すべてのおすすめ
{引用=二宮町は神奈川県西部、小田原市と大磯町の間に挟まれた相模湾を南に臨む総面積約9.08平方キロメートルの小さな町。人口約3万人強。町名の由来は、町西部にある川匂神社が「相模二の宮」とされたことか .... あの日 は もっと
懸命過ぎていた ような

だから
とっても よく覚えているわ

風を




気のせいかしら

いつの間 に

気のせいかしら

和らいだここち  ....
背を追いたてる響きがある
歪みを映す光がある
遠い道から見つめるものの目
暗く乾いた熱のような目



異なる滴は異なるまま
鏡を流れ落ちてゆく
やわらかくはならない
 ....
タクシー未満の部屋を
間借りすると
運転手がいません
タクシー未満の部屋なので
運転手未満の僕がいます
それから線路のように
どこまでも間延びした
顔の恋人
そのために僕は ....
夜空にはった薄い
うすい膜のような
しろい雲の
あまりの遠さに
秋を知る
気づけば
月も
星も
なにもかも
わたしたちを包むせかい
高みにみあげた
綺麗の  ....
あんなに大切にしていたものを

広すぎる空
剥き出しの月

甘いにおい

常に私の心は半分で
両方を行ったり来たり
どちらにも染まらず染まれず

今になってようやく
手放したこ ....
風のかたちになりたいのです
なのに
縫いつけておいたはずの秋風が
かたちをうばいました


(ほたる  湯けむり  はぐれ雲)


うばわれたと思ったのは勘違いでした
かたちがない ....
救急車が来ない。

だから、
ないてみた。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

救急車は来ない。

周りには、
こんな ....
がんばったら見上げた空10センチだけでも
雲の切れ目から青の覗く
そんな世界を私は希望する

その青が
回りまわって
どこかで引っ込み思案に咲こうとしている
白い花の背中を押 ....
ついっと 顔をあげ
仰ぎみている

病室の 窓は薄暗く
パジャマ姿の そのひとは
ベットを 脱け出し 立ち あがって いた

「いまねえ そらを かこうと おもって」

少しとまどい ....
旅先の朝はいつも
どことなく空々しくて
慣れた町のそれより音が少なくて
まるで耳鳴りのように迫ってくるもんだ

僕は重たい体をゆっくりと起こす
さすがに他人の蒲団じゃそんなに眠れないな
 ....
忘れてください
それで忘れられようものか

諦めてください
それで諦められようものか

許してください
それで片付けられようものか

まだ まだある
言葉以上の何か

それが弾 ....
囓る
足の指を囓る
囓る
猫の額を囓る
囓る
柱の傷を囓る
囓る
カレンダーの空白を囓る
囓る
固まった真実の躯を囓る
囓る
惚けたふりをする耳を囓る
囓る
駅のホー ....
ハワイには四季があるんだぜ

死んでいった
お母さんたちは
特攻する
とつくにの小泉さんちに

生きて往くだけの毎日
新聞は届かなかった

全ては桑田佳祐の仕業である

廃工場 ....
秋桜揺れる 
秋揺れて
風の彼岸を見渡せば
時の遥かに思い出揺れて



塩辛い川面に光注げば
懐かしく
哀しく
かの人は手を振る



道を分かちて
生きた君
人のか ....
ぼくの中で
ぼくが叫び声をあげた
痛々しくて
悲痛なまでのその絶叫に

ぼくは
なんだか
泣きたくなった
なにげない空
トスカーナは
ミケランジェロのブルーに
染まる


叶わない夢
中世の
止まった石が
語る


朝の大理石
ひっそりとしたたる



12回反響する声 ....
 
 朝おきて、虚脱感に襲われていた
 恋人と別れる夢を見たせいだ 

 恋人の飼ってる犬が この世を去った
 僕は北窓の薄暗い部屋に住んでいる

 仕事をする気になれず貯金も使い果たし ....
麦色の夕方に
夏は死んだ
その致死量の傷口をさらに広げるため
強い風が吹く
夏の屍骸
それは輝くことのなくなった横断歩道の上に
反射することのなくなった水たまりの中に
横たわっている
 ....
ぷぷちゃんのつぶらな瞳が
踊るように歩く
青の裾野を
静けさを流しながら
口笛を吹きながら
踊るように歩く

いがらっぽい重みに耐え忍び
針と糸で生活を縫う


この家は。
 ....
私の大好きな二人が
木蓮の詩を書いていたので
私も書こうと思って
毎日 家にある木蓮を見に行った

山の日陰にある木蓮は
つぼみはつけても
なかなか咲かず

そこだけいつまでも
く ....
タイセツなヒト
が死んでしまった
ケムリはまっすぐに
ソラにのぼっていった
タイセツなヒトを想うたび
頭のなかで
スイッチが入った
かち
音がして
タイセツなヒトで
キモチがい ....
子供のころは簡単だった
青いクレヨンで雲のかたちをくりぬけば
それが空だと言えたけど


いま僕が描こうとしてる
この空には青が足りない


たくさんのことを知ると
たくさんのこと ....
雪の中

反射望遠鏡を囲んで

オリオンをみたかい




どの星の並びを見ても

君の残像に見えたのは

ぼくのせいなんだろうか




雪の白黒を反転し ....
山を駆け 風を纏い

 花を愛し 詩を歌う
季節ごとに
色とりどりの
抜け殻を残し

また新しく
はじめる一日は
きっと爽快で

陽がさしこみ
はじめる
山々の稜線は

そんな
新しい人を
待っ ....
橋の上で飛び交う
小さな飛行機たち
朱色の空を背に
日が落ちるまで続く
音のない空中戦
男と女の間には
深くて暗い河があるらしいから
君の悲しい心の内を
僕は分かった振りして黙って頷く


男の情けは出したら終わりで
女は心に宿した思い出を
どこまでも抱きかかえ生きてゆく ....
 絡まった糸を ほどこうと
 深夜の疎水沿いを 静かに歩いた
 
 流れていたのは川
 流れていたのは星
 流れていたのは時
 流れていたのは涙

 流されていたのは 僕

 見上 ....
どこにも行き場がなくなって

しかたなく 一回転

また もとにもどってしまった


むりやりすすんでみれば

落とし穴にもきづかない

また ふりだしにもどってしま ....
しらいし いちみ さんの自由詩おすすめリスト(707)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
組詩「二宮」- 岡部淳太 ...自由詩7*05-9-26
和らいだ風に宛てて- 千波 一 ...自由詩5*05-9-26
午後と鏡- 木立 悟自由詩805-9-26
間借り- たもつ自由詩1105-9-26
深遠なる夜に- 汐見ハル自由詩905-9-26
忘れてた- 一代 歩自由詩1*05-9-26
低い風で雲を流せば- たりぽん ...自由詩16*05-9-25
「_ぴぃーぽぉー。_」- PULL.自由詩13*05-9-25
見上げた空10センチだけでも- umineko自由詩5*05-9-25
画家- 砂木自由詩12*05-9-25
旅先- 自由詩805-9-25
- 自由詩2*05-9-24
裏口- あおば自由詩7*05-9-24
反四季- 石川和広自由詩5*05-9-24
川のほとりで- 銀猫自由詩11*05-9-24
痛い- 水島自由詩2*05-9-24
斜塔- たかぼ自由詩705-9-24
弱音を聞いてください- 炭本 樹 ...自由詩9*05-9-24
夏の最期- 岡部淳太 ...自由詩9*05-9-24
青の山の麓の家で- こしごえ自由詩8*05-9-24
日陰_の木蓮- 砂木自由詩14*05-9-24
アメ- アンテ自由詩3*05-9-24
この空には青が足りない- ベンジャ ...自由詩17*05-9-24
巡礼:野辺山- たりぽん ...自由詩7*05-9-23
自然児- 炭本 樹 ...自由詩4*05-9-23
脱皮- なかやま ...自由詩4*05-9-23
蜻蛉- 大覚アキ ...自由詩305-9-23
SAGA- 恋月 ぴ ...自由詩13*05-9-23
たたずんでいる- 炭本 樹 ...自由詩805-9-23
アルモノネダリ- ばら自由詩405-9-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24