水炊きにあすはビーフン東京の水はおいしい目はうつろでも アルルカン?ハーレクイン?道理で惹き付けられたはず。それは、猫!道化師!


    どう考えても字余り。失礼致しました。
白いテーブルに散らばった、
古い痛みと哀しみが
碧色のガラスの欠片とともにある
陽の当たる部屋から外を覗く

破れた写真をページに挿んで
永く閉じている本の背表紙に触れる
想い出は、夢の ....
やっと想いも嘘も忘れた冬の夜に
それでも消えない画像だけは
頭の中のアルバムには残る

昔生きた男のさみしい笑顔とか
押しつけられたありがたさを
断れずに無理矢理笑ったこととか ....
 世界は、ただ一枚の絵だけ残して滅んだという。いったい、だれの描いた、どの絵として残ったのであろうか? あるいは、世界自身が、世界というもの、それ自体が、ただ一枚の絵になってしまったとでもいうので .... 松本さんは
おはよう。こんにちは。こんばんは。
精一杯振り絞るように挨拶をする
今までそれも無かったと看護師は言った
回廊でぼくの袖を引っ張り
彼は時計を差し出し
何かを聞きたいらしかった ....
おむすび、
お出かけする、
にちようびの晴れた朝に、
握ってくれた、
台所の海のかたまり、
炊きたての、
白いゴハンの湯気に混じって、
海苔と塩の蒸せるような香りが、茶の間にまで活き活き ....
このログを読んでくれた方々が詩に対して何処かで、より「関心と理解を深め」て
いただけることを期待して、以下、載せておきます わ 、、、ー、、ー、、わん

この問題をテレビやネットで知った ....
磨きぬかれた回廊が朝日に照らされピカピカと輝く頃
眠りに就いていた患者たちは目覚めの一服をふかし
何時もと変わらない挨拶を何回もする
そして名前を呼び合うことで互いを認識するのだ
ぼくはブラッ ....
{ルビ朧=おぼろ}に深まってゆく夜
鏡に映るのは諦めをつなぎ合う僕ら
幾重にも繰り返されたパラダイス・ロスト
進むほどに歪んでゆく羅針盤

僕らの無邪気の夢はとうに喰い尽くされた
誰かに  ....
アサシン養成所の子どもたちは最後の卒業のときに親友と殺しあうページはパターン化している。闇バイト(の情報を聞いて)育っている今の子供たちは細くなりつつある日本経済のなかで育つにつれ暗殺者を認めてしまう .... あるきはじめてから
やっと息をすることを
感じたものだから
四つん這いにすすむことが
やっとで
匍匐前進した先で
どんなに頭を上げても
見えないものは見えないだろうなって
息が上がって ....


四人のリベラルサヨク
雲の見えるタワマン暮らし
ときに女装して
釘バットをもち
憎しみをこめて
裸体が映った鏡を叩く
駅伝の号砲が鳴るまで
一人はうつろ
一人はがらんどう
 ....
幸福の纏わりついた夜の衣を脱ぐ
ジャージにウィンドブレーカーを羽織り、
フリースの手袋をし、小さなライトを握る
外へ出ると冷気が両頬をビンタした

星空の朝は、町中の窓がまだ眠っている
信 ....
 ジィっと合掌して目蓋を閉じていることが多くなった。微笑みを浮かべてスッと静かにしている。血圧が低くなってゆく。心拍数は最低で59回。手首につけた血圧計にあたまを軽く乗せてから一気に脱力するの .... まっ青に晴れた空の下
うなりをあげた風と共に
ちょっと前の未来からやってきた
小さな落下傘部隊が
地上に舞い降りてくるけど
今しか見えないにんげんには見えていないらしい
彼らは透明の弾を連 ....
マガモがシベリアからやってきてはにぎやかに鳴いている
人造湖に多くの渡り鳥達が群れていた
赤い大きな橋のたもとにあった古い山小屋旅館は解体されて
長い年月に蓋がされた

昨日今日、ほぼ今年最 ....
やたら屁は出るし
その屁はとてつもなく臭いし
腹の底には何かあるだろうな、
と思ってたんだよね。

コールタールだった

そんなに厚くはないが
しっかりとこびりついている

言葉は ....
せっかく地球に生まれたのだから
歩くことが目的のはずだった
世界は広く
散々 than than
どんどん自分が小さくなり
動作もぎこちなく
それで
歩き方を忘れた
匍匐前進するには体 ....
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト

母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)

祖母を介護していた ....
 ○豆腐

しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
 「いらっしゃい」 
 「どうも」
 「いつもの ....
解ってる
解ってる
解ってる
解ってる

非道いひと
嘘ばかりついては“ちょろい”と嘲笑う

それなのに
どうしても憎めない
愛しさが込み上げてくる

解らない
解らない
 ....
  

どれほど孤独を気取っても
想えばオレはこれっぽっちも
ひとりっきりじゃあ
なかったなぁ

獣のようなガラスの気持ちを
持ってたわけでも
なかったなぁ

ただ、
甘え ....
君はそれを愛であると信じたかった
僕はそれが愛でないことを知っていた

それが愛であると
嘘でも君に云うことができれば
君は幸せになったんだろうか

だがその幻想を信じる君を
見たくは ....
きみ、
蜜柑、
しろいほっぺたに、
ふたつの蜜柑、
甘い匂いに釣られて
現実が熱で炒られ
無邪気に弾ける夢は
ポップ蝶になる

フィクションの映像流れる館で
夢魔がポップ蝶を喰らう

煽る熱は現実を狩り続け
力が尽きるまで
ポップ蝶 ....
ひとしずく また ひとしずく
ごとに消えていく から
滲み入り沸き立つ想い
もう底の其処まで底から此処まで
この喪失の想いを何処で識ったのか
失われていく時間と
対峙を強いられ露わになった ....
この時 その時 あの時 どの時
ずっとそこに在る
来る時 去る時 降(ふ)る時 どの時
きっと混ざり合う

この道 その道 あの道 どの道
ずっとすれ違う
来る道 去る道 降る道 どの道 ....
女王蜂が
金切り声でヒステリーをおこす

女王蜂は喚く
  「あの女を殺して!」

兵隊蜂たち困ってしまって
ぶんぶんぶぶん

攻撃を開始する
散る音も転がる音も枯葉らし

寒のみを老野良猫に感じたり

木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩

{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな

ランナーを真似てか岸辺走る鴨

それぞれ ....
陽向(2躯-30~35)さんのおすすめリスト(635)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
料理短歌- 足立らど ...短歌5*24-12-5
猫、道化師。- りつ短歌3*24-12-5
碧の欠片- atsuchan69自由詩19*24-12-4
ひとりでゆくけれど- 秋葉竹自由詩224-12-4
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩15*24-12-4
【病棟日誌】_凸凹- レタス自由詩7*24-12-3
おむすび- 本田憲嵩自由詩1224-12-1
パワハラ知事問題の根っこ- 足立らど ...散文(批評 ...624-11-30
病棟の朝- レタス自由詩6*24-11-29
rouge_so_sweet- 塔野夏子自由詩3*24-11-29
闇バイトのニュースをみる子どもたち- 足立らど ...散文(批評 ...624-11-27
- wc自由詩14*24-11-26
吉岡実をもっと吉岡実にするために- 室町 礼自由詩6*24-11-26
冬の目覚め- atsuchan69自由詩14*24-11-26
蜂雀の一生- 静けさが ...自由詩3*24-11-25
フリスビー- そらの珊 ...自由詩9*24-11-25
初冬の夕刻- 山人自由詩16*24-11-24
コールタール- りつ自由詩5*24-11-24
than- 自由詩6+*24-11-23
リアル- 栗栖真理 ...自由詩1324-11-23
光、往路、- 湯 煙自由詩6*24-11-23
愛という呪縛- りつ自由詩2*24-11-23
獣のうた- 秋葉竹自由詩124-11-23
They_call_it_Love- 塔野夏子自由詩3*24-11-23
蜜柑- 本田憲嵩自由詩724-11-23
ポップ蝶- 自由詩7*24-11-22
詩想、スカーレット_魂の強度- ひだかた ...自由詩6*24-11-22
黄昏- ころここ自由詩3*24-11-22
女王蜂- りつ自由詩5*24-11-22
冬の童話たち- 森田拓也俳句15*24-11-22

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