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悲しげな横顔を今も思い出す

雨の日も晴れの日も


切なくて

悲しくて

愛しくて

届かない


想い出は

もう

葬ってしまおう

墓標は白いユリの花 ....
僕は生きたい 死ぬなんて恐い

だけど・・・・

永遠に生きるのは いやだ

そんな僕は

わがままでしょうか?

こんな話があります

ある病気で残り1年の命と言われた男が
 ....
何かを描こうとした手のひらが
冷たい膝の上にひろがる
消えてゆく言葉に涙するとき
ふいに指先に触れてくるもの


遠い雷
遠い花火が
水の笛のなかにあり
ゆうるりとゆうる ....
何気なく話しながら
近くの土手を歩いてた君と僕
ふと沈黙が二人を襲う
でも それさえも気持ちよかった
そんな穏やかな夕暮れ

それを壊したのは
急に立ち止まった君だった
空を見上げ一言 ....
ふらいぱんに

たまごをおとせば

あさいちばんに

みることのできる

3かいぶんのはなび
とても幸せな夢を見た
幸せな夢を見たのは久しぶりだったので 
自分のための墓をつくることにした

・三枚の画を用意する(クライン クレー 灰色とアイヴォリーと赫の抽象画)
・壁に立て掛ける( ....
 歯医者さんでレントゲンを撮り
 移動台にフィルムを貼って先生が解説する。
 目の前にはモノトーンの頭蓋骨の半身。
 これが私というもの。
 こんにちは!こんにちは!
 道行く骸骨どうしが少 ....
夕ぐれが夜になるふしぎ

月がかけていく夏の朝


地球のかたむきを

人はいつも忘れている
灯りを付けない夕刻の
人のいない部屋の沢山の影が
角からふやけて
海になってゆく、深い、暗い
海になってゆく


肺に溜まる海って
苦しいよね、でも
呼吸と引き換えだ ....
かぜがつよい なにがとんでくるかわからない でもきもちがいい たいふうのせいだ いもうとはねつがでて ねている じてんしゃにのれないし いもうととあそべないので つまらない こんどは ははがねつをだし .... マッサージで気持ちよくなって
つい眠ってしまった
目を覚まして慌てて会計に行けば
どこかで見知った顔が
「ごめんなさいお会計お願いします」
わたしがそう言うと
「まだですよこれからですよ」 ....
洗濯物をたたむうちに
不意に可笑しさがこみあげてきた

昨日までの
それまでの
汚れを落した衣服の形
そうだとしても
ひとつひとつ
笑顔や葛藤や
その他{ルビ諸々=もろもろ}の生活を ....
あるいは
ロボットがいるかのように
僕らの生活には
ささやかな潤いがある

目覚めとともに
お互いの強度を確かめあう
もう細胞壁を持たない
サブウェイ、いくつかのヒューストン
 ....
つぐないの花に
光が降る 雨が降る
半透明の蜘蛛が
空を見る
何もかもが破けてしまいそうな
たくさんの鈴の音がする


名前の無いもの
にくしみを
とどまりすぎ ....
煩雑な文句が蔓延した世界
今日も空は青い。


あの日の惨劇をすっかり忘れて

単調な唄と 中身がからっぽの詩を
 顔のない人形が歌う

  …そんな愛の言葉なんて
  温もりある ....
ミラーハウスで求め合わないか

前と
後ろと
右と左と
斜め、っていう曖昧な角度も
加えて
つまりはすべて

求め合う姿は
すべてに映るさ
求め合うふたりに
すべてを魅せる ....
いつもより眠たい朝

目のさめるような

上弦の月が

うかんでいた
空から雲が生まれるのを見た
何処までも青く
海の青を吸い込んだ空は雲を産み
海の魚の夢を乗せて
一羽の鳥が
海と空の境界線をどこまでも
眠っていた水面に
君の目から月の雫が一滴

やさしく体中を駆け巡る波紋
その振動は血管を伝い

僕を熱くさせる

ただ上だけを見つめて
僕らはスイレンのベッドに浮いている

君は ....
気がつけば
見上げるのを忘れるほどの暑さ

八月の太陽は
僕の服を一枚ずつ脱がしてゆく

ぜんぶ脱ぎ捨ててしまおう

そう思えるくらいの
光線を放っていたはずなのに

いつの間に ....
私は風鈴

あなたが風を送ってくれると

綺麗な音色がするでしょう

あなたの心はなごみますか


あなたが風を送ってくれないと

私は鳴りません


はるか昔

あな ....
雨、
雨音
ヒグラシのリズム

おもむろに始る
朝のデカダンス
雨が沁み入る
抗体のしきたり

生き足りて苦痛です
滅落して遊ぶ生態は
蓄音機になりたいのだ

潰されない虫に ....
セミたちが
総合掲示板へ集い
はち切れんばかりに叫ぶ

嫌なら見なくていいものを
目に焼きつけて
身体をこがし のたうち回る

知る以上に
傷つくことを恐れていない

そんな姿を ....
   僕は君に聞きたいのだ

   僕がいないのに、どうして花が咲くのだろうか
   僕がいないのにどうして夢を与えるのか
   僕がいないのに、僕を呼ぶのか
   僕がいないのにど ....
少しずつ
深くなる季節に声をかける
前髪の長さが視界をさえぎる頃
君は青のように濡れるだろう
それは特に悪いことではないのだが
誰もが出立している そのさなか
僕は君に声をかける

少 ....
ふいに
欠けた気持ちで目覚めた
三日月の朝


とんとん、と
階段を降りながら
わたしを満たしていた
はずの
あたたかい何かを
必死で思い出そうとする

思い出そうと
コーヒ ....
ぼくの恋愛感情は
小学6年生だった

授業のチャイムが聞こえたならば
急いで席に着かなくちゃならない

なのに先生である彼女は休みがちで
せまい教室でぼくは自習ばかりしていた

そこ ....
わたしがむやみに数えるものだから
蛍はすべていってしまった


わたしが思い出せるものは
ひとつ
ふたつ

美しい光

いつつ
むっつ

美しい光

けれどもそこ ....
意識無意識が不自由な手で
ピタゴラスの缶詰を開けるとき
逆戻りした冬空は霙を降らす。

完売した安売りのビールを運ぶトラックは
新たな排気ガス規制に対処できなくて
既に廃車になっていた。
 ....
ふと気付けば夜の闇
棒のような足を動かし
やっと山から出た

そこには町があった
町は不気味なほど静まりかえっている
町を歩き回ってる時にこんな声が聞こえてくる

「ようこ ....
しらいし いちみ さんの自由詩おすすめリスト(707)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
@4_墓標- 貴水 水 ...自由詩11*05-8-6
わがままって?- 天使自由詩3*05-8-6
水笛- 木立 悟自由詩605-8-6
君と僕の関係- eris自由詩3*05-8-6
はなびたいかい- (o¬ω¬o)自由詩205-8-6
弔い- /////自由詩205-8-6
日常の後ろ- あるふぁ自由詩405-8-6
日常- アメウ自由詩13*05-8-6
可笑しな話- A道化自由詩1105-8-6
たいふう- たかぼ自由詩805-8-6
統合施設- チアーヌ自由詩1205-8-6
笑う形- こしごえ自由詩16*05-8-6
ケージ- たもつ自由詩805-8-6
灰_Ⅲ- 木立 悟自由詩505-8-6
キラメキノウタ- 菅原 夕 ...自由詩1*05-8-6
ミラーハウスで- 千波 一 ...自由詩19*05-8-6
- アメウ自由詩2*05-8-6
見上げる- 暗闇れも ...自由詩2*05-8-5
スイレン- みもる自由詩505-8-5
八月の太陽- ベンジャ ...自由詩6*05-8-5
@3_風鈴- 貴水 水 ...自由詩5*05-8-4
雨に走る- つきのい ...自由詩16*05-8-4
夏の名無し- (o¬ω¬o)自由詩205-8-4
惑星ソラ- せんたく ...自由詩2*05-8-4
声をかける- 岡部淳太 ...自由詩8*05-8-3
目覚め- なつ自由詩12*05-8-3
落書き- プテラノ ...自由詩9*05-8-3
清流- 千波 一 ...自由詩43*05-8-2
桃色ガス- あおば自由詩2*05-8-2
皆月町- HARD自由詩8*05-8-1

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