バイバイ

あたしの愛した人










Good-bye.
赤い空に埋め尽くされた僕の街を
一羽の鳥が見おろして
どこまでも どこまでも 飛んで行かない

落下した鳥たちを
踏みしめて歩くその頭上で
擦り切れたフィルムをなぞるように
その光景は繰 ....
      最後の /色

      残されたままに/
/ひとつの ....
海は広いな

君は遠いな

僕は寂しいな

忘れてないかな

もっと素敵な

人見つけちゃったかな

会いたいな

会いたいな

この海の向こうに

君はいるのにな
楽しいのと
楽しくないのは
たぶん同時にやってくる


表裏


くるんと回って
楽しいことが嫌になる


何やってんだよって
自己嫌悪
かっこ悪い
楽しいだけの
楽し ....
撃ち貫こうか。

鬱々してきたしさ。

写る空は綺麗だけど。

きっと雲まで届かないから。
生温かい涙が頬を伝う
これは諦めであり、決意でもある。


冴えた月のさきが
零れだす嗚咽をさめざめと照らし出し
あなたはこんな暗い森に置き去り。
ヘンゼルが、白い石を指差す時間
あな ....
長い間待ち望んでいた瞬間が訪れる
受付の看護士さんに案内され
病院らしい匂いのする待合室の長椅子に
わたしはひとりで腰掛けていた

手術自体はあっと言う間ですから

こころにメスを入れる ....
ほどけてしまいそうな
女の子のからだから
春をとり出してならべる

つみぶかい瞳が
まだそこにおよいでいる
名前の知らない五月の旗
活字から顔をあげて
だれをみる
外をみた
窓 ....
何をしても
ぼくの未熟さは消せない
むずかしいね、はずかしいね って言いながら
ぼくたちは日々をくりかえすのです


あのこのことを好きな理由は
いつの間にかなくなっていた
だ ....
夕陽が綺麗

明日も きっと 良い天気だから

明日も きっと 夕陽が綺麗

 いっしょに 夕陽を見ませんか

 それとも 朝陽を見ましょうか

 やっぱり 夕陽にしませんか

朝陽も 夕陽も見ません ....
誰も死んだりしないように
狭い部屋のベッドの上でうずくまって願う
煙草の煙が太陽の光をまっすぐな筋に変えて
僕の心に突き刺さっている
誰も死んだりしないように
うずくまって願う

自分を ....
何故か哀しみ溢れる色 今私の頭の上には呆けたような空がある。
長い長い長い年月の間に己がなにものであったかをすっかり置いてきてしまったような様である。

誰もいない公園のベンチに横になる。少し躯をぎゅうと伸ばして ....
かみさま、
ぼくの手はどうしてこんなにも
醜いのですか
骨を辿る指先も
愛するための掌も
確認する手首すらも
きもちわるい
のに

桜が散ってしまって
ごめんね、ビーグル

 ....
いっそこのまま
身体ごと
海の果てまで

落ちゆく夕日
きらめく波に
目を細め
静かに
銀の砂浜
立ちつくす

心だけ奪われた
もうすでに消えそうな私は

水平線の向こう
 ....
焼けてきたお肉を器用に裏返してくれる
横の物を縦にもしない性格だと思っていたのに
どうやらそうでも無さそうで

アルコールの度数は低いからと
ビールの飲めない私に勧めてくれた
甘くてとろり ....
  婚約式が終了した。

  かたおもいではじまったわたしの恋が、

  あなたには不本意ではじまった、わたしたちの関係が、

  結婚へと向けて後戻りはできなくなった。

  あなた ....
この空を
あなたにあげる

だから
最後に
ぎゅっと
してね

それから
お互い
忘れっこしようよ
何か一つでも、わがまま言って良いのかな。

欲しいモノは何もないです。

今、手元に在るもので満足してます。

出来るなら、デートがしたい。

手を繋ぐだけでもいい。

ううん、元 ....
上巳の日
川で身を清め
穢れを流す
不浄を祓う

香る花
おぼろな月
のどかな心

桃の酒 ひとくち また ひとくちと 弥生に酔う

春来たりなば夏遠からじ

からすのえんど ....
ちょいとちょいと、

他力本願であつかましいが、誰か助けてはもらえませぬか。





(これはデジャヴになる。)
(どうかこないでくれないか。)
(暗くて気味悪く ....
今現在俺をとりまくすべてのことは思い出であり回想なんだと上からみつめた様に考える。










「青春だねえ。」
これが青春でたまりますか。でも俺だったらどうせ ....
宵の群青

まぁるい月に

控えめな 冬の星


薄い 雲は

氷の飛礫

凛とした

空気の冷たさは

春めく景色に

待ったをかけて

早咲きの花々を ....
ひとは指折り数える

その日の訪れを確かなものにしようと
指を折り
心に刻み込む
自らの身体に刻み込む

いつの日か死は必ず訪れることを知っている
それでも
死に往く日まで知ろうとす ....
るりいろが からみつく

くろいもの みつけた

こわしてる けしきから

しんきろう もやり

すべからく すべはなく

あまいもの なめなめ

ないものは ねだって

 ....
{引用=
2005.10/23





灰皿に残った
くだらない意志の燃えかす
それはただ そこにあった

その向こうで
ステレオが鳴っている
英詞を理解できない君
意 ....
寄りかかるって結構難しいことだと思う
楽ちんなようで実は不安定で
揺れる電車の中とか
車の後部座席とかで眠るときは
頭をごちんごちん言わせながら
壁に寄りかかって眠る
寄りかからないで眠る ....
「 2月14日あけておいてね 」

期待しちゃうじゃない チョコレートとか

平日で仕事も忙しいけど 有休取って会いに行くよ


引っ越しの手伝いなんて 聴かされたのは前々日

より ....
続くで終わるストーリーに。

涙腺に脈を打つ。

終点に向かう電車に。

バックすることは出来るのか。

日常という異常は、

明日も続くのだろうか。

あぁ、あぁ。

涙 ....
緋月 衣瑠香さんのおすすめリスト(743)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Good-bye.- 流浪人携帯写真+ ...4*08-5-11
色のない街に行きたかった- 自由詩8*08-5-9
残された色- 乱太郎自由詩25*08-5-7
- 愛心携帯写真+ ...7*08-5-6
過ぎ去ってしまえば綺麗になる過去- 真琴自由詩3*08-5-4
うつ。- 狠志携帯写真+ ...608-5-4
暗い森の童話- 水島芳野自由詩308-5-3
待合室のひと- 恋月 ぴ ...自由詩36*08-5-3
メーデー- アオゾラ ...自由詩2508-5-1
水色ジェネレーション- ゆうと自由詩4*08-5-1
夕陽を見たかい?- 北大路京 ...携帯写真+ ...13*08-4-30
誰も死んだりしないように- 虹村 凌自由詩10*08-4-26
- ゆきのか ...携帯写真+ ...4*08-4-22
此方の景色- 因子散文(批評 ...6*08-4-15
ビーグル- 士狼(銀)自由詩11*08-4-9
潮騒- こゆり自由詩11*08-4-6
まっこりなひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*08-4-1
婚約式の覚書- 逢坂桜散文(批評 ...808-3-23
最後のプレゼント- 風音携帯写真+ ...12*08-3-16
My_Birthday。- 狠志自由詩508-3-9
きれいに涙が響いたら- 北大路京 ...自由詩19+*08-3-9
他力本願- 榊 慧自由詩208-3-6
回想という名のものなんですかねどうなんですかね- 榊 慧自由詩208-3-4
春の- 李伍 翔自由詩308-3-1
数えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩28*08-2-17
こわれもの。- manabe kenta自由詩4*08-2-17
君を壊すのは- 自由詩9*08-1-30
- 小原あき携帯写真+ ...10*08-1-21
2月14日、お引っ越し- 北大路京 ...自由詩8*08-1-20
終わらない話。- 狠志自由詩208-1-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25