十一月末でグリーンシーズンの日雇い業務は冬季解雇となり、十二月十日から無人駅の除雪作業員として三月半ばまで勤める。もっと働かせてもらわないと生活出来ないと訴えた、古希を過ぎた方が常勤スタッフとして増 .... 暗闇が揺蕩うその瞬間世界に生まれる穏やかな亀裂、その断面にこっそりと刻まれた小さな文字を口にしてはならないと言ったのは決して姿を見せぬ者だった、その声は風に揺らぐ枝葉のように静かだったが、でも確か .... 真昼の月が妙々なるひかりをかかげ
太陽に微笑みかける
月よ
おまえも陽のひかりが恋しいか
夜の最中に凍えるようにまろい怯えを抱きしめながら
それでも懸命に輝きを放つおまえは
どれほど{ルビ ....
誰のものでもある
未来を知らない
知っていたら
生き方は変わるだろうか
今抱えるブルー
誰のものでもある
知らなくてブルー
知っていても
きっとブルー

楽しすぎた日には
何か悪 ....
ギモンの対象である論考の核心は「詩誌は、もはや〈新しい
詩〉を見つける場所としての役割を終えた」と結論して詩誌
に引導を渡している点にあります。
投稿者の論旨を以下に箇条書きしてみましょう。
 ....
何か、それではダメなんじゃないか
バカを諭してやるという上段の構え

バカは俺がカバーする!
行け、ウマシカ、行けー、とは言わないが

綺麗事といって辟易するところはある
口を拭って隔離 ....
「どうして、子供が生まれない国になったの?」
「それは、この国が『美しい天国』から『気持ちいい地獄』になったからよ」
「どうして、そうなったの?」
「夢浪漫を無くしたからよ」
「夢浪漫を無くす ....
○「寂しい田舎」

田舎の寂しさに
耐えかねて
カラスが
カア!カア!鳴く
救急車が
ピーコ!ピーコ走りまわる
防災無線が
市役所からのお知らせを流す

僕はたまらず
コンビニ ....
言葉なんて、空気に消えていくのが一番気持ちいいんだぜ
記録したり読み直したり責任持ったり、そんなの下らんプー

自分の存在なんて、空気に消えていくのが一番気持ちいいんだぜ
名を残したり人前に立 ....
はらっぱにさいたなびかないみずよりとーく
熟した実がなりヒヨドリがついばんでいるを

メトロノームに穴があいたようなそら
菜にかえれば

かじかむほど
とおく
限られた人達が真実とは何かと突き詰めるなか詩人の歩みもその道のひとつなのかもしれない。今回はAIが入ってきた。今まではマスコミや宗教家や政治家が取りに来たけど譲れない詩人化計画。でないと負ける

 ....
◆詩誌の役割はどこへ向かうのか

詩誌は、もはや新作を発表するための場所ではない。
少なくとも、その役割に固執し続けるかぎり、現在の言語環境において詩誌は周縁化していく。

作品の生成と反応 ....
素浪人といえば古めかしいかもしれないが、{ルビ素老婆=すろうば}はそんなことを気にするそぶりなど微塵もみせず、沼のほとりにサンダル履きでつかつかやってくると、柵越しに傾斜をへだてた水面にむかって、ほっ .... ○「国防力強化」
ミサイルなどを買う前に
子供たちにお米を腹一杯
食べさせることではないのか

○「複雑」
敏感なワイフは
鈍感なところもある
鈍感な僕が
敏感なところがあるように
 ....
目覚めたら
誰だったのか
覚えていない

確かな口づけの感触が
寂しくさせる

夢の中で生きていたかったくらい
取り巻く世界は暗い
ぼくはcry

言葉で遊んで

悪酔いする ....
夜来風雨の声に耳を澄ませている
さざんかは
桜よりは強情だから
簡単に散りはしない
容易く咲かない分
しぶとく咲いている
遅咲きの矜持とでも言うべきか
真冬の灰色めいた色彩の町で
紅朱 ....
わたしはこのところ十五年ほどのあいだ、
よくいえば仙人のような、バカにすれば世捨て人
のような生活をしていました。
新聞テレビ雑誌をいっさい読まずもっぱら中国本
土の配信会社iQIYI( アイ ....
冷気で顔が痛い
町中のベランダにも
深い冬が来ている

ベランダから見える星
近視の私でも見える星

見惚れて
寒いのに部屋に戻れない

あの人も見ているといいな

勝手な ....
 近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の .... II. You do not know what you are asking.


第Ⅱ章のタイトルは、MATTHEW 20.22 "You do not know what y ....
神様の絵筆からこぼれ落ちた

茜色にあやされて

泣きそうになるのを

子供らしい頬のあどけなさに

家路に背を向けたことなかった

鳥の立つ空を見上げながら

本当は自力で
 ....
サンタのふりした
あなたから受け取った腕時計
どこにやってしまったのだろう
大切にしていたはずなのに
いつの間に失くしていた

思い出が胸をノックしている
記憶の断片がチクリと刺さる
 ....
○「思い上がり」
思い上がってはいけない
分に応じたことを
考え
分に応じたことを
やっていけば
心安らかなり
反省
反省

○「昭和時代」
大人たちは
「働いて働いて働いて」 ....
なんの飾り気もない侘しい食卓
無限ピーマンと目玉焼きと味噌汁
どしゃ降りの雨なので
スーパーは諦めた

♪きよしこの夜

氷川きよしさんですか
とひがんでしまう

どしゃ降りのクリ ....
棘はいつだって自由に僕たちの心に突き刺さる
その鋭さを持ち歩き
ゆっくりと踊り出す
繰り返された言葉は一定の音となって
昨日のさらに向こうから来て
明日のもう一つ先へと消えてゆく
他の白目 ....
文字の意味というものが
わからなくなるほどの
過酷

そういったものを相手にしているのだから

たとえばこれ
重力の力場では
一秒間に何キロの速さで物が落下し
という意味が理解できな ....
「もし世界の本質が知れないのだとしたら、それでもなお、人はなぜ、誰かに何かを伝えようとするのでしょうか? あなたの考えをお聞かせください。」とAIに訊ねられたので、僕なりに考えて書いてみました。以下が .... お菓子をあげましょう
世界で一番不幸な女の子に
そっとお菓子を食べさせてあげましょう

ずっと味わっていたい
でもなくなってしまう
だからこそ食べたくなる

世界で一番不幸な女の子は
 ....
悪夢を見て汗びっしょりで起きた
華が僕の隣で眠っていた
新しい一日がカーテンの向こうを明るくしている
安心して華の香りを嗅いだ

次の瞬間
華は消えた
微かに香りを残して

言葉で表 ....
もしも立てない豚がいたら
そっとお腹を持ち上げてあげましょう
餌が食べられるように
ならなければ死んでしまいますからね

死ぬまで生きる豚
食べられるために太る
でも豚は豚なりに
懸命 ....
洗貝新さんのおすすめリスト(1861)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題- 山人散文(批評 ...8*25-12-31
mimicry- ホロウ・ ...自由詩3*25-12-30
真昼の月- りつ自由詩6*25-12-30
きっとブルー- 自由詩625-12-30
「詩が逃げていったあとに残るもの――詩誌の役割について」(a ...- 室町 礼散文(批評 ...1+*25-12-30
単調な批判- りゅうさ ...自由詩4*25-12-30
亡国__- 鏡ミラー ...自由詩4*25-12-30
独り言12.29b- zenyama太 ...自由詩4*25-12-29
洗脳- 鏡ミラー ...自由詩5*25-12-29
ふゆがすみ- wc自由詩9*25-12-29
沈黙の時間に整理してみた。- 足立らど ...散文(批評 ...225-12-28
詩が逃げていったあとに残るもの――詩誌の役割について- atsuchan69散文(批評 ...12*25-12-28
スローイング婆と食パンをついばむバードたち- 菊西 夕 ...自由詩4*25-12-28
独り言12.27- zenyama太 ...自由詩3*25-12-27
cry- 自由詩925-12-27
さざんか- りつ自由詩7*25-12-27
氷の世界- 室町 礼散文(批評 ...425-12-27
星へ祈る- 花野誉自由詩14*25-12-26
詩は衰退したのではなく、移動した――日本詩歌ジャンルの制度と ...- atsuchan69散文(批評 ...13+*25-12-26
Notes_on_The_Wasteless_Land.Ⅱ- 田中宏輔 ...自由詩1525-12-25
屋根の下__青風- エヴァル ...自由詩1125-12-25
薄情- 自由詩8*25-12-25
独り言12.25- zenyama太 ...自由詩5*25-12-25
ひとりもんのクリスマス- りつ自由詩5*25-12-24
白い音楽- 岡部淳太 ...自由詩525-12-24
ピエタ- りゅうさ ...自由詩6*25-12-24
表現の動機について- 由比良 ...散文(批評 ...225-12-24
お菓子- 杉原詠二 ...自由詩3+*25-12-23
心の華- 自由詩8*25-12-23
- 杉原詠二 ...自由詩3*25-12-23

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