あの船乗って、

どこまで行けるかな。

どこでも良いから、行きたいな。

なぁ。

搭乗チケット、

どこにある?
     こたえがわかりました

     もとめてるもの、したいこと、わかりました

     きいてきたあなただけど、つたえられません

     とてもとてもとおくなってしまいま ....
自己の才覚を認めずば埋没し、
自己の才覚を過信すれば孤独となる。

賢くあれ。先を見据えろ。
目を覚ませ。盲目であれ。

自己の形など掴まずとも自己は存在している。
その存在に ....
波に揺られど 私は私

   見分けのつかぬ たった一粒の砂だとしても
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
誰がために。

声を殺して泣いてる姿が

とっても切なくて

僕は大きな声で泣いたんだ。



・・・いつしか声は共鳴して



「ありがとう・・・。」と



た ....
小さい頃

雪っていうのは神様が落とした

宝石だと信じていた




人が亡くなって
魂が神様のところに逝く

また人間として生まれ変わるとき
人間だったときの記憶は
宝 ....
{ルビ梔子=くちなし}の満開の下へは
決して近寄ってはいけない



『クチナシの木の満開の下』




子が出来ぬ
という理由で離縁された女は
梔子の花しか食べられなくなった ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
恋をしなさい

理性抜きの
はじまる思い
一途な思い
終わる思い
いろいろな思いがあるけれど
今この瞬間を大切にしていこう

時には「過去」を見る
でも「過去」ばかり見ていてはいけない
「今」が見えなくなってしま ....
それは七色に輝く不思議なタマゴ
何が生まれてくるかは分からない

もしも天使が生まれたとしても
育て方を間違えたなら
悪魔の心が宿るかもしれない

もしも悪魔が生まれたとしても ....
これといって意味はないけれど
コーヒーカップを買いました
ただ買っただけなので
無駄遣いでしたが
人と話がしたくなりました

これといって意味はないけれど
車で県内を一周しました
ただ ....
風は暗がりから吹く
私の影は滴りつづける

誰も居ない
かつて誰かが居たかもしれない
そのわずかな痕跡も
とうの昔に温度を失い

記憶を失い

頭上には黒い星座たち

ただ脳裏 ....
幼い頃に広かった幼稚園の庭。大人になって訪れると
不思議なほど狭くなっていた。密かに憧れていた保母
さんは、ふたりめの赤ちゃんをだっこして。お腹の太
ったおばちゃんになっていた。 

年を重 ....
それって秘密だよ
思わせぶりに微笑んだ
あなた
ドラえもんじゃないくせに
ポケットから何やら取り出しては
桜の木に振りまきはじめ
(まだまだ寒いよと眠ったままなのに
まだかまだかと貧乏揺 ....
月のしずかを詠むほどに

月を
寡黙に封じ込む


 聴きそびれていたかも知れない
 のに

 細い肩には雲をのせ
 風をたよりに
 風さえも
 去り


物云わ ....
「もう無理なんだ・・」 と

電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。

バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。

ぼりぼり。

むしゃむしゃ。
 ....
ぼんやりと見つめる先は
時に鮮明、時に不鮮明
過去が哀しんで現在の僕を憎んでるのが見えた
未来は微笑を魅せる
今日の朝、目覚めて僕は生まれた
今日の夜、寝付いて僕は死ぬ
はじめまして、 ....
一月ついたち

凛として
鈴の音が
聞こえてきそうな
夜でした

まっすぐのびるこの道も
ざわとも動かぬ杉の木立も
風の止んだ雪の原も
すべてに
群青いろの絵の具を
とかして撒 ....
いつの間にか
とは言っても気付いてはいるし
知っていることと、そうでないこととの狭間で
見えているものは見えている

遠天
空が遠くなった
うつむいて歩いても、どこかで触れているような気 ....
 蛾は、何故あの月を目指さないか

 あの燦々と煌く夜空の星を愛でないか


 愚かか

 人の造った軽薄な灯にたかり

 一箇所に吹き溜まる


 昔、お前らはもっと美し ....
一人きりの夜には
君が残した最後の言葉が
走馬灯のように甦る

夢の中でさえ君は
私を許してはくれない

一人きりの夜には
携帯電話を握り締めながら
ボタンを押す事を躊 ....
蠍の あかい 目玉が

海のむこうへ と 落ちて

時折 のぞく

スピカ に

こんばんは と挨拶 。

オリオンの べるとが

空を 照らす なか

シリウス の待 ....
喋られなくなっても。

見えなくなっても。

歩けなくなっても。

キスが出来なくなっても。

唄が聞こえなくなるのだけは、イヤだ。
森をゆく陰

陽の雨 うたたね 岩棚をすべる水

老樹のうろ 葉に棲む音 午後の胞子

塞がれた兎の穴 雪割草をすすぐ沢
 
ほとりの鴫 消えない木霊

わけのない過去 はずのない ....
私とあなたが
星砂の浜辺を歩きます

くりかえし
打ち寄せる波は
過去から未来へと
永く続いている
時の呼吸です

波に乗せられて
次々と浜辺に
打ち上げられる
星の形をした砂 ....
目隠ししてから選びます。 強くなりたい

恋なんてしなくても 愛してくれる人がいなくても

 寂しいと思わないですむようにしよう
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい

そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
緋月 衣瑠香さんのおすすめリスト(743)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲船。- 狠志携帯写真+ ...507-1-31
こたえ- 逢坂桜自由詩12*07-1-24
妄言- R自由詩207-1-17
海の砂- 画竜点睛自由詩6*07-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16
誰がために。- 來稚自由詩2*07-1-16
雪の記憶- 愛心自由詩14*07-1-16
クチナシの木の満開の下- 蒸発王自由詩11*07-1-15
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
君らしく- haru携帯写真+ ...6*07-1-14
- 優羽自由詩6*07-1-14
七色のタマゴ- 1486 106自由詩8*07-1-14
これといって意味はないけれど- ぽえむ君自由詩10*07-1-13
黒い星座- 塔野夏子自由詩10*07-1-13
遠い鐘音- 服部 剛自由詩13*07-1-13
さくら- 恋月 ぴ ...自由詩43*07-1-13
月歌- 千波 一 ...自由詩28*07-1-12
鳩さぶれ。- もも う ...散文(批評 ...44+*07-1-10
過去と現在と未来と- し ん携帯写真+ ...7*07-1-7
月夜- LEO自由詩29*07-1-4
遠天- 霜天自由詩1007-1-3
- 190cm自由詩606-12-21
一人きりの夜には- 1486 106自由詩3*06-12-20
天空回廊- 李伍 翔携帯写真+ ...406-12-17
最後まで。- 狠志自由詩306-12-16
巡礼者- 相馬四弦自由詩2*06-12-16
星砂- 三条麗菜自由詩17*06-12-14
もしも明日が選べたら- 真紅自由詩2*06-12-13
be- 北大路京 ...自由詩11*06-12-11
名前は知らない- ぽえむ君自由詩24*06-12-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25