたのでしょう
たくさんの親指に包まれながら
あなたは産声を揚げたのです

この世に生まれた ....
最近また退屈し始めたので
なんとなく電話ばかりしています

毎日がどこか物足りないので
なんとなく誰かと会ってきます

今夜は星がきれい
なんとなくそういうことにしておきます

とり ....
 幼い我が子に虐待を繰り返し、死に至らしめてしまう父親の一人称の詩を書きたいと思った。その父親自身が過去に受けた(かもしれない)虐待の話は書かず、でも徹頭徹尾主観で、どうして自分が虐待をしてしまうのか .... 光りが消えた後では、記憶と幻覚が新しい宇宙を
符号的に再構築してくれるのだろうか。

ミミズは夜の地表に顔を出したときに
なにを感じるのだろうか。









 ....
夏の釧路、日赤病院のカレーはくさっていた。

ぼかあうまれた。父ケイジ。母ミホコ。
イエス、ナンバーワンフル時計記憶のカナタ、
じいちゃんとそりすべり鼻イタ家帰りミーしたたる水てきすべりころび ....
授業中 廊下を二人で歩きたい 「お腹が痛い」ホントは嘘だよ

背を撫でる君の掌 思うほど大きくなくて 愛しく思える

得意気に話す隣に女の子 夢の中では何度も殺した

「優しいね」優しいは ....
長谷川智子さんのおすすめリスト(770)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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自立しましょう- 不老産兄 ...自由詩206-2-11
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