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鈴の音は消えた
切なげに羊は去った
通り雨は相変わらずだ
私は肉を叩き続けた
気持ち悪い

昨日から傘は
玄関先で主人を待ち続けている
主人とは私だろうか
犬が噛みつく ....
ここには居ますのよ。
薬漬けの仔猫が。
とってもおりこうです。
気まぐれではないので、触ってもいいわよ。

分かっているのですが、
分からないことにしておきます。
だって、それが一番楽だ ....
おれは見たい、
赤錆びた鉄塔の頂きに
鳥のように爪先立って
人影のなくなった都市を見たい
きみとだ


おれは見たい、
太陽のとなりに炸裂するもうひとつの太陽の誕生を
塵からつくられ ....
 譲治は
 転んでもすぐには泣かずに
 ひざ小僧の痕を
 ひとつふたつと
 数えていた
 数えているうちに
 血が滲んできて
 滲んでくる血を見ているうちに
 お婆が寄り添ってきて
 ....
灰色の朝でも、
朱色の朝であっても、
六時の時報をラジオが伝え、
その日がたとえば八月十五日朝六時のニュースです、と
個性を消した声がする。
日々つみかさねられ、くりかえされてゆく
あたら ....
手のひらから小鳥が生まれる
4月の終わりにそれは始まり
僕は少しずつかなしみを知ってゆく


朝目覚めると小鳥は一羽生まれる
だからといって何もしてあげられない
飼い方も知らない ....
  

本島中部の小学校で よくあるように
高台を開いた土地に建てられていました
二年生の教室だけは校庭をはさんだ東側に
平屋建ての校舎でした
その校舎の裏に緑の小さな森山(ムイ) ....
甘いものばかり味見してると、
人のせいにして、楽しようとしちゃいます。
それが癖になるのです。

意味のない会議はパワーを吸い取るのよ。
いけないわ。
いけないわ。

わたしの大好きな ....
サイレンが変なメロディつけて鳴っていて
校舎の窓にほおづえついていると
校庭ペンギンが
横目でこっちを見てる気配
すべりだいの隣のやつ


昨日ノリちゃんが
すべりだいの時にパ ....
六月の空を見上げると
白い雲が流れていく
「思ひ煩ふな
空飛ぶ鳥を見よ
播かず刈らず蔵に収めず」

人にあい人とかたることにつかれ
郊外の家にひっそりとこもり
目をとじると
さびしそ ....
夜から朝の香りが漂いはじめると
冷えた青暗さが産まれてしまい
わたし
朦朧の海の前に立ちつくす

霧に包まれた濃紺の砂浜
埋まってゆく足元を
記憶の波がおしよせて
砂粒軋ませ揺らしてく ....
亜由美ちゃんが死んだって聞いたとき
すごい晴れていた
井の頭線の電車の中で泣いた
悲しくて恥ずかしくて変だった
高井戸らへんですごい晴れてた
屋根のかわらがぴかぴかで
空が電車をはねかえし ....
赤い旗が、どこまでも続く
砂浜
あの子の汁が香る
粘膜の一つ一つにしみこんだ
また
雫になって髪を固めた

浅瀬に取り残された
あなたのお父さんは
砂まみれのなまこと現金で
じっと ....
目を開けても見えないものは
目を閉じても見えないと思った

神よ
と一言呟く
相変わらず外は風が吹いていて
夕日が刻々と消えていく
明日への祝福だ
夜を迎える準備をしよう

神よ
 ....
街路図には
方位が記されていないので
正しい道順はもうわからない


人影のないアーケイドを逆順に進めば
三番街と一番街のあいだに
二番街がない


封鎖された地下通路から
川底 ....
 感情の吐露です
  それは美味いのですか
  脂がのってるのですか
  私は場違いではありませんか
  大将、
  はちまき ずれていますよ
  ずれているのは何だっけ
  そ ....
全ての女の子へ
王子さまは
かえるだったりするのだろうから
玉子さまだったりもする
当然、白馬になんて乗っていないし
スポーツカーなんか持っていないかと思われ
運転免許だって持っている ....
父も母も老いた
しばらく会ってないきみの両親も
老いたことだろう

時々ふと、水洗いでかさかさになった
きみの手を握りしめたくなる
というのはかっこのつけすぎかもしれない

十年た ....
十一月の夕暮れに
落とした財布は
世界の意味にすっかり濡れて
もう使い物にならない
ちょうど
開かれることのない
窓の高さで生きる
ぼくらのように

おとといと昨日と今日の夕焼けの違 ....
倉庫に積まれても
思い出すのは 彼のことで
「藁が多いですよね」とか話していた
目の前の男に

「足1本ちょうだい
しがみついて寝るので」

と言ってしまった

外に出たら
これ ....
わたしは、男のおかあさんと暮らしている
男のおかあさんは、働いているので忙しい
男のおかあさんは忙しいので、わたしは留守番をする
わたしは遅くまでひとりで遊んでいるので、いつも眠い

男のお ....
きれいなものにあこがれて。
でも、てにとどかずに。
みにくいものがあふれています。


じぶんをせいとうかしようとして。
みにくくなっていく。
いきていくっていじがわるい。でも、しにたく ....
カーテンを開けると大雨だった

ひどく気が滅入る日曜日だ

さらに気が滅入ることに

カーテンを開けたのは彼女の方で

私は外で立ち尽くしていた
お池のコイ
腹を浮かせて
ぱくぱく
お母さん私は今日も
息を吸っています
音がないコーラス
コーラス隊は女ばかりじゃないのですね
コイなんですって
コイですってば
コイです夕方の ....
口笛が遠くまで聞こえるのは
まわりに誰もいなかったからだ
分かっていたんだろう


少女よ
どこにも行かなくていい
君が知ってる誰もかもは
どうせ君の知らない場所で笑っている


 ....
明日の背徳に向かって  車(箱ブランコ)を靴から投げ捨てた


テーマ:空腹
そして私は肉が食べたいと思う
母の作ったボルシチがもう一度食べたいです、が
を 文字にしてみると 何の感動も  ....
よくあるタイプの夜だった
目は!ラン!として
窓の外がテレビの中にあった海を
ぐっと伸ばし
カジるとカルシウムの味が漂って
観測衛星になった

鏡へ吸い付いたりもしたけど
(朝日や夕日 ....
ひそかな微笑という呪い‐
に、そう、
この繋げられた血管に
網の目の、繊維‐
質の。
封じられ、封じ‐
込められた、思い、意識、
純粋なかたち。

かすかに起伏した‐
皮膚の、白色 ....
あくまで単調なリズムだ。
              バニー、バニー、バニー、
黒いタイツのバニー。
酔っ払いを左右に{ルビ侍=はべ}らせて、
見るは{ルビ開聞岳=さつまふじ}のてっぺんのくす ....
君が投げた
寂しさに透き通ったボールが
あちこち跳ね返って
やっと
僕に届いた

受け取った僕の
縮こまる胸の奥が
痛い痛いと
一人泣く

あの日
遠くを見て笑う僕を見ていた
 ....
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