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八月が
アスファルトを割り
自らの骨を
苗床に咲く
一輪のうつくしさを
知ることはない
はてない野を
踏み出した一歩
素足に残る感触
燃え、骨になり
芽吹く
秘密基地の
....
細かな砂利と一緒に寄せ
滑り落ちてゆく
向こう側へ
くるぶしまで濡らしては
かえすゆらぎ
見上げれば
三角形の
それぞれの頂点が
数万年の誤差で
瞬いている
◇レキさんのwcさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
八月
-
wc
自由詩
2
20-8-1
波
-
wc
自由詩
19
20-7-14
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