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僕は僕を見ている
正気ではいられない
本当に宇宙は振動する紐か?
僕は目の前にある神秘に問う
狂気に触れたくない
触れたくないのに
それはやってくる 近付いてくる
じぃっとこちらを見てい ....
深く潜った
掴めそうに思った
ジブンノテで ジブンノテで

正か正でないか
赤か黒か白であっても
わかると思った
気付けるはずと思った

冬から春へと移り変わる
空のカーテンを見上 ....
四方を壁に塞がれた夜   
蹲ったまま顔を上げれば 
億光年に瞬く星が、ひとつ 
何かを僕に、囁いた。 

 
冷たい朝でありました
早くに出かけるあなたのために
朝 一番のお水をくんで
綺麗なガラスのコップにくんで
綺麗な心で差し出した

はずなのに

早朝のカタイ空気に阻まれて
カタイまま ....
人を信じることと
人を憎むことは違うか
考えながら歩いていたら
人を見失ってしまった

姿見をみてもなにも映ってはいない

シンジルコトとつぶやいてみても
だれもいないのだから
もう ....
戦争の 写真を見せられる

傷ついた兵士 逃げ惑う人々

思ったことを 言いなさいと

先生が おっしゃった

となりの席の 男の子が

かわいそう といった

それを聞いた  ....
始まりは
小さなひとりぼっちの細胞だったけど
音も立てずに分裂し
手と手をつなぎ
大きな心の器になった
それを魂というなら
魂はひとつの原点だ
踏み出した一歩は
おぼつかない足取りだっ ....
みせるためにかいた詩を
二度三度湯で洗い流してみる

だから言っただろう
ときこえてきそうな姿になった

薄汚れた

小さな

じぶん

えさを与えてみれば
いくらでも大きく ....
物思いにふけるために台所にたつ
たくさんの命を切り刻みスープをつくる

どれも円
どれも丸い命の切り口を
直線の刃ですとんすとん
と切ってゆく 想いはだらだらと続くのに

炎はまあるく ....
私は誰かになりたくて
なりたくてなりたくてたまらない
のに だれにもなれない

私は 同じ私でいることさえできない
この瞬間にも別の私になっている

記憶の
なんと曖昧なことか
心の ....
迷いすぎてどろどろに
溶けた気持ちをもてあそびながら
今夜もうたをうたいます
外の雪がちょうどよく
心を冷やしてゆきました

今日と明日のつなぎめは
とんがり角でできている

月も星 ....
二番目の器の中で
笑っている子供たち
悠久の久しさは 星と星の小径のように
細く 遠い
それでもきっと声は届く
道を横切れば
そこは尖端
けれども進む
未開の道標を踏みしめ

膨ら ....
わたし自らが灯となる時 
周囲の人の瞳の内に 
不思議なほど無数の灯が 
同時に ぱっ と、ともります。 
雨に濡れて 春告草が咲いている
曲がる枝に 柔軟な想い忍ばせて
静かな雨に 黙って濡れている

真紅の花は 冬の寒さも知っている
過ぎた雪の重さが 想いだと知っている

生まれた地より  ....
一人がすきなのかってあなたが笑うから
一人なんかは大嫌い
そんな風に言うのでした
窓をあけて冷たい夜風をあびながら
とうとう一冬中そのままの風鈴が
かきり と音をさせる風だけの夜

嘘を ....
横断歩道で飛び跳ねていたら
ユーウツに
アタマシバカレタ

歩道橋の上から
唾を垂らせば
いかめしい車達の頭に
反旗の鉄槌が下る

もうそろそろ青虫がサナギに成る時間だ

春のワ ....
横になったおじいちゃんは
三日間布団に入れられ眠り眠り続けていた

私はその部屋へ行く度に
目を覚まさないと分かっていながらも
ひたすらに
冷えきった頭を抱えていた
鳥がいっぱい鳴いたので
今日は悲しくない日にします
そんな放送が流れてきました
ここは 鳥の街です

鳥は灰色の羽を
震わせて訴える
人間なんて身勝手だと
人間なんて嫌いだと

鳥 ....
忙しい日々のレールを脱線するように 
不意に訪れた長い休暇 
病室のベッドに横たわる僕は 
窓外に立つ 
独りの樹の葉群を躍らせる 
風、を視ていた。 

( きらきらと、協奏曲の奏でる ....
おれは一体、何処へ往く? 
別れを千切って、歩みゆく 
空っぽの缶からを 
虚ろな片手で、握りしめ 

おれは一体、何処へ往く? 
愛しい花を置き去りに 
ひとつの小石を 
震える片手 ....
これからのじぶんのこと

自分の人生だから自分で判断しなきゃいけない

そうは分かってはいるのもも

ただの二つの選択に悩み続けて相談して。

答えをだしてもらっても

どちら ....
三日月の先にしがみつきながら
私 何がこわかったんだろう
考えに夢中になって 手を離したら
頭からおちながら 見えた風景

山沿いの小さな屋根
箱みたいな家の
中にも人が住んでいるの?  ....
夕食の後、

ふと、机の下を見たとき

父親の座っていた所に

おかずだったにんじんが落ちていた。


年をとったなぁ、と思った。
あなたの心に手を入れて

五本の指でかきならす

優しいうたが流れましょう

あなたは優しい人なのよ

あなたは優しい人なのよ

顔あげて

さみしい背中をなぜるから

変 ....
おねえさん
おかあさん
おばあさん

姉がかいた作文
大きくなったらなにになりますか
って題材だった

負けた と思った
すごい と思った

ありがとう
なんでもないようにそう ....
ひらゆらと青いてふが飛んでいる

重なるように紫のてふも飛んでいる

白いのも黄色いのも黒いのも飛んでいる

昏い夜空に交わらないように

自分たちの屈折率を守っている

腐心 乱 ....
ウワの空はキケンだ。
何かと見落としがちだし話も聞かずに出来ない約束してしまうし、
気がつくと目の前の人が怒っていたりしてさ。

冬の空もキケンだ。
何かとうつろいがちだし風の音で勝手な夢を ....
どこからはじめようか私の後悔を

生れ落ちたあのときから

ああ なんだ

この日のことを
見て知って それでもなお
ひゅるりと 生を握って
生まれてきたのだ

とめる声もふりき ....
雨が射抜いたまだら模様の私が
顔のないまま通り過ぎていった
3月の雨は まだ冷たい

たくさん着込んでいるのに
袖口から 襟首から
風も雨もはいってくるから
ふたつの目を開放して 送り出 ....
遠くの方を旅する人へ
今日の風は冷たいですが
今日の日はあたたかいです
あなたの方の 一日も私があたためましょう

遠くの方を旅する人へ
今日起こる争いはあなたを巻き込みますが
今日の日 ....
りょうさんの自由詩おすすめリスト(639)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
深い夜- within自由詩7*10-3-15
ハルヲつかまえる- 朧月自由詩210-3-14
星の言葉_- 服部 剛自由詩210-3-14
別れの朝- 朧月自由詩110-3-14
シンジルコト- 朧月自由詩310-3-13
わからない- くろきた自由詩8+10-3-13
わたしたち- within自由詩5*10-3-13
勘違いの納得- 朧月自由詩210-3-12
時のスープ- 朧月自由詩210-3-11
変身- 朧月自由詩310-3-11
とんがり角- 朧月自由詩310-3-11
二番目の夜にスクロール- within自由詩6*10-3-10
灯を、ともす。_- 服部 剛自由詩610-3-9
春告草- 朧月自由詩410-3-9
風の夜- 朧月自由詩110-3-8
春・雑感- within自由詩12*10-3-8
三日- ありす自由詩110-3-7
灰色の鳥- 朧月自由詩410-3-7
海の音楽_- 服部 剛自由詩910-3-7
紅い花_- 服部 剛自由詩310-3-7
エンドレス- ありす自由詩1*10-3-6
さよなら_三日月- 朧月自由詩410-3-6
私が成長して、その分- くろきた自由詩510-3-6
めろでぃ- 朧月自由詩310-3-5
おねえさん- 朧月自由詩210-3-5
僕の世界は、はかなくもくずれた- within自由詩3*10-3-5
ハカレナイ- BOOKEND自由詩5*10-3-5
生れ落ちての今- 朧月自由詩210-3-4
3月の雨- 朧月自由詩610-3-4
旅人- 朧月自由詩310-3-4

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