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玄関の靴脱ぎ場で
わたしはあなたと話をしていた
あなたの欲しい不動産の話
わたしの欲しい不動産の話
玄関のドアは閉まっていた

肩にかけた鞄
夏の玄関は暑く隙間もない
わたしは不動産を ....
つーら つーら

流れてゆきます 時○
 
流れてゆきます 血○
  
流されてゆきます 財○
   
流されてゆきます 人○

さよさよと さやさやと
流れるまま 流されるまま ....
休日をうだうだとねっころがって過ごす
時々
素足をぺとーっと
重ねて

あなたがうるさそうに
足をはらう
ので

わたしは
ごろごろとベッドの端へ

SOS
SOS
ベッド ....
私には保証書がない
雨は灰を帰すから
空が大地が、きらめいている
くやしい
鮮やかすぎる日中

それでも静かにお茶する。
珈琲の苦さが、じんわりと重みのなかを通過して沈み広がる
夏でも ....
突然こんな言い方ってないけれど

あなたとあの人を

秤にかけた訳じゃないの

どちらが得かなんて考えてなかった


季節は心のためらいも知らず

訪れ去るのですね


あ ....
両手に降りしきるパズル

ひとつひとつの破片にふれる隙も

与えてもらえない大手町の足枷

待ってよ、いまこの目で見たのに

落ちてしまえば影さえ残さぬプリズム



違う ....
もう良いことなんか何も無いから
デザートを食べよう
甘い
甘い
デザートを食べよう
何がいいかな
さあ並んでちょうだい
プリンやゼリー(でも、少し物足りない)
シフォンケーキ(ぼそぼそ ....
 生命(いのち)が
 直列の文字で記述された糸切れであるとは
 なんと不思議で美しいことだろう。
 あなたも
 そして私も
 短い命の糸切れ。
 しかしその短い糸切れが撚り集まって
 太 ....
空におちた種

芽がでるように


きせつが

ころがりだす
     散乱する格子らに
     畏まって居られないらしく
     文字達が泳いでいる
     水族館にしては蒸し暑いし
     少しも苦しくない
     もともと肺呼吸がとくい ....
薬指で唇をふちどる
慣れるということはない
深々と 息を吸う
いっそ無心に吸う

わたしのごちそう
仰ぐ因子
風を口にふくむ
上昇する本能

ここは分解の森
わたしは湾曲した小さ ....
何をしたら いいんだろう
何処へ 行けば いいんだろう
ぽっかりと 空っぽの心
漂うみたいに 歩く 道々
ぷちっと 千切った 草の葉を
唇に当てて 吹いてみる

ぴー ぴー ぴーーー
 ....
「黙祷」
一瞬でざわめく声は途絶え
耳に煩い程の静寂に包まれる
この時を待っていたんだ

***

「しらかんば」
呟いた唇からは
ただただ灰色の煙が零れるだけだった
既に頭の半分 ....
流行りの歌しか聴かない君が
着メロにしてるのは名曲カノン
君らしくないねとからかう僕に
だって好きなんだもんとはにかんだ

すれ違いが目立ち始めた昨年の夏
焦りとは逆に僕らの溝は深まるばか ....
わたしは 生みの親だもの
おまえが憎いわけは ない

けれども わたしは 手を貸さない


さぁ

潔く 
心地良く
羽ばたいて ゆけ



誤解も あるだろう
嫌悪 ....
 25年前放送というシルクロードを見た。
 天山の白い峰々は今も変わってはいないだろう。
 砂の嵐も吹き続けているだろう。
 陽にやけたしわ深い老人をいまも見かけるであろうし、
 赤い衣装を着 ....
もし人間が 地球で一番のゴミだとしたら

この地球は 宇宙で一番のゴミ箱なのかな

僕等人間が 好き勝手描いた夢は

この日まで 生きるために使ってきた

エネルギーの 何分の一の大き ....
空が終わりかけている
月が想いを失っている
星が笑いかけている
罪を思い出している

誰かが腐りかけている
雪に埋もれて眠ってる
明日が来ないと知っている
昨日が終われないでいる
 ....
8月16日(火) 晴 

昨日まで順調に育ってきたが、昨日の夜はしゃぎすぎたのか
ぐったりとした様子。縁のあたりがすこしほどけている。

このまま人間の手にあると、野生に戻れない可能性がある ....
書けなくなったら
書くのを止めるまでのことさ

なんてこと
言ってみたいな

言葉の神様
どうか
私を
見捨てないでください
ギガ眼鏡に昆虫バイト
交わされる空中分離帯 
汗かいて曇りガラス何も知らない
早すぎた演技
導かれて楽になれるならこうやって想像しても意味がない
余り 嘘声 嘘態度の乱用呆れ果てて ....
きれいなあきびんを
ひろったので
ひとり
となづけた
ごしごしあらって
ちいさながらすだまをいれると
そこをころがって
からからおとをたてた
まどべにおくと
ひとりは
かぜやあ ....
空のみえるカフェ


待っていたひとは
こなかったのだけど、

ほどよく苦い
こーひーが 
ぼくのからだで
まるくなり

「とりあえず、
もうひと口」




ささ ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
 何もいらないだなんて、 真っ赤な真っ赤な嘘でして、 てとらぽっとは海につながれて
夕日が燃えて琥珀に変わるのを
見ていた

さよなら
さよなら
さよなら


駆け足で過ぎようとしている夏の
スカートの裾 ....
空が割れて
夏で満たされたプールで
泳いでいる
さかなのアンテナで
誰とも触れることなく、すり抜けて
泳いでいる
すれちがう誰もさようならをうたわない


体の中心がどこなのか
わ ....
感傷的になれるのは
多分自分の中がからっぽだから
埋め合わせたいんだ
満ち足りてないから
器が泣き出すまで
満たしたいんだ

だからしばらく指で何度も何度も
点いては消え点いては消える ....
    真紅の鯨は大きな口を開け

    岩陰にじっとたたずむ稚魚など

    群青の空の途方もない背後の夜をあおぐ

    踵をかえすだけの過去は

    あまりに遠いので
 ....
明日は
焼肉を食べに行こう
彼女の
生まれた日だから
なぜか
戦争に負けた日
諸説あるけどね

いくぢなく
からみつかれて
からみあって
生きている
普通じゃないくらい
生き ....
しらいし いちみ さんの自由詩おすすめリスト(707)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
玄関- チアーヌ自由詩6+05-8-18
沙流詩・狽- 自由詩1*05-8-18
国際アナタ救助隊- umineko自由詩5*05-8-18
「かふぇてらす空路(そらじ)」- こしごえ自由詩15*05-8-18
@9_線香花火- 貴水 水 ...自由詩205-8-17
影ふみのできないビルの谷間- −波眠−自由詩105-8-17
今日のデザート- チアーヌ自由詩805-8-17
DNA- あるふぁ自由詩305-8-17
初秋- アメウ自由詩6*05-8-17
泳げない八月十六日_(即興)- 窪ワタル自由詩12+*05-8-17
花火- こしごえ自由詩6*05-8-17
草笛- さち自由詩6*05-8-16
黙祷_三十秒思考- 虹村 凌自由詩3*05-8-16
カノン- 相沢邑人自由詩4+*05-8-16
うたの掟- 千波 一 ...自由詩16*05-8-16
旧シルクロード- あるふぁ自由詩105-8-16
CALL_CALL_CALL- 蒼穹自由詩5*05-8-16
継続- 雄太自由詩405-8-16
「麦藁帽子観察日記」- たりぽん ...自由詩4*05-8-16
no_title- 大覚アキ ...自由詩605-8-16
チョロコ- チQ自由詩205-8-16
ひとり- アンテ自由詩12*05-8-16
珈琲- アメウ自由詩3*05-8-16
ばいすくるのソネット- umineko自由詩9*05-8-16
「毒白」- くるす自由詩4*05-8-16
さよなら夏- 落合朱美自由詩19*05-8-15
満水の夏- 望月 ゆ ...自由詩37*05-8-15
小さな・・・(SH251iSを手に)- db自由詩305-8-15
真紅の鯨_______(完成しない巻頭詩)- せんたく ...自由詩2*05-8-14
焼肉を食べにいく- 石川和広自由詩5*05-8-14

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