◯おぼろん……
おはようございます。
今日も引き続き。昨日の流れで、「音楽と詩の言葉」とか、要約すればそんなふうになる流れでお話ししたいかなと。
で、例えばわたし、童謡の「かごめかご ....
「異世界への扉」
ガリレオを信じていた幽霊が
異世界への扉を開いたら
見事に恐竜の生きている世界!
過去と未来の違いなんてないんだよ
「センチピード」
それは細長い
むか ....
○「穴診療内科」
画面中央に大きなまるい穴が書いてあります
この穴へ向かって
「バカ!アホ!スケベ!ハゲオヤジ!クソガキ!死ね!」など
人に対して言えない言葉を
この穴へ向かって
気が ....
淡い水色がどこまでも広がる空は僕の心を呼び醒ます
思い出の欠片が瞬くたびに響く記憶
風に乗ってあの山を越えれば苦い感情もやがて甘美な詩となるのだろうか?
蒼い海を渡り君の住む街へと還ろう ....
輝いていた
満ち足りていた
知らぬ程に無垢だった
光が強ければ
闇は濃くなる。
そんな当たり前のこと
‘1+1’が
必ず‘2’には
ならないのと同じ。
蹴飛ばした石ころが ....
俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす
赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ
子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
....
答えが見つからなくても少しだけ
さもしい「人」として生きるしか道がなかった人生のなかでも
笑えている方々とともに生きて私のほうがより惨めな生き方を
選択してきたのだと歳をとっても毎日が勉強の ....
わたしはサイくんのおしり
おしりにできたぶつぶつのおできです。
でもサイくんは、どんなにかゆくっても
てでかくことはできません。
(だって、てがとってもみじかいんだもーん)
あしでか ....
ジャック・ラカンはいった。
われらが勃起性の器官は √-1 と等価だ。
√-1 は方程式 x2=−1の解として定義される虚
数単位 i を表す──そうです。
「そうです」というの ....
失われつつあるものを思うことは、
まるで水のように渇望する、
真っ赤な炎に染まった夕焼けの光景だ、
その時になってそれは何と美しかったのだろうと、
その時になってようやく特別なかがやきを放って ....
橋を渡る時に目に映る
川辺の桜並木の下にベンチがある
幅広のベンチを占領して
ただ川面を眺めているらしき人
新聞を読んでいるらしき人
音楽を聴いているらし ....
印画紙に染みついた影
人生から落とすまいと誓っていたものから
手を離した瞬間を覚えている
何度も何度も反芻する
記憶が消化器官と口内を往復する
輪郭がとけ筋も擦り切れ味もなくなる
そん ....
シャッターのおりた憂楽街
眠りに落ちた改札口
プラットフォームの底
沈んだレールから
明日が聴こえますように
ふらりと入った三流映画上映中の場末の映画館
お世辞にも出来が良いと言えないドタバタ映画をスクロールしながら
ぼんやりしてる
平日の昼間、
人はほとんど入っていない
ふと気づけば
隣 ....
仕事の夢を見て悪夢だと思う
だから現実も悪夢の中を生きている
崖っぷちギリギリに
目隠しされて立たされている
手探りで伸ばす指に触れるのは
錆びた鉄のマニュアル
黒塗りで
行 ....
波長が合わないだけでクラクション鳴らす、か?
スピードもバランスも把握している足りない忠告いらない結構、結婚もする
時空の流れ方及び流され方が十色、故にズレているただそれだけ
気分屋のオムライス ....
春垂れて君と微睡むジムノペディ
雀飛び平和を実感あくびする
春ワンピ♪電車の中は花盛り
○「信頼」
いくらりっぱなことを言っても
信頼を得ることは難しい
言うことと行動が
一致してこそ
信頼は得ることができる
○「意欲」
意欲のなくなった人に
こうしたらいいよ
ああ ....
さいきん固有名詞が出てこない。
むつかしい字ではなく誰でも知っている
作家の名前が浮かばないのです。
あれ? おれ、どうなったの?
あわててその作家が書いた小説のひとつ
を思い出しgoogl ....
柔らかな光が僕を包む頃
君は僕を忘れてしまうのだろうか?
それとも跪いて
僕の哀しみを共に分かち合ってくれるのだろうか?
天使の遺言は僕のココロを揺らすよ
君の睫のように闇を導く
人棲まぬ庭の切株{ルビ躑躅=つつじ}咲く
花の名を問ふてしらんと遊びけり
孫可愛い母の日あるを忘れをり
森の奥
木の葉が私の羽に絡まる
苔の鼓動
微かな羽ずれの音
迫る夜に小さく鳴く
風が木の葉を揺らす
川が流すinstrumental
夜の裾に隠れた光に導かれて
羽を広げてゆく
私が ....
ああ、神様、
私は煮詰まっています。
午後の週末です。
それは非常に活発な議論です。
あなたのひげに会えて良かったわ。
長い間、会議に来なかったわね。
主人は自分の携帯電話で滑って眠りに落 ....
A音。
AーAa,AAーa,Aaー
絶え間無く平坦に繰り返す耳鳴りが
(ラ)のおとだと気づくのは
虚しく遣りきれない。
窒息しそうな圧迫が
次々と追い駈け
螺旋を巻いて
私、
....
剥落していく昨日と、壊死気味の今日のボーダーライン、何もかもがぼろぼろで鬱血した世界だから、本当に美しいものが眩しいほど輝いて見える、俺ぐらいそのことを理解している人間はそんなには居ない、確かめた ....
正直、自分自身の感覚が変わったと実感したことありますか?
まず、味覚が変わりました。
大好きなワンタンが激不味て。
あと、ドトールやベローチェのアイスコーヒーを、いつも飲むんですが、
何で ....
広げた指のひとつひとつに溢れ落ちる僕の涙
冷淡な月が見下ろす夢は幻となって僕をひき裂く
あぁ、差し出した手をいぶかしげな瞳で振り払う君
虚空を舞う傷みは僕の中で仄かな熱を帯びてくすぶる
....
呪われたことのある人に限って呪うことができます(撮影会には必ず来てください!)
暗室に近づくと鍵がかかる音がして私たちは殆ど透明になってしまうんです
ピザ或いは餃子の生地を薄く引き延ばしたような日 ....
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....
三時間眠ったと思えば30分しか経っていなかった。もはや時間は意味をなさない。眠って見る夢と現実が激しく入り乱れ、私という輪郭がほどけていきそうになる。
自分自身を証明できるものは、もはや五感しかない ....
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