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高校時代ラグビーをやったなあ
そんな奴いっぱいいると思ったら大間違いや
社会人になったら
クラブチームにでも入らんかぎり
そんな奴はほとんどおらんかった

ラグビーボールって、あれすごい切 ....
夕暮れに帰る道は
ぐるぐるって ぐるぐるって
迷子になりそう

見たことある帰り道が
ぐちゃぐちゃって ぐちゃぐちゃって
消えてしまいそう

顔の無いパパとママがけんかしている
いや ....
彼女の部屋に入った
棚の上には
僕のあげたオルゴールがある

少し錆びていたけれど
オルゴールのネジを回した
途中 音を飛ばしてしまうこともあったけれど
綺麗な音楽を奏でている

 ....
生まれるはずだった私の子供は
こんな朝にもあらわれます
さむいって

生命がただ恐ろしかった私に
ぞんざいに扱われた私の子供
かっと見開いた目で私をみつめてほしい

耳だけがさえて 
 ....
ぼくは裸にもどります
着ているものを脱いで記号にもどります
記号は誰かに気付いてもらうために
信号になります
見つけてくれるまで発信し続けます


金属と石に惹かれる女たちは
アイスラ ....
終わらない轍を抱えながら

時への妄想を考古していた

時は迷路に曳かれている

命や命の周辺を発掘する

それらは無機物になって

感性や知性に弄ばれていた

終わらない轍を ....
私の
胸が心が頭が
なにかでいっぱいになったとき
私の指に伝達されて
ああ
それは走り出すのです

夕焼けに染まる空は
残らず紅に濡れてゆくように
火で焼いた皮膚が
じんわりと何層 ....
もしも
翼があったら
大空
高く
飛んでみたい

もしも
翼があったら
自由に
空を飛んでみたい

鳥のように
人間も
自由に
空を飛べたら
どんなに素敵だろう
どんな ....
おいらは地球の絵を描いた
どこもかしこも平和だらけ
みんな笑顔の地球を描いた

だって平和がすきだもの
だってそれを目指すんでしょう?

おいらはみんなの夢描いた

困っている人助け ....
祖父が死んだ

ほんでもえらいわ
そう言って祖父は私の手を頼りに起き上がった
寝ているままでいい
そう言う私を制し

それは昨日のことだった

いつものようにコンビニで
祖母のおに ....
遠くからお帰りなさいと声がして
あったかい部屋へ転がった
ころんころん おもいやりをください

おみやげです
受け取ってください
あたため続けた 愛してる

夕べ寝ないで考えた
一生 ....
橋渡しになればよかった
それを選択していれば
幸せだったはずだ
心は
壁を生んだ
壁は
火にくべられた
壁が崩れた
橋も焼け落ちた
誰もそれらに
触れることは出来なかった

深 ....
肌さむいが水をふくんだ夜だった

水のぶんさむさは何処かぬるかった

ことしさいごの年始の会合のあと

熱気にすこし汗ばんだからだに

夜は心地よくてなにか昔を思い出させた

どん ....
猿が
ウキウキ ウッキッキのキ
と鳴いたので
私もいっそ猿になりました

畑の野菜をおばあさんがひとりで作ったが
嫁も孫も食べやしないから畑にどっさりこ

猿が
ウキウキ ウッキッキ ....
生まれた命のかずだけ

追憶はある

みんな誰かしらの

何かしらの追憶なのだ


この夜も、あの朝も

昼間もあったか、夕暮れもあったか

七千年まえのナイルの少年の

 ....
少年、

顔を上げろ、少年
そして歩け、前へ前へ

下を向くな、少年
何があっても、しゃんと前を見るんだ
前を見れば、泥を掴む事はないんだ
そして、一歩踏み出せ

走れ、少年
お ....
月のひかりは
黄金めいて降りそそぐ

それは
太陽なくして
成り立たないことだけれど
うそぶき加減が身に優しくて
わたしはつかのま
あしたの重みを
脱ぎ捨てる


思え ....
おとうさん
そう呼ばせてください
あなたをおとうさんと呼んだ記憶がないのです

おとうさん
こっちをむいてください
あなたと視線をあわせて話したことがないのです

おとうさんの娘として ....
{引用=


青に蒼が重なり
空の行方 風の行方
降りしきる水晶


しろに白が重なり
雲の行方 水の行方
絹は舞いに舞い




追憶の衣ははためき
旅人は斜め

 ....
逆巻く苦難は
魂のための隠喩だった
厳かに 激しく
しずけさをさえはらんで
それは流れだした
 
そしてそそいだ
魂の森へ 迷路のような闇へ
その大いなる深みにひそむ 
人間の泉へ
 ....
手を何にしている
手は寂しさとしての手に ある
そんな手も 行く場所をなくして
手が手に形だった
はちみたいに蜜めあてで飛んだりしないよ

蝶みたいに綺麗だからってとまったりしないよ

星みたいに何年かかって届けたりしないよ

月みたいにぼやけたり潤んだりしないよ

人みたいでいい ....
ここも宇宙だった

空ばかり見つめていた

ぼくも宇宙だった


永遠ばかり見つめていた

未来ばかりを見つめていたのだ!

永遠は机上にあるものではない

永遠とは実在する ....
うずまきのぐるぐるにそって
泳ぐ魚の一匹は
わたし

群れにみえるのは
船の上 橋の上の動物の目の中の魚

とんでもない
うろこの数がちがうよ
あんな 貧弱な色してないね

ぴぴ ....
鏡に映る、私という人にはすでに 
数十億年のいのちの記憶があり 
数え切れない先祖達の声があり 

鏡に映る、私という人にはすでに 
宇宙の初めの爆発と 
宇宙の終りの暗闇が 
今も密か ....
夕陽の(目)が覗いている 
冬の桜の樹の 
曲がった枝の、隙間から。 

張り巡らされた根の、喰い込んだ 
芝生の周囲に 
誰が蒔いていったのか 
白い御飯粒を啄ばむ 
雀等が、音符に ....
暗いことばっか言ってるから
お前は暗いんだって
あんたは言うけど
それならなんであんたは
さみしがってんの?

日の当たらない場所を陣取って
背中丸めてうじうじしてる

思うだけでう ....
どろどろになったり
ぐしゃぐしゃになったりすれば
いいんじゃないかな
甘ったれたキモチにピリオドうちたい
それって 死ぬことじゃないよ
それって あきらめることじゃないよ

なにも言わな ....
誰のために

揺れる夜に

囁く




呼応している

思いたいのは

夜があまりにも深く

草木にすら見届けられることのない

場所に

いる



 ....
ゆっくり ゆっくり
東の空から姿を現した太陽が
水平線を温めていく
海はやがて青さを取り戻し
乾ききらない朝露を風がさらっていった

---

海鳥が鳴いている
合図と呼び声の 両の ....
りょうさんの自由詩おすすめリスト(639)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ラグビーボールの切実- 吉岡ペペ ...自由詩210-1-25
迷子- 朧月自由詩310-1-25
オルゴール- ありす自由詩410-1-25
忘れえぬこと- 朧月自由詩310-1-25
スカンディナヴィア- within自由詩13*10-1-25
終わらない轍- 吉岡ペペ ...自由詩810-1-24
触発- 朧月自由詩210-1-24
もしも・・・。- そよ風さ ...自由詩6*10-1-24
嘘つき絵描き- 朧月自由詩310-1-23
憂愁の瓦- 朧月自由詩1010-1-23
ラブストーリー- 朧月自由詩610-1-23
愛の壁、心の橋- 真島正人自由詩7*10-1-23
水をふくむ夜- 吉岡ペペ ...自由詩710-1-22
猿家族- 朧月自由詩410-1-22
追憶- 吉岡ペペ ...自由詩1010-1-22
少年、- くろきた自由詩410-1-22
服毒- 千波 一 ...自由詩7*10-1-22
おとうさんへ- 朧月自由詩12*10-1-22
冬化粧_花化粧- まどろむ ...自由詩8*10-1-22
熱情- ma_non_tropp ...自由詩510-1-22
- 番田 自由詩110-1-22
変化(へんげ- 朧月自由詩2*10-1-21
ぼくも宇宙だった- 吉岡ペペ ...自由詩410-1-21
人魚のつぶやき- 朧月自由詩610-1-21
(無題)_- 服部 剛自由詩4*10-1-20
冬の音楽_- 服部 剛自由詩410-1-20
ネガティブ思考- 朧月自由詩3*10-1-20
赦す- 朧月自由詩610-1-20
夜光- 伊織自由詩2*10-1-20
- 九重ゆす ...自由詩3*10-1-20

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