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わたくしは鋭利な球体
鬱血した魂のむらさき
情熱と酷似した粗暴に焼かれ 
焼失した楽園の輪郭をなぞる
背骨を抜かれて自慰に耽り
名札のない隠喩の銛が刺さったままの
つめたい消し炭の太陽
 ....
ほんとのきもちわからない

くるしい

すきだから

くるしめたくないから

きらわれたくない

わからないわけじゃない

いえないだけ

いってもはじまらないだけ

 ....
今日の仕事(3)

朝ちょっと気分が悪い
出かける前に
目をつぶって
十分ほどイメージ・トレーニング

お客で少し混む
今日は曇り
ボランティアーは三人
コーヒーを注文する人多い
 ....
ただの壁だと思っていた面に
白い花が
ちらほらと咲き始めた

家と道
内と外
隣人と自分
向こうとこちら
静けさと騒音
過ぎ去った時間とやってくる時間
何かと何かを隔てるための境目 ....
      
      わたしが歳をとる
      髪は白く
      乾いた肌には
      無数の皺
             
      あなたが歳をとる
    ....
二本脚の椅子を作りました
自分を信用できない人が
自分を信用できるようになるために

この椅子に腰掛ける人は自分の足を使わないと
座ることができません

二本の椅子の脚と
自分の二本の ....
よわかあないよ

ぼろぼろだよ

ぼろぼろになれるくらい

おれまだげんきだよ


つらくてかなしくて

そんなじぶんがまた

つらくてかなしくて

きゅうにつばが

 ....
胸騒ぎが止まらない
風が新しく吹き抜けて
記憶のような高鳴りが
ページをめくり直す

すべての経験が意味のあるものならば
花は健やかに嫉妬や中和された日々をかき混ぜていく

水の流れる ....
                   131202


仕合わせならばいつでも
一直線に揚がってゆくよ
風のない日は温かいから
誰だって気分が解れる
 ....
至急! #$%様にお電話して下さい。→電話

本部長が怒ってますよ^^;→マグカップの下(コースター)

暗証番号IY6700love→パソコン ディスプレー

3段目の右から4冊目→サン ....
「すみません。おひとりさま1パックまでなんです。」

その日
特売の卵を2パック
かごに入れていた老人は
無情なレジ係にそう言われ
1パック取り上げられていた

解けかけた雪が
昨夜 ....
仕事柄
保育園や老人介護施設を訪れる

人生の入り口と出口
もちろん私は後者にちかいあたりを走っているのだろう
少々息を切らしながらも

保育園児に捕まるとなんどでも同じ質問をしてくるの ....
無題の書をひらき
ドアを叩く
誰もいないから
自分にだけわかる詩をかいたけれど
もはや自分でもわからない
こんな日は
君の詩をよみたい
技巧派がつくりだした行間で道に迷い
言葉の枝を捨 ....
僕は目を瞑り
夕暮れの国道に彷徨う仔犬のことをちょっとだけ考える
カーラジオから明るい声が
逃げ出しちゃった犬の情報を
お寄せくださいと呼び掛けている
犬の種類 大きさ 毛の色
首輪 名前 ....
普段の私は40Wくらいの明るさで
人に会う時は60Wになる
さらに仕事中は
100Wの明るさで全開だ!

しかし100Wの電球は
消費電力が大きい過ぎて……
電球がすぐに切れてそうになり ....
ハッキリと分かれた
新緑の出来 不出来が
皮肉にも映えている

豊かだらけの様は
皆 退屈に見えて
つまらないと
頬杖つくけど

清らかも濁りも
この平面では普通で
なんのたわい ....
 
小さく洩れるアナタの声

頬をつたうアナタの涙

そして、愛がまた溢れる


 
いつまでも黒光りして回ってる
レコード盤の中心に
赤い心臓は、脈を打ち
酔いどれ人の頬は赤らむ――  
週末の仕事を終えて
駆けつけた、朗読会の夜。  

再会の朋と麦酒の入ったグラスを重ね
泡まじりの一口目に「ふうぅ…」と、一息。  

不惑の四〇歳とやらになって間もない朋は  
司会者 ....
電動歯ブラシ一本朝の洗面台
ぶるぶる
おやおや寒いのかな
白い粉
雪のように真っ白で
雪国の少女が掴んだ歯ブラシ
ぶるぶる
ぷるぷる
ぶるぶる
ぷるぷる
今震えているのは
 ....
木をおおい 木になりかけた雪は
風に 陽に 重力のため
地面へ 水へと おちる

おちない雪は 木を裂く
重すぎて 硬すぎて
木を潰す

溶けて吸い込まれるしかない
雪の木  
水割りはゆっくり作りたい
自家製の大きい氷を厚いグラスに入れ
今日の自分に会うために必要な量の
ウイスキーを氷に浴びせる
重要なのは
ミネラルウォーターを
ゆっくりゆっくり
氷を洗うよう ....
 
 今日の仕事(2)

昼時の診療所
パーコレーターで
入れた一杯の
コーヒー

パートナーの人が
たてたコーヒー
食事するまで
時間がある

今日のボランティアー
とて ....
その肩に
いつも少年は
かなへびをのせていたので
私はそれが作り物だと思っていた
見慣れてしまうと
日常は背景になるので
誰もそれを指差したりはしなかった
私を見ても
誰も指差したりし ....
あなたが抱える孤独は

わたしによって規定されている

それをわたしはよく分かっているから

あなたは孤独ではないと伝えたい

わたしが抱える孤独は

あなたによって規定されている ....
こころは洗濯できるものだろうか

いつもその時どきなりの

こころで生きれるように

できるものならば

天気の良い日に

やさしい風の中に

干してみたいものだ

何かの本で読んだ記憶

「大海原」を
アイヌ語では
「シャーンルルー」という

でも
いくら調べても
そんな事実は出てこない

出てくるのは

海は
シャーンルルー
 ....
葉を落とした蔦は陰鬱な妄想
囚われた家も人も沈黙を叫ぶかのよう
十一月は開けっ放しの箪笥
風や霙しか仕舞われていない空の空

冬は心の真中から始まる 
だがものごとの始まりは不明瞭 
 ....
煩わしいことから離れたくなるのは

自然なことか気まぐれか怠慢か

煩わしいことは元気をうばってゆく

煩わしいことはこの世をつまらなくさせる


紅葉が散るくらい

天気予報が ....
朝、外にでる
太陽を浴びて
風さえもすり抜けて
瞬間のみ全てを忘れる
受け入れるのか忘れるのか
同じことだ

タバコを吸う
記憶が駆け巡り

千の恵みだ
これこそサウザンハーベス ....
芦沢 恵さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
球体ジガゾー- ただのみ ...自由詩21*13-12-4
はね- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-4
_今日の仕事(3)- 生田 稔自由詩113-12-4
垣根- そらの珊 ...自由詩19*13-12-4
未来に微笑みを- 石田とわ自由詩21*13-12-4
自分を信用しないと座れない椅子- ichirou自由詩7*13-12-3
つらくてかなしくて- 吉岡ペペ ...自由詩813-12-3
サウザンハーベスト- コバーン自由詩313-12-3
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに- あおば自由詩7*13-12-3
付箋- ichirou自由詩4*13-12-2
卵2パック- Lucy自由詩23+*13-12-2
ブックエンド〜オールドフレンズ- 梅昆布茶自由詩29*13-12-2
醤油と批評- 左屋百色自由詩10*13-12-2
帰ろうという意志さえあれば_彼には道がわかるはず- Lucy自由詩14*13-12-2
【_電球_】- 泡沫恋歌自由詩23*13-12-2
濃淡- subaru★自由詩8*13-12-2
愛が- 殿上 童自由詩20*13-12-2
赤い心臓- 服部 剛自由詩513-12-1
麦酒の味__- 服部 剛自由詩713-12-1
午前六時に目覚まし鳴って- 乱太郎自由詩1413-12-1
ゆく木- 砂木自由詩8*13-12-1
時間の進む方向- ichirou自由詩9*13-12-1
_今日の仕事(2)- 生田 稔自由詩113-12-1
初雪- そらの珊 ...自由詩15*13-12-1
伝えたい- 吉岡ペペ ...自由詩713-12-1
太陽- 梅昆布茶自由詩25*13-12-1
海にいる僕はいま_シャーンルルー_している- ichirou自由詩9*13-12-1
裏表紙- ただのみ ...自由詩22*13-11-30
紅葉が散るくらい- 吉岡ペペ ...自由詩513-11-30
サウザンハーベスト- コバーン自由詩313-11-30

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