なつくも とんで

きみの こえに

ねつが とけて

たいようの どまんなか

しんきろうに おぼれる


みえない きみに

さけぶ こえは


たしかに きみに
 ....
小さな
蛹を
見つけた


秋晴れの
肌寒さに浸り
色を増した空と
漂う真っ白な雲を
ただ眺めていた

夕陽に瞬く水面を
冷たい風が泳いでいく
傾きを探しながら
ただただ眺 ....
 今、僕が書こうと思っていることは、個人的なことである故、 
この手紙を読んでくれる方の中で、僕に親しみを感じる人がいれ
ば、その人に、僕が最近考えている本音をそっと打ち明け、何か
思うこ ....
無の境地
酔わされたままの脳裏
闇に恋をしたわけでもなく
光を庇ったわけでもない
ただ茫然と
駆り立てようとする何かを
拒んで求めて無くして
ほんわかとした雰囲気に
さ迷い浮かんだ風船 ....
 煙草を棄てて歩き出すと、喫茶店の緑色のテントの先には雲一つ無かつた。
日曜の人込みを疎みつつ小走りで駆ける彼の耳元に何かの聲が囁いたかと思うと、俄かに彼は車道に飛び出した。黒い車がずずつとゝまった ....
もうずっと、同じところを浮遊している
まだ2日だけど、かなり時間が経った気がする
あたまの中はぼーっとしている
マインスイーパを考えずにやって 何度も爆発させてしまう
爆発してるのは何だ
 ....
3%だけ
カマンベールチーズが入っているらしい
市販のチーズが
1%も
カマンベールチーズの入っていない
市販のチーズと
同じ値段だったので
少し迷った挙句
カゴの中に入れる

3 ....
人間を演っていると
大切なことを忘れてしまう
俺たちはもう
鎖を千切ってしまっている

もう一度
方舟が迎えにくることはない



?.

詭弁を操るマリオネットが
お前の冷 ....
かなしみはいつもひとりぼっちだ
だからかなしくなると、さびしくなる
なんだか変な幻想が、ぼくの頭で回転しはじめる

届かない
届かない
届かないなら
なぜ願う?
流れ星
あっとい ....
いつか
消えるときが来るなら
雪みたいに
消えたいな

水になって
風になって
透明になって

ずっと
君のそばに居続けたい
あなたが死んでしまうとき
ぼくはここに残るよ

とけない魔法に包まれて
束縛された心で泣くよ

あいしてる
あいしてる
それは嘘なんかじゃなかった
“おはよう”
って 言ったら


“おはよう”
って 返してくれる


そんな関係が 好きだ。
{引用=

金色が ふる

まちがすこしずつ
つめたいもようをかさねた ゆうがたのこと



きみが
道路の真ん中で
おおきく手をふっている
さけぶ声はきこえなくて
きらきら ....
やる気がないならやめろ

と、

やるんならやれ

と、

どちらがきつい言葉だろう

どっちを言われても そういう立場なら やらなきゃいけないんだ。んなこた百も承知で

でき ....
世界とか行方とかについて
疲れてしまったから
無限とゼロの類似性は
数えられないことだと
簡単に片づけてしまう
いつのまにか求め合うことに
せっかちになった二人は

不要になる地平を燃 ....
2006年8月27日

旅の話


前日は連泊のカプセルホテルに午前1時ころ帰ってきて
お風呂に入って布団にぱたり
気がついたらお午をまわっていました
同行した方々は7時ころ出発とお聞 ....
さっきから押し黙ってばかりいる私の
ばかばかしい淋しがりに気付いて
なお不安定な距離感に揺れながら
愛にまかせて微笑っているのはふたり

希望に恐怖が染まる頃
恐怖は色鮮やかに花開いて
 ....
見下ろすように
空を撮ろうと思って
木の上から
家の屋根の上から
ビルの屋上から
ヘリコプターに乗りながら
パシャリ
と,撮った
現像してみると
空なんか写ってなく ....
金色の野に魅せられた夕刻の空

どこかで産声をあげ
どこかで、
永い眠りへと就いた

心の奥底は昔
表面は今

曖昧な生の狭間で
何を見、
何を聞き、
何を残す


手元 ....
風は通り過ぎるもの
動くから風

たとえそれがそよ風であっても
たとえそれが熱風であっても
どんなに心地よくても
どんなに熱く燃えても

通り過ぎていくのが風
みてごらん
あれが空だよ
そうつぶやいて
私は放物線をえがく

どんなに荒んでしまっても
その運命は変えられない
流れていく景色
夕暮れの空

夏のなごりが残るなか
野焼きのにお ....
 
 
 
 
 
 
 
 
  自分の一生の中で
 
 
 
 
 
 
  出会わない人は
 
 
  死んだ人と変わらない
 
 
 
 
 
 ....
流動する記憶

見えないものの中で感じるいくつかのこと

痛みは遠い記憶に重なって静かに座り込む

知っているその感覚に仕方なく私も座り込む

うずく固まりは忘れかけている孤独の影を映 ....
{引用=













kaki musi rareteiru 言葉の
はるかうしろへで



するたび、

預けられた
双つながらの、

 ....
世の中に詩は必要なのかな

俺の必要と仕方はなんか違う しっくりこない

俺には知らない人に伝えたい言葉が無い

恋人書く手紙はあるけど道ですれ違ったばあさんに書きたいことなんて無い

 ....
                        3. 猫

なんにも感じなくなりたいと
いう願いは
叶ったのだと思う

ごくまれに
昔に出した童話などのつながりで
仕事が来る
童話は ....
生理帯を洗う
赤い血液が流れ出す

身体とこころに記憶されたいらないものが流れ出す
たまっているいらないものが流れ出す

おんな
おんなであること

もうすぐ誕生日をむかえるわたしの ....
おかあさんがね
はじめてかぜをひいたとき
3さいだったわたしは
すごくしょっくだった

ちきゅうがまっくろになりそうで
よるばっかりになりそうで
とにかくこわーくなって
なんとかせない ....
好きではない
むしろ嫌いかもしれない
それでも、
作られたものまでをも
嫌いにはなれない
あたしの言い分

あなたの言い分


我慢させてたのは、あたし

我慢してたのは、あなた

折れるなら・・・あたし かしら。


ただし、現状をかえることが難しいなら

ど ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
なつのうたウデラコウ4*07/10/18 21:54
固執見崎 光0*07/10/18 19:51
「 文人になるという夢 」 服部 剛2*07/10/18 4:07
未知見崎 光3*07/10/17 21:48
帰路の雲蘆琴107/10/17 16:35
距離はるこ207/10/17 14:55
3%亜樹107/10/16 22:22
_猫之面5*07/10/16 21:10
流れ星ならとうの昔に消えたよゆうと3*07/10/16 16:16
透明になって2*07/10/16 15:59
シャングリラの魔物0*07/10/16 15:58
蓮未2*07/10/15 2:59
ドーナツの星はな 12*07/10/14 23:52
誰かへ 自分へ短角牛207/10/14 22:44
未完の夕暮れ、夜へたりぽん(大...407/10/14 1:12
葦間さんの旅日記その5mizu K107/10/13 20:34
愛しみかのこ207/10/12 23:52
スナップショットで写した空朗らか0*07/10/12 21:37
断片の矛盾見崎 光2*07/10/12 18:15
ukiha107/10/12 15:08
終日白昼夢4*07/10/12 13:29
【 Who are you ? 】豊嶋祐匠2*07/10/12 9:38
流動する記憶mayaco3*07/10/12 0:29
___107/10/12 0:18
よくある話短角牛007/10/11 22:59
[group]アンテ6*07/10/11 0:47
月のもの。ukiha007/10/10 14:11
こんな朝に唐草フウ6*07/10/10 9:57
つぶやきFUBAR8*07/10/10 5:22
ゆがみまりも2*07/10/10 0:49

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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