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みたこともない  
みなみのくににむかって
いっせいに とびたつ とり

ないかもしれない
あした にむかって
ゆめを 放つ

たどりつけるのかどうか
じつはわからない
ふゆのむこ ....
僕は、
「君の背負った悲しみを僕にも分けてくれないか」
と懇願するから、

君は、
お気軽に
「いいわ」
と応えてくれないか?



君の背負った悲しみを僕にも分けてくれない ....
光る宝石を身に付けた時は
それより輝く命を見逃す

一瞬の煌めきの中で揺れる
原石を持った人の夢だから
重たくて軽い口笛を吹くと
眩しい世界へ届きそうになる

真っ白なノートを開いただ ....
曖昧な返事をした
優しさのつもりで

誰かに希望を残す自分を
果てしなく広がる空が見ている

恥ずかしくなって
雨も降らないのに

傘を差しながら隠れた場所で
小さくなるほどうずく ....
炎の刻印が
街に押されて
ようやく
冷たい夜が明ける
街のマリア様たちは
眠い目をこすって
もう、
明日から振り返ったとすれば
何度目の
希望を
浪費しただろう

夜 ....
ひぐらし、ゆうぐれ
ひと吸い、
瞑る、心を透かす
風が吹く、
酸素が供給過多になる

晴れの日、は
減ってきた
大切に見送ることができたか
花火、
馬も牛も

畳に頬を ....
朝日が眩しくて
日曜なのにこころに突風が吹き
目がさめた
痛むあたまが夜を恋しがる
愛を欲しがらない若者を演じきったのは
ほんものの歌を歌いたいからだ

こころを破った本を棄 ....
           卒寿を 過ぎると
        想いが 拡散されるのか
      暮しの 翳が いつの間にか
             ぼやけてくる
          エヤコンの温 ....
腰が重いので
立ち上がるのが難儀だった
今朝の自慰行為は恥ずかしい
幼い頃に戻ったようだ
そしてまた寝て仕舞う
午前中は自堕落だ
自転車が過ぎるバイクが過ぎる午後五時台
昨日午後七時六分 ....
愛してるよ、と言えば
それは愛なのか
愛は言葉なのか
一人は静かだけど
ほんとうの世界はもっと静かだ
音をたてるのは人間だけで
無防備に自分を知らしめている

川が細くなったり太くなったりするのを
人間は受け入れるしかない
なのにそれを忘れ ....
白い砂のシーツ

頭に枕を

夢の幄の下で

溺れましょう

聞こえ来る

御伽の唄に

酔いましょう

誰の気配もない

部屋の中

老いた武将が

昼間を相 ....
鬼の瞳を拾う。それはとても貴重なものなので大急ぎで懐にしまいこみ、何食わぬ顔で日陰に移動してまじまじと眺めてみる。灰色と薄紫色の中間の色彩はよく磨かれつつ深海を思わせる深みがあって、世界の真実がここに .... 利き手が庭を襲う
利き手の猛威が教室を吹き荒れて
先生をなぎ倒す
飛行機の旋回も許さない
利き手の猛威
ダリの絵を飾って終息を願った
飽きるほど梅酒を飲むと
エンジン音が鳴るだけで
利 ....
友よ、
夏の朝は蝉の羽に描かれた透明な街路図
すべては透明に満ち足りている
夏の灼熱の陽光は
まるで新鮮な水かなにかのように拡がってゆく
辺りの建物の窓や街路樹の緑 色濃い花々に
輝きと潤 ....
光を消して過ごしました
朝に揺れる光を消して過ごしました
吐かれた煙を夜から夜へ引き継いで
アベンチュリンの若葉を
湛えた私の両目が鏡の中で溺れている


揺れているものすべてを
 ....
冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた

光をともす雨つぶのなかに 今朝はうまれた

冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた

わたしは傘を差し 家を出る

はじまりがおわりに ....
あなたは僕を待っていた白いシーツの上で
電話も出来ず声も出ず
赤子の声を嫌い痛みを敵のようにしていたあなたが
ただ僕を待ちながら天井を見つめる檻の中で闘っていた
あなたが望んだ最後の望みは僕と ....
やあ あばずれ!また会ったな
あいつどうした?前歯のないやつ
あんなふうになるとは思ってなかったんだ
悪かったと思ってる
歌と話が下手くそなやつは嫌いでね
あのゲロは君が掃除してくれた? ....
先輩死んじゃったの
同窓生だと聞いてAmazonで古本買っていたけど誰かわからなかった。

先輩死んじゃったの
ネットで本名を検索して誰だったのかわたしの中で一致した。

生きている時に先 ....
         冬には 春を想い
      夏になると 秋の到来を
           呟いて みる
      その日 その日の天候に
    むなしい注文を 繰り返して

    ....
それはやさしい夢の世界の終わりです。



恋なんて、

煌めく青春その1ページ、

刹那咲き濡れ、枯れ行く花さ。



そのいっとき、

熱い気持ちで突き ....
雨の日は温泉にカラオケ
晴れの日はグランドゴルフに茶飲み話
年金使い放題
ばあちゃんひとり生き生きサロン

じいちゃんとっくに天国
息子嫁孫に囲まれて
地域では敬老会
ばあちゃんひとり ....
このまま生きていたって
おまえには
大したこと起こらねえぞ
ましてや
自称詩書いたって
おまえのゴミ人生
なあ~んも変わらないぞ
という内容を上手いこと
オブラートに包みつつ
表現出 ....
お薬を飲んでいる時と
お薬を飲んでいない時
どちらが本当のアタシで
どちらが本当の世界なのかな
そう思うたびにアタシは悲しくなって
紅のラインを手首に引いてみるんだ(何本も)
いつか再び
 ....
世界中で
いろいろな人が
いろいろなところで
いろいろなことを
思いながら
考えながら
行いながら
生きている
なんのために生まれたかも知らず
なんのために生きているかも知らず
た ....
紙ヒコーキを飛ばす
君といっしょに。

すべるように飛べ、青空へ向かって。

梅雨のなかやすみに近くの河原で、
君の部屋でていねいに折った
ピンクの紙ヒコーキを飛ばす。

 ....
一日中喋り続ける雨のせいで路面は市街戦のあとのように濡れている、歩いている連中の大半は敗残兵で疲労と絶望にどっぷりと浸かった瞳はいつでも、自分より少し劣る誰かを探している…陰気な自己愛という最悪な .... 道路が出来て分断されて
この木は孤独に真っすぐ伸びた
辺りの土地が分譲されて
真新しい家が茸みたいに生えてくると
繁り過ぎた木は切られることになった
ざわざわと全身の葉を震わせて
震わせて ....
ばばあの厚化粧を見ると
死にたくなる
(本来殺したくなるべきところだが
私は自分を責めるタイプ)
しかし、ばばあごときで
私のような偉大な人物が
みすみす命を落とすなど
もっての他なので ....
◇レキさんの自由詩おすすめリスト(199)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
球根- Lucy自由詩21*18-11-11
悲しみの、ゆくえを教えてくれないか、そして- 秋葉竹自由詩618-11-10
無印- ミナト ...自由詩518-11-8
秘密基地- ミナト ...自由詩3*18-11-7
ただ、歩く- 秋葉竹自由詩1318-11-3
追憶のトリガー。- うわの空 ...自由詩318-9-2
朝日のあたる部屋- 秋葉竹自由詩518-7-20
喪失の唄- 信天翁自由詩218-7-20
日記を書く- 間村長自由詩418-7-13
- zenyama太 ...自由詩218-7-11
今日の川辺- 朧月自由詩218-7-10
ものがたり- まみ自由詩3*18-7-10
鬼の瞳- 春日線香自由詩318-7-9
利き手- 間村長自由詩12*18-7-8
蝉時雨- 本田憲嵩自由詩1218-7-8
過_覚_- 渚鳥自由詩10*18-7-7
繰りかえし- 印あかり自由詩1218-7-4
さよなら- まみ自由詩4*18-6-30
super_Thumbing!- 竜門勇気自由詩1*18-6-29
ただ悲しい- 鵜飼千代 ...自由詩12+*18-6-28
忘_題(z)- 信天翁自由詩118-6-27
恋はやさしい夢の世界の終わりを告げる(57577Ver.)- 秋葉竹自由詩718-6-25
ばあちゃん天国- zenyama太 ...自由詩218-6-23
厚い岩盤- 花形新次自由詩218-6-19
The_Song_of_Hiawatha- もとこ自由詩12*18-6-19
生の不思議- zenyama太 ...自由詩218-6-14
しあわせを呼ぶハミング- 秋葉竹自由詩518-6-10
ロック・アンド・ハードプレイス- ホロウ・ ...自由詩1*18-6-6
ホトトギスの木- ただのみ ...自由詩7*18-6-6
手打ち- 花形新次自由詩118-6-5

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