「 星のうえで 」
とても静かな星のうえで
いのちを祈るひと ....
過去を知り、受け入れなさい
現在を見渡し、理解しなさい
未来を眺め、望みなさい
そして、死ぬまで、生きなさい
あなたが通り抜けた改札で
何故か
わたしは置いてけぼり
あなたが買えた切符
何故か
わたしには買えなかった
人生には幾つもの
改札があって
選ばれたひとと
そうでは無いひ ....
いつも 君の欠点を探してみるんだけど
まったく見つからない
あぁ これが 恋なんだろうなぁ
あの青と赤の交わる場所に何かある気がしない?
探しに行ってみない?
いやだって言わせねぇよ
俺らには刺激と言う栄養が毎日必要なんだよ
太陽を越えようか。
どこまでも。
神も理屈も。
無視してさ。
嫌になるときだってあるよ
そう言うと
友だちは笑顔でうなづく
さほど広く無い部屋に
ふたつ机を並べ
四十六時中
お互いの気配に触れ合って過ごす
それでも机と机を隔てる
背の低い ....
GoogleでPO-M.COM内を検索してみました。適当な言葉を選び検索した結果の件数と比率を並べています。ウェブ全体に対しても同じように件数と比率を出しています。
ウェブ全体が標準的な日本語の使い ....
こんなに小さいのに
まるで豪華な花束
私の好きな
道端の春
さよならの仕方を
手の振り方を
忘れてしまったの
わからない
わからないけど
きっと、この体温が
バイバイの代わりなのね
倍の力で抱きしめて
そしたら
2倍幸せにな ....
通り過ぎた列車の
なごりの風が、引き連れる
潮のにおい
線路沿いにこの道をまっすぐ行けば
ほら、海が近づいてくる
そう言ってふたり、短い影を
踏み合いながら走った日
無人 ....
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった
高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ....
色の名前を忘れていく
最初に忘れたのは
花の色を真昼の
それにする太陽
そして、ものまねの月
雨の色を忘れていく
濡れるものとそうでないもの
雲の内側では透明の
感傷にも似た
匂 ....
澱んだ町にいる
それは川底だっていい
俺は黒い汚らしい鯉の鱗でいい
どろりとしたみずのなかから輝く鏡の水面を覗く
そこに汚れた気泡を吐きちいさなとてもちいさな波紋だけを浮かべる ....
キライ
キライ
どうか、あたしのことなど
嫌いになって
あなたを
こんなにも苦しめた
あたしを
許されないことを
した
あたしを
....
文章も入れてみました
きんいろは
かなしいすべだと思います
闇夜のはなは
もっともあかく
ひとみを閉じこめて
火から、
結ばれてゆく、
果実のことなど、
だれもが、
とが ....
君を空に重ねて見たら
本当に君の顔が出てきてさ
驚いてる僕の横で君は笑ってた
君と空は似ているね
なんて言ったらさ
嬉しそうに笑ってた
目を濡らして笑ってた
君は空
君は空
....
てのひらに乗った 雪が
溶け出して、僕の
一部になってゆく
降り始めに気がついたのが
どちらだったか
もう忘れてしまった
雪は
これで最後かもしれない、と
最初に言ったのは君の ....
素に戻ると
大勢の人の前に立たされた
わたしが
いる
深々と頭を下げて
何を謝っているのだろう
トナカイのそりに乗り
飽きることなく
眺めた
白夜の物語
あ ....
通り過ぎた 風さえも
気付かずにいた
砂が音を立てて動く様を
刻々と形を変えて
時の流れを映し出す
あれは
昔見た
深海の物語
....
夕焼けは決して終わらない
さっき、オレンジのストローで
おもいっきり膨らませておいたから
輝く小石たちのいるポケットの輪郭
指先の土は、もう、乾いた
工事現場の重機の群れは
拳を打 ....
夜に開いた
隙間を
埋めるように
雨の旋律が
耳に届いて
孤独にいる者の
遊び相手と成りはしないだろうか
滴の奏でる音が
たった一人の為の
優しさとなって
降り注いで
あなたは雨 ....
世界がもう一度地獄に落ちたら
私は全ての{ルビ生命=いのち}は正しいと発言できるか?
そしたら立派に立派に死ねるだろうか?
私は戦場の真ん中で牙を剥く
たった一人きりで
....
泣きたくなるくらい、きみのことが好きなんだ
そう言うと貴方は本当に涙をぽろりと零した
それはきらきらと輝きながら貴方の頬を伝って
静かに私のおでこに落ちた
そんな貴方に抱き締められ ....
なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
この花は綺麗に咲いているのに
葉は傷ついている
なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
あの空はとても青いのに
空気は汚れている
....
海の中
光のかけらが
落ちているよ
手を伸ばせば
届きそう
手を伸ばしても
届かない
まるで
あなたと私
みたい
春の花を見つける
忘れないように匂いを嗅ぐ
きっとこの花が
私を飾る
だから忘れないように
匂いを嗅ぐ
夏の果実をかじる
熟す時期を覚えておく
きっと私が最期に食す ....
心があるから人間
それを無くすと人形
ならば私は人形
心なんてとっくに無くしちゃったから
もう 戻れないの
それでいる事は楽だもの
人形は悲しまない
人形は傷つかない
....
ひとり
ぷかぷか浮かぶ
プール
ゆらゆらしている
日差しが水に入る。
青に光が混ざり
ライトブルーが産声を上げる
上を向くたび眩しい
深くもぐったら
その泳ぐ先には
未来が ....
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