ここに来させていただいて、
1年が過ぎました。

多くの方々の詩を読ませていただけたこと、
そして、多くの方々に私などの詩を読んでいただけたこと、
こころより感謝しています。

 ....
「よお、マスター。今日はギターやらないのかい」

「勘弁してよシゲさん。ここ最近リクエストに応えて歌いっぱなしで結構疲れてるんだからさ」

「かーっ、良いじゃねぇかよ。マスターは毎日かもしれな ....
0               nothing
(9)              (IDEA)
9*9=            laugh off
81              yes sir ....
きゆうううううううがががががが
せまいせまい毛布の中で
かたまった感情を
溶かせ・とかせ

すれちがうことも
無心でおいかけるのも
からだがなければ
この下肢、裸足
つめたい

 ....
{引用=
ねぇ

あぁ

なんでもない

ホント なんでもないんだ

やましいことは なにもない

そういうことじゃないんだ

でも 聴かないほうが良いよ

聴かないほう ....
愛なんてものはなかったので
今ここで
書くべき言葉が
ありません。

今まで私が
食べてきたものが
私の血と肉を
つくっているように
今まで私が
読んできたものが
私の心をつくっ ....
県北部の山間の畠では
正月すぎ頃から
収穫されないまま
放っておかれる
黒豆が群れる

実りすぎた黒豆は
収穫したところで
赤字にしかならない
農家は仕方なく
自ら植えた黒豆を
 ....
白が舞う
便りを乗せて


幾重にも積まれ
やがて
銀と化す


肌を刺す冷たさに
誰かを想い
また
指先の凍えた深い夜には
誰かを惜しむ
白い息は気休めの温もり
見上げ ....
たとえ其の身を沈めようとも護り貫き通したい
狂おしい程の愛を抱いた事はあるか?

己の愚かさを自覚しながら弱々しくも
強く誇りを持ち護り抜こうとする者を

「正気の沙汰じゃない」

そ ....
衣笠の人形が笑っている。
かなちゃんも笑っている。
よしくんは精一杯生きている。

血管は細くなって、抗生剤飲み続けて、でもよしくんは笑っている。
僕は笑わずに、阿寒湖の波面をなぞる。

 ....
あかぬけてる
粋な和服
優雅
洗練
赤い着物

口紅
いろっぽく
花緒も赤く
ほどよく
調和

気品がある
艶めかしい
瑞々しい
美しい
風流

 綺麗だから
  ....
まだ幼かったころ、危ないところへ行ったら駄目と怒られた。
あの丘も、あの川も。


分別もついたころ、僕は丘へも川へも行った。
こっそりと。
母さんは、 もう 気にしないから好きにしなさい ....
                        8 形

住所は
机の引出しの奥から見つかった
知らない町名
行き方を調べるだけで
半日かかった

なにから話そうか
道すがら考えてい ....
私は私が嫌いだった
手相とか
自分の星座や血液型とか
ひとつを気にしだすと
全てがいやになってしまう
魔法使いのおばあさんは
自分を好きになる魔法を知っているかしら
そんなことを考えてい ....
父も母もわたしのことをよく心配してくれます
私はそんなに心配しなくても大丈夫なのにと思っているのに
何かと気にかけてくれるのです

両親から言わせると私には「自愛がたりない」のだそうです

 ....
サヨナラ
黄色い雨と共に木の葉が落ちてくる
静かに影を空に灯す

ライブハウスの狂ったイチゴ






『夕影』

ため息が凍え白く堕ち
駅で大きな魚類が微笑みかけた
 ....
新宿の高層ビルの上で
シャボン玉を吹きたいな
白い雲に乗って
知らない街へ飛んでいきたいな
しゅんとして落ち込んだ時は
死にたいなんて思わないで
静かに目を閉じて心を落ち着かせると良い
 ....
おなじになろうなんておもうなよ
背はばらばらにつくってあんだよ

どうして、って上目つかって聞く
それは、えーとそれは
そうだ

みえかたが少しずつちがうだろう
あかちゃん・ようち ....
慎二、おまえは
ド近眼で彼女もいない。
牛乳瓶の底みたいな
強烈に度のはいったレンズが映す、
ちいさな瞳の瞬くそれは
カビンさとジコチュウ――

世間知らずの見た
遠まわしの空腹みたい ....
螺旋
蒔く種、死ぬ花
虫、猫、閑散の昼。
融合為る、
僕の眸、君の髪
腐蝕為た理科室に
茹だる、声を貪る
御揃いの日
鐘。

サヨナラ。サヨナラ。サヨナラ。


暮れる校 ....
孕まないことにすがるのはよせ、と
男は背中にいろいろな武器を背負う
産卵を邪魔しないで、と
女は腹にいろいろな楽器を抱える

部屋の中がけむくじゃらになって
お互いの顔も見えないのに
ど ....
いつだってそこには
かび臭い歌が転がっている
いとしくて やさしくて
ぼくはまだ
泣くこともできない


さびしくなりたい
すこし
さびしくなりたいんだ


枯れずに散った ....
「 北大路くーん、
  AからZまで 全部のアルファベットの字 やってくれって 言ってたでしょー 」


昨日は
"ノー残業デー"でしたので、T字(定時)で帰らせて ....
「あ、あ あ   あ  ー…」
出た声は、か細くて、連想するのならば月光。
きっと肌は青白くて、本人は気にしながらもそんな自分を美しいと感じているのだろう。
しかし彼女が泣く意味は何だろう ....
あれは 紅葉が色づきはじめた 去年の ちょうど今ぐらいの 時期でした
朝晩が 冷え込み出した頃

夜中に ベランダに出て 遠距離の彼女と ある流星群を観ながら

ケータイ電話で お話を

 ....
ウデラさん しんろちょうさしょのしめきり・・・

そこまできいて わたしは けいたいを きりました


はじめて まよったのです にじゅうにさいにして


それまでは じゅんぷうまんぱ ....
いくつもの道を通ってきて
これから先もそうなるのだろう
毎日が分岐点で
毎日が後悔で でも歩いている

(なんだかんだで生き続ける)

死にたいと思えども
生きているからこそ思うことの ....
まだ憎しみの火がこの心から消えないのは
あの時に費やした愛の反動だろうか
それはもし人生に於いて費やす
愛の量と憎しみの量が同じだったら
と言う事なのだけれどね

そんな事はどうでもいい
 ....
はじまることなんて

はじまることなんて何もなかったのに
まるではじまったかのように、どうすれば良かったのかな、なんて
そんなことを考える。 ぐるぐる ぐるぐると

わたしとあなたがう ....
                        7 緒

ひどい一日だった
人身事故だとかで
電車のダイヤは大幅に乱れ
バスは三十分接続がなく
諦めて歩きだした途端
夕立ちが来てずぶ濡れ ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
わら26+*07/11/18 7:37
ある晴れた日の事風見鶏0*07/11/18 1:44
9=IDEAnm6407/11/17 23:42
ものとおもいで唐草フウ5+*07/11/17 9:48
聴かないほうが良いと思うよ北大路京介10*07/11/16 3:28
恋文亜樹107/11/16 0:58
バオバブ207/11/15 22:55
便り見崎 光2*07/11/15 22:30
哂う者どもライチ2*07/11/15 14:26
よしくんが死にませんようにひろっち107/11/15 1:08
きものの女王北大路京介6*07/11/15 0:06
気にしないから好きにしなさい みへき渉107/11/14 18:36
[group]アンテ207/11/14 1:41
ねえ壺内モモ子0*07/11/13 22:28
愛し方が足りない相良ゆう007/11/13 14:47
日没の影で結城 森士0*07/11/13 2:12
しんしんひろうのし壺内モモ子1*07/11/12 22:42
めせん唐草フウ4*07/11/12 7:53
オタクの慎二atsuch...4+*07/11/12 0:18
copy.007/11/11 14:42
夜の目手乗川文鳥2007/11/10 6:35
衣替えゆうと1*07/11/10 0:37
ノー残業デー北大路京介4*07/11/10 0:15
臨界に富む皆川朱鷺1*07/11/9 21:49
色づきはじめた紅葉のころ北大路京介4*07/11/9 1:20
しんろちょうさしょウデラコウ2*07/11/8 23:36
ちっぽけだけれど生きている理由零椅4*07/11/7 1:18
NEOPAN400虹村 凌4*07/11/6 15:18
はじまることなんてはるこ207/11/6 6:17
[group]アンテ307/11/6 0:01

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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