どこへでも行ける頭と体と足と地図があるのに
どれだけ地図を見ても
どれほど歩き続けても
行きたい場所へたどり着けない

私の行きたい場所
私は想い出に行きたい
 
 
野分立つバニーガールは笑い泣く
くっせぬこころ とどかぬ気持ち

 
*
 

生きていくことって大変なんだ
AIのinkweaverさんはどう思う
 

この句と問 ....
お祭りの夜に
名前を落とした
人混みの中だった
大きな大人にぶつかって
うっかりと
落としてしまった
心細く泣きながら探した
やっと見つけ出して
元の所にはめてみたけれど
そ ....
ゆうやけこやけ。また明日。寂しい風が吹いて、また明日。
母さん。どうしてあのときブランコなんかに乗っていた?人目もまったく気にせずに。ブランコゆっくり漕ぎながら。まるで子供のような眼差しで――。あの ....
つま先ゆび先どこへ向いてる
意識しないとボールは
レーンを外れてしまうよ

いつもしっかり定まらない
僕の先っぽ
ガターの奥へボールが消える

ピンはきりりと立ったまま
リベンジボー ....
越えてはいけない線の先の方がずっと生き易い世界だった、厳しさが両手を広げて迎え入れてくれた、妥協なんか存在しない世界、それこそが俺の求めるものだった、たった一人でその日の最良を目指して躍起になる、 .... 幼なじみといっしょにいた時間は
結婚相手と付き合っていた時より
長かったのに ね

何年ぶりかの同窓会で
大工のせがれは燻製のさかなを齧って
濃いめのバーボンを飲みながら
不二家のぺこち ....
 むかし精神病院で知り合って、
 そのまま好きになった女
 がいたんだ

 きのうの夜だ
 かの女からもらった、アイマスクと耳栓、
 どっかの宗教家がだした、『そんなとき、深呼吸』という本 ....
こどもの世界を、そんな綺麗なことばでもって
書いてくれるなと思ったのです
校門をくぐるとあるコンクリの池に
誰かがパンをどかどか投げて
何匹かの鯉のお腹が膨らんで
ぷうかぷうかと漂っている匂 ....
あなたとは付き合いづらい日もあって外では草の葉ばかり見てた


私には何にも無いの、遠い未来から降ってくる言葉以外は


銀色の雫を舐めて純愛を求めて生きる森の鹿たち


忘れたい思 ....
夏が終ろうとしている時
世界が昏くなりたがっているのを感じる
私は台風一過の荒れた林道を歩きながら
その名残りの水のしたたりを見る
一滴の雨の子供のなかに
自然のすべての理が凝縮されているの ....
ヤマメは今月で終わり

本流のニジマスは今年いっぱい

仕掛けを選び

竿を選ぶ

その{ルビ逞=たくま}しさに負けぬよう
マリー・アントワネットの斬首を民衆は楽しみにしている
今か今かと待ち構えている

マリー・アントワネットの首が堕ちた時
民衆は喝采した
確かにスマホは便利だし
無料で情報を読めるけど
スクロールしたその果てに
ここから先は有料と
情報途切れることばかり

途中まで読んだ時間が奪われて
知りたければお金出せ
合法的な喝上 ....
丘の上に立ち
手に握る小さな鐘を
頭上に振り上げて
カランコロンと打ち振ると

雲が空に集い、雨を届けてくれた

掌に受け止めた雨粒の色は
必ずしも透明ではなく
様々な色に染まってい ....
頭の病人を締め出す人はまだ何も知らないのだな。たぶん職業としての詩人はその先にある普遍的な辞書を求め、或いは持っているのだが、彼も生活があるから無料では貸してくれない。貴方は代償に何を払うのか .... チャコールグレーの夜、ローヒールの足音が窓の下を通り過ぎる時、インスタントコーヒーが少し喉を焼いて、イマジネーションのすべてに一瞬血が混じった、それはある意味理想ではある、ただ望む血じゃないという .... 紅蓮の炎に焼かれた文様
この背中の海図は消えることはない
これを読み解いて欲しい
北極星は歪み
オリハルコンの羅針盤は深海に沈んでいった
帆は散りぢりと破れ
ぼくらはいったい何処を漂うのだ ....
胸に火炎の種を宿して産まれてきた
赤子の時は泣いて火の粉を散らし
成長するにつれて自分で消火し
胸の印を隠して生きてきた

あなたに出会った時
胸が疼いた
忽ち火炎が咲いて
私が私に目 ....
キキョウいよいよ大きく見事に
正五角形の星形の花を開いた朝、
私は眼を見開き空を見上げる

青、涼やかに澄む青

住んでこの部屋此処に五年
     、
あゝなんてことだろう

人 ....
釣りから帰ると
ポストに1通のメールが届いていた
{ルビ一滴=ひとしずく}の涙が零れ落ちる
それは川に流され海へと溶けていった

琥珀の水に氷を沈め
紫煙を{ルビ燻=くゆ}らせながら
そ ....
夜の帳を漂いながら
時の灯りが揺れるのをじっと視ている
紫煙の向こうに浮かび上がる幻は
優しく誘う

ゆっくり両腕をしならせ
白い鳥になって翔んで逝きたい
反らした上半身の柔らか ....
 霧が匂う
 隠された風景の先を見ている
 霧はたえず
 その気配でただようしかなく
 歩み出れば崖っぷちに咲く野の花の細い茎を
 つかむような愛ならば

 もはや私に 
 緑なき ....
喜びがお前に何を与えるか
悲しみがお前に何を与えるか

果たしてあの馬鹿は
百年経ってもまだ幸福か

やっかむだけ無駄じゃないか?
どう考えても長続きしないだろ

ほな関 ....
雨の日のコンビニ前の空間で濡れた黄色が点滅してる


瓶入りの雨を透き通らせてまた、世界の果ての夜明けを見たい


生きるには哀愁よりも血が大事。廃墟の底のプールサイドで


音楽の ....
私は唯一ではなく
只の無二だった
岩の中に閉じこもっている
太陽を連れ出したいな
もう見つけている隠れんぼ
希望はあるのに見えなくて
冷たい岩肌にくちびる寄せて
合わせ目沁み込むように歌唄う
光が漏れるのを待ちながら
幾 ....
太陽の深紅に眩まり
球体の輪郭くっきり定め
滲み出す涼やかな静かさに
架かり渡る虹の朗ら意識を歌う

 宇宙は今 透明な雨降り
 人間は今 凍結の雪降り

真紅に明るむ太陽の
くっき ....
釣り人は静かに渓流ナイフを研ぐ

今月末で漁期が終わる

来週は天気が良くないので明日に賭けた

{ルビ山女魚=やまめ}に出会うことはできるのか

渓に聞いても応えはない



 ....
土星の衛星タイタンの海、
時空間跳躍施設のあるプンガの島々に
量子駆動によって遥々と運ばれた 卍 、
コンテナの中身はサルデーニャ島産のチーズ
生きた蛆虫の湧いた、カース・マルツゥだった

 ....
陽向(2躯-30~35)さんのおすすめリスト(639)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
行先- リィ自由詩4*24-9-23
バニーガール- 足立らど ...自由詩624-9-23
名前- たもつ自由詩224-9-23
ゆうやけこやけ- 本田憲嵩自由詩1224-9-23
ボウリング- 自由詩6*24-9-22
結果や結論に付着物など無いものだ- ホロウ・ ...自由詩4*24-9-22
もう恐れあい- 足立らど ...自由詩6*24-9-22
SETSUNA- 中田満帆自由詩324-9-22
こどもの世界- soft_machine自由詩524-9-22
残りは銀の雫だけ- 由比良 ...短歌4+*24-9-22
昏迷- 岡部淳太 ...自由詩624-9-22
五行歌_【渓流】大物狙い- レタス自由詩8*24-9-21
マリー·アントワネット- りつ自由詩4*24-9-21
スクロール詐欺- イオン自由詩3*24-9-21
想い河- まーつん自由詩524-9-21
とある人のネット詩歴(ネット連詩→自称詩→辞書詩→AI詩→現 ...- 足立らど ...散文(批評 ...5*24-9-21
誰かの為に鳴らされる音はすべて歪んでいる- ホロウ・ ...自由詩5*24-9-20
難破船- レタス自由詩7*24-9-20
彼岸花- 自由詩13*24-9-20
桔梗の歌声- ひだかた ...自由詩424-9-20
珠玉- レタス自由詩10*24-9-20
スロウダンス- りつ自由詩9*24-9-20
Reason- リリー自由詩15*24-9-20
音楽をかけろ- TAT自由詩224-9-20
祈りが届くまで- 由比良 ...短歌524-9-19
ちっぽけな人- リィ自由詩2*24-9-19
アンロック- 自由詩6*24-9-19
Heaven_And_Earth5(改訂)- ひだかた ...自由詩324-9-19
五行歌_【渓流】_禁漁間近- レタス自由詩5*24-9-19
タイタンの卍- atsuchan69自由詩9*24-9-19

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