毎日が
毎日が
ずっと続くなら
もう無理
でも
今日も明日には昨日になって
朝になれば明日が今日になっている
そうやって
人びとは過ごしていくのかな
毎日を
毎日を乗り越えて 
大気中に漂うチリが埃が
水中に潜むバクテリアに
恋をした
月夜に泣いていたわたしは
雨を降らせ
あなたたちをひとつにする
そうして世界がひとつになるのを
とお .... 
忘れていたけど
たしかに私は
風といつも一緒だった
ベランダにて
日曜日の5時
赤はいつも傍に。
したたれおちる孤独
回送バスは
夕暮の強姦に抵抗もせず
さびれた街に
裸体 .... 
汗がそうであるように
涙がそうであるように
この胸の中には海がある。
私は一頭のザトウクジラに恋をした。
優雅に泳ぐ様が
アルペジオによく似ている。
勢いよ .... 
ただ、ただ、幸せになりたい
そう思うのは罪ですか?
ただ、ただ、強くなりたい
そう目指すのは無駄ですか?
許してくださいそんな都合のいいことを言わないが
もう僕は忘れれるよ、ごめんね .... 
君がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
明日は晴れだと告げている
僕がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
今は夏だと告げている
君がくるくる回す
 .... 
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って
憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた
痛々しいほどに頑張りす .... 
若草色のかざぐるまに
しがみついていた、あの人が
夕風にさらわれて
私の中を流れてゆきます
水たまりの映す青さの
ほんとうを
確かめるまえに
軽々と飛び越えて
もう
行ってしまっ .... 
空で繋がってるなんて
この空の色を君は知らないのに
この雲の作る影を君は知らないのに 
"母の日"に 母に贈った『四つ葉のクローバー栽培キット』
クローバーの葉には それぞれ意味があって
たしか『希望』、『信仰』、『愛情』
そして、四つめが『幸福』とか
 .... 
あなたが灯台になった
と
囁く波の声が聞えた
から
私は書きかけの手紙を放り出して
服のまま海へ飛び込んだ。
きっと
あの人工岩を越えればあなたに会え .... 
進みましょうか
あたたかい、厳しい光の下へ 
3.
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2643383279…
 
君を永遠に取り囲む僕になる。 
私なら 泡じゃなくて風がいい
いとしい愛しいあの髪を
そおっとなぜて消えていく
そんなふうな風がいい 
悲しく零れそうな梅雨空に、ハグを。
ムカつくくらい綺麗な夏空に、キスを。
在り続けなければいけない僕たちに、ラブを。 
埃をかぶった辞典を開いて
君に伝えたい言葉を探してみる
学のない頭から出てくる言葉は
ありふれた簡単な単語ばかり
君を勇気づける言葉を知らなくて
根拠も言えず「大丈夫」を繰り返す .... 
空が段々と綺麗になってきました。
夏です。
気分もカラッとしなきゃ、
ですね。 
すやすやと
安らかな寝息を立てる
ちいさなちいさな背中
このちいさな背中に
どれだけの重荷を
背負わせてしまったんだろう
たくさんの痛みに耐えて .... 
自分の目で見たものを
自分の頭で考えて
自分の言葉で表現する
自分の手で触れたものを
自分の感情で受け止めて
自分の体で表現する
言葉は表現のために必要だけれど
言葉 .... 
ピアノの調律を数式化した教室で
黒板に書かれた文字を
僕たちは理解しようとしない
故郷の水不足を報じる朝日
此方では雨が降るけれど
牛の鞄ではダムにはならなくて
蛍に逢いたいと
彼女 .... 
まるで子供のように
花火が見たいなんて言うから
僕は少し呆れ顔で 君の頬つねって
君は少しふくれ顔で 僕のマフラー締め付ける
眠りから醒めた街の片隅
潰れかけのディスカウントショップ .... 
ずっと、将来や自分のために肩肘はってエイコラやってきましたが
結構、自分のためというのはしんどいです
失敗すると、たいていブルーになってしまいますから
これからは、誰かのために良いコピーをと .... 
せつないね 水の音
世界が 少し へこんで
水の音
くすり指 井戸で ひたせば
風が 吹く 家
宿題を ぱたんと 鳴らして
水の音
よるが 窓から やってくる
遠くの 森で
 .... 
コトバを上手く言おうとすると、
きっと下手になってしまう。
コトバを綺麗に言おうとすると、
きっと汚くなってしまう。
コトバを書こうとすると、
きっと途中で変わってしまう。
コ .... 
水をいれた空に
星で満たされた大地
ボクはキミと歩き
そして 
1人見上げる 
夕暮れの空 
声なんか 
かけてくれなくていい 
1人は 
そんなに 
嫌いじゃないから 
夜が控えめな口で笑っております 
ニコリと、いえニタリと 
時折墨色のハンケチで覆い隠しながらも 
笑うのをやめようとはいたしません 
ウフフと、いえキヒヒと 
奇麗な弧を描く口元に見惚れ  .... 
心に溶ける美しいメロディー 空に広がるピアノの声
静かに揺れる繊細な指先   僕はゆっくり眼を閉じた
伝える君の気持ち 伝わる君の気持ち
ぼやけた夢の形 浮かべて見える装置
なにも変わ .... 
また、一つ。
恋の花が咲きそうです。
月下の明かりに照らされて。
綺麗な花を咲かすでしょう。
また、一つ。
花が咲く頃。
一つの花が散るでしょう。
今まで .... 
涙のかわりに詩を書く
泣きたいなら泣けばいいと
言ってくれた人の前で
泣く事ができなかった
感情だけが
私の取り柄です
おとなしいと言われる
雰囲気などは全く
この胸の深層とは
 .... 
 
 
 
 
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