しんしんひろうのし
壺内モモ子

新宿の高層ビルの上で
シャボン玉を吹きたいな
白い雲に乗って
知らない街へ飛んでいきたいな
しゅんとして落ち込んだ時は
死にたいなんて思わないで
静かに目を閉じて心を落ち着かせると良い
渋谷のセンター街で
詩を朗読したいな
小学生の頃から
暫く会っていない
しんいち君と遊びたいな
芝生の上に寝転んで
四角い
白い光を浴びて
鹿やうさぎの夢を見る
森林の香りが時々恋しい


しん
しゅんとして落ち込んだ時は
死にたいなんて思わないで
静かに目を閉じて心を落ち着かせると良い
新宿も
渋谷も人が多すぎるね
詩は難しすぎるよね


未詩・独白 しんしんひろうのし Copyright 壺内モモ子 2007-11-12 22:42:52
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