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深く潜った
掴めそうに思った
ジブンノテで ジブンノテで

正か正でないか
赤か黒か白であっても
わかると思った
気付けるはずと思った

冬から春へと移り変わる
空のカーテンを見上 ....
冷たい朝でありました
早くに出かけるあなたのために
朝 一番のお水をくんで
綺麗なガラスのコップにくんで
綺麗な心で差し出した

はずなのに

早朝のカタイ空気に阻まれて
カタイまま ....
人を信じることと
人を憎むことは違うか
考えながら歩いていたら
人を見失ってしまった

姿見をみてもなにも映ってはいない

シンジルコトとつぶやいてみても
だれもいないのだから
もう ....
みせるためにかいた詩を
二度三度湯で洗い流してみる

だから言っただろう
ときこえてきそうな姿になった

薄汚れた

小さな

じぶん

えさを与えてみれば
いくらでも大きく ....
物思いにふけるために台所にたつ
たくさんの命を切り刻みスープをつくる

どれも円
どれも丸い命の切り口を
直線の刃ですとんすとん
と切ってゆく 想いはだらだらと続くのに

炎はまあるく ....
私は誰かになりたくて
なりたくてなりたくてたまらない
のに だれにもなれない

私は 同じ私でいることさえできない
この瞬間にも別の私になっている

記憶の
なんと曖昧なことか
心の ....
迷いすぎてどろどろに
溶けた気持ちをもてあそびながら
今夜もうたをうたいます
外の雪がちょうどよく
心を冷やしてゆきました

今日と明日のつなぎめは
とんがり角でできている

月も星 ....
雨に濡れて 春告草が咲いている
曲がる枝に 柔軟な想い忍ばせて
静かな雨に 黙って濡れている

真紅の花は 冬の寒さも知っている
過ぎた雪の重さが 想いだと知っている

生まれた地より  ....
一人がすきなのかってあなたが笑うから
一人なんかは大嫌い
そんな風に言うのでした
窓をあけて冷たい夜風をあびながら
とうとう一冬中そのままの風鈴が
かきり と音をさせる風だけの夜

嘘を ....
鳥がいっぱい鳴いたので
今日は悲しくない日にします
そんな放送が流れてきました
ここは 鳥の街です

鳥は灰色の羽を
震わせて訴える
人間なんて身勝手だと
人間なんて嫌いだと

鳥 ....
三日月の先にしがみつきながら
私 何がこわかったんだろう
考えに夢中になって 手を離したら
頭からおちながら 見えた風景

山沿いの小さな屋根
箱みたいな家の
中にも人が住んでいるの?  ....
あなたの心に手を入れて

五本の指でかきならす

優しいうたが流れましょう

あなたは優しい人なのよ

あなたは優しい人なのよ

顔あげて

さみしい背中をなぜるから

変 ....
おねえさん
おかあさん
おばあさん

姉がかいた作文
大きくなったらなにになりますか
って題材だった

負けた と思った
すごい と思った

ありがとう
なんでもないようにそう ....
どこからはじめようか私の後悔を

生れ落ちたあのときから

ああ なんだ

この日のことを
見て知って それでもなお
ひゅるりと 生を握って
生まれてきたのだ

とめる声もふりき ....
雨が射抜いたまだら模様の私が
顔のないまま通り過ぎていった
3月の雨は まだ冷たい

たくさん着込んでいるのに
袖口から 襟首から
風も雨もはいってくるから
ふたつの目を開放して 送り出 ....
遠くの方を旅する人へ
今日の風は冷たいですが
今日の日はあたたかいです
あなたの方の 一日も私があたためましょう

遠くの方を旅する人へ
今日起こる争いはあなたを巻き込みますが
今日の日 ....
朝みた空が
あまりにも白かったから
空を突き抜けて太陽を殴りにゆきたかった
気持ちよく生きてこうって決めた朝なのに
なんでこんな灰色の空なのか腹がたったから

ぱらついてきた雨に どうにで ....
やけどみたいに広がった傷跡は
消えないこれからも私からは

生まれたこと
生きてきたこと
ここまできたこと
に どんな意味があったのか
まだわからない

生きる意味がわからないから
 ....
違うけど 違うけど うまく言えなくて
黙っていたから そうだってことになる
ほんとは違うって言おうとしたら
ほんとってなんだろうって思って話せなくなる

私はこう思ってるって言いたかったけど ....
行間に迷子になったままで
閉じてしまった本に
過去まで戻されました 
あの日のあの廊下の隅で
自分を閉じ込めてる
自分を見つけて解放したくなった

その道を歩いて
今にいるのだけど
 ....
延長コードをひっぱってきた
先はどこにあるのか知らない
足りない気がしたから充電したいんだ

長く繋がっていることで
安心できたけど
先はどこにあるんだろうと不安になった

見えないこ ....
春は私に重いので
春にあわずにゆきたいの
柔らかい風をさけるよに
夜の無音の中をゆく

春は私に重いので
春の言葉をきかないの
すべてを包むあたたかさより
ときおりの冷気がちょうどいい ....
がんばって がんばって
がんばってるのに
なにやってんだって言われる結果になって

その結果に傷ついてるのは自分なのに
ごめんなさいって言っている

がんばればいいって みんな言うけど
 ....
ごめんといったきり
黙るあなたの前で
私のすることは
許すことじゃないんだよ

私には あやまらないでいい
あなたと 私 ずっと
一緒に笑ってきたじゃない

昨日の私の失敗を
肩た ....
給食費を払いたくない親がいるらしいけど
その子供は大食いらしいよ
なにより給食がすきなんだって
おかわりっていう声が明るいんだって

教室とろうかの隔たりが なくなって
オープンスペースに ....
窓に手の平押し付けて
冷たいですねと笑いました
うすい うすい 笑いでした
唇の色も失くすようでした

窓あけて 二度振り返る
あなたがいるように期待して
夜風は ふわりと舞っています
 ....
ごめんなさいと断って
あなたをまたいでいきました
とても急いでいたんです
おいつきたくて 自分の想いに

いってしまうんです
想いたちは 想うそばから
飛び立つんです
言葉であらわした ....
絵筆のように
まわす心の先端は
ノオトの広場を走りながら
願いみたいな軌跡をひいてゆく

夢中になってるように見えて
踏まないようにしてる
だれかの過去

ならぶことを拒否する命にも ....
おやすみ
ゆっくり休んでね
そういってもらえたらなぜ安心するの

おやすみ
いい夢みてね
そういってもらえたらなぜ見れそうな気がするの

たとえひとりの部屋でも
おやすみ ってつぶや ....
胸に痛みが走ります
もうすぐ人間になるのかな
それともあの空の星屑に
今日こそなれるのかな

傷付けた人との思い出に
また 溺れそうになってるよ
それは優しさじゃないことを
知っている ....
りょうさんの朧月さんおすすめリスト(112)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハルヲつかまえる- 朧月自由詩210-3-14
別れの朝- 朧月自由詩110-3-14
シンジルコト- 朧月自由詩310-3-13
勘違いの納得- 朧月自由詩210-3-12
時のスープ- 朧月自由詩210-3-11
変身- 朧月自由詩310-3-11
とんがり角- 朧月自由詩310-3-11
春告草- 朧月自由詩410-3-9
風の夜- 朧月自由詩110-3-8
灰色の鳥- 朧月自由詩410-3-7
さよなら_三日月- 朧月自由詩410-3-6
めろでぃ- 朧月自由詩310-3-5
おねえさん- 朧月自由詩210-3-5
生れ落ちての今- 朧月自由詩210-3-4
3月の雨- 朧月自由詩610-3-4
旅人- 朧月自由詩310-3-4
大きな虹- 朧月自由詩510-3-3
理由探し- 朧月自由詩210-3-2
口べた- 朧月自由詩210-3-1
本棚の記憶- 朧月自由詩310-2-28
延長コード- 朧月自由詩310-2-28
春のしらべ- 朧月自由詩310-2-27
まんまな私- 朧月自由詩410-2-27
親友- 朧月自由詩210-2-26
子供事情- 朧月自由詩610-2-25
夜の散歩- 朧月自由詩410-2-24
天井の無い世界- 朧月自由詩410-2-23
願いのうた- 朧月自由詩310-2-23
おやすみ- 朧月自由詩410-2-22
胸の痛み- 朧月自由詩310-2-21

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