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娘の担任の先生から突然メールが届く
件名は娘の名前
かすかな心臓の高鳴りを覚えながら
本文を開ける
文字が目に飛び込んでくる
“She had an accident!”
アクシデント!? ....
ポケットから取り出した 
懐中時計が、暖かい。 

妻の贈りものの蓋を開け 
秒針の刻む、時を視る。  

僕は今、在りし日の詩人の書斎で椅子に座り 
木目の机上をスタンドの灯が照らして ....
貴方のいる街に来て、どれくらいの時が経ったのだろう?










多分、
思ったより全然短くて、吃驚するんだろうな…

 ....
最近姫が西洋音楽をはじめた
ヴィオロンとかいうキーキー言う楽器だ
まわりは大変迷惑千万昼寝もままならんし爺は疲れ気味だ

琴かせいぜい三味線ぐらいでいいと思うのだが
姫の西洋かぶれは止まらん ....
あなたが棄てたのは
 金の人生ですか?
 銀の人生ですか?
 それとも
 ありふれた人生ですか?


なんて
聞かれたとしても


 うるせー、
 なんも捨ててへんわい
 阪 ....
アリスのレストランで君と午後のお茶を飲むんだ 素敵だろう

君に書いた手紙のなかにある恋の呪文 それを唱えて欲しいんだ

表通りは賑やかに人並みが通過して行く さあ恋の呪文を信じるかい?

 ....
黒板にくりかえし
書いては消されるチョークの文字を
私たちは書き写した

文字は
やがて白い粉となり
先生の足元に降り落ちた

粉となる前に
書きとめなければならなかった
この手に ....
柔らかな春光に制限のない自由をもらう 棘のない世界 風を吸い込む

この世界を命名したものを想う いや名前さえも要らないそのまま感じればいいさ

本当は物事に境界はないのさ 便宜的に物事は区分 ....
幼稚園のとき

ぼくはまだ透明なまま

この世の不平等に

まるごと理不尽を感じていた

小学生のとき

ぼくはまだ型通りのまま

真実はひとつ、だと

冤罪を晴らすかのよ ....
黄色の帽子をかぶった一年生が
朝の登校の集団に 交じっている

今時はピンクのランドセルもあり
小さな背中一杯に背負い込んでいて
初々しさに 車を運転しながら
自然と微笑み 見ようとしたが ....
どうしても海が見たくてしかたない時は
海の すぐ傍にまで行くか
それとも
あえて離れた場所に立つ
たとえば山を削った住宅地のはずれの公園
ゆるい長い坂の上から
遠く見る海は
白い岬をした ....
与えるふりして奪うえごいすとよお前の美学を教えてくれ

鏡をみて対峙するのは簡単だえごいすといつもの手口で泣いてみろ

自由を持たないえごいすとただ粗末な己れも知らずに意気揚々と勝ち名乗りでも ....
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ 心理テストだと知っていれば タイムマシンに乗って同じ過ち 我が家には
クイーンサイズのベッドと
アッキーの為のロフトベッドがあります

わたしがずっと寝ていた時には
社会人と起きている時間がずれるので
和室に布団を敷いて寝ていました
 ....
ただただ揺蕩う

理性も良し悪しも

すべてない交ぜに

ただただ揺蕩う

視線も定めず

思考も定めず

ただただ揺蕩う

何処へ向かうもなく

水に溶け散る

 ....
体重計にのれたなら 勝利
のれないなら 敗北
豚の体脂肪率は十四パーセント程度と聞いて 愕然とする
そうすると 私は豚ではなく 
豚よりも ぷるるんとしている 

ひ ....
目の前のビルに
多くの人間がひしめき合い
忙しく動き回っている
皆同じような恰好をして
皆同じように倍速で囀りながら
男も女も激流のよう
そんな中に一人
着こなしの悪いのが右往左往
 ....
ふっと頭をかすめたのは
神宮前小学校で子供用のブランコに並んで乗ったこととか
砧の遊歩道で散ったばかりの桜をぶわーってぶちまけたこと
  帰らない
  帰らない
  帰らない
右手の角度が ....
新緑がこころに刺さる季節は君と手を繋いで歩きたい
野辺の花を愛でながら世界をいとしく思うことだろう

背に負った荷物も軽くはないがそんなものこの五月にくらべればなんでもないんだ
大地からの息吹 ....
{引用= 
陽炎に

雪 みあげれば

あっさりと あっさりすぎるほどに

春のよそおいを見棄てる

サクラでした

生の 爛漫が閉塞と終焉のはじまりなら、

未完でありつづ ....
花が咲いてる

とても素敵な花が



ささやかな矜持と

健やかな憎悪




考えるのはやめにしよう




綺麗な花に言葉はないものだし

どうし ....
ドラえもん読み終えていろいろ不便 猫が三角になる寒さ 君だから話したいいつまでもすべてを
玉葱の皮を剥くように何重にも纏ったかなしみをすべてを

春なのに風はまだ冷たいんだ暖めて欲しいから
僕は自由なんて要らない君のそばにいたい

奸計は ....
山桜を眺めると、落ち着いてくる 
白い花々は、何処かうつむいているから。 

山桜を通り過ぎると、落ち着いてくる 
派手さは無く、思いをそっと抑えているから。 

遥かな国の方向へ 
さ ....
金の夕陽を反射して 
仄かなひかりを増しながら 
炎の{ルビ矜持=きょうじ}を秘めている 
稲穂の姿に、私はなろう 
                  130428



これが僕の車だよと
ミニ四駆を摘み出し
机の上にひょいと置く
走り出した鈍色のミニ四駆
揺れ動き ....
起死回生









生まれ代わりみたいに、


君は笑った。
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4253)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
八重の優しさ- 夏美かを ...自由詩34*13-5-4
詩人の書斎_- 服部 剛自由詩8*13-5-3
砂のように- 世江自由詩113-5-3
爺と姫の物語パート3- 梅昆布茶自由詩413-5-3
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魔法を信じるかい?- 梅昆布茶自由詩613-5-3
白い文字- Lucy自由詩10*13-5-3
自由幻想行- 梅昆布茶自由詩10*13-5-2
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花の傘_雨道に- 砂木自由詩13*13-5-2
遠くから見る- Lucy自由詩16*13-5-2
えごいすと- 梅昆布茶自由詩613-5-2
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ- 北大路京 ...自由詩713-5-1
心理テストだと知っていれば- 北大路京 ...自由詩313-5-1
タイムマシンに乗って同じ過ち- 北大路京 ...自由詩1913-5-1
ベッドルーム- 鵜飼千代 ...自由詩12*13-5-1
- カルメン ...自由詩113-5-1
やわらかい、かわいい、きれい- るるりら自由詩15*13-5-1
午前3時のあなた- ただのみ ...自由詩14*13-4-30
Eccentric_Person_Come_Back_To_ ...- 伊織自由詩4*13-4-30
五月の音- 梅昆布茶自由詩18*13-4-30
赤いさくら- 月乃助自由詩7*13-4-29
ポエム- 自由詩2*13-4-29
ドラえもん読み終えていろいろ不便- 北大路京 ...自由詩313-4-29
猫が三角になる寒さ- 北大路京 ...自由詩513-4-29
君と話したい- 梅昆布茶自由詩1113-4-29
桜並木の川_- 服部 剛自由詩8*13-4-28
稲穂の人_- 服部 剛自由詩213-4-28
生き残った夕暮れがいる橙の窓の灯- あおば自由詩8*13-4-28
なんて、- 世江自由詩113-4-28

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