漆黒の夜空に閉じ込められ
花びら散り敷く公園のベンチに座り
きみの透明な瞳から溢れる涙を見たよ
白い頬を伝いながら嗚咽が止まらなかった
ぼくは ただ背中をポン ポン ポン… と
ポケットに忍 ....
桜の花が空を染める
淡いあわいの下で
小さな願いを編み込んだ

見上げた花の色が
頬に溶け込み
はにかむ気持ち

平常心から手を離して
花びら舞う空に手を伸ばすと
淡い万華鏡のよう ....
南半球で誰かがオシッコすれば、
北半球では戦争を辞める

南半球で誰かが鼻歌を歌えば、
北半球ではトナカイがストライキする

南半球で誰かが射精をすれば、
北半球ではイエスが産まれる
 ....
昨日は近く
今日は遠い
明日はその中間くらい

夏は遠く
秋は近い
春はよく分からなくて
冬は一周回って背中に
張りついている

夕は近く
朝は遠い
昼はいつも手探りで
 ....
私の愛しいヒト
聞いてください
どんなに高価な指輪も服もバッグもいりません
莫大な財産も家も欲しくありません
その代わりあなたの本当の愛が欲しい

だから聞かせてください
あなたのココロ ....
なんにも知らない雲が
上空をすたすたと過ぎる

鷹揚に茜がさす
大地がぐんっと拡がる
早く
つかまって!
新しい風に
風はあちこち移動するのが好き
つま先に海が触れる
かかとにはな ....
雨は犬だ
土砂降りの日に玄関で雨宿りをしていた
雨はなんてことはない普通の犬で
雑種でうす茶色の毛の混ざった
すこしくたびれた顔をした犬だ

家の中よりも外のほうが好きで
雨の日には窓か ....
朝の冷たい床を踏んで
温水を浴び始める
髪を洗う事にする
泡を立てて
それを洗い流す
泡が伝う
うちがわの
頬を触る


冬をひとつ
生き延びた
ことになる
手を握る
生き ....
琥珀の水を飲み
紫煙を漂いながら想いを馳せる
数十年の迷路を未だに彷徨いながら
素粒子が固まった肩を抱き締めた
言葉を失ってからどれくらい経つだろう
答えが見つからない迷路の壁は高く聳え
 ....
夜がはじまる、八重洲口バスターミナル、年末だからか人がたくさんいて、映画のオープニングみたいだって思う、見知らぬ若い男女の、かばんがぶつかって、実はアパートのおとなりさんでした、色々あったけど、めでた .... 新しい扉を開けた
空気が変わり
音符が泳いでいる
軽やかに一歩踏み出すと
未知の光が影を溶かす
昨日までの鎖が解けて
心に翼が生まれる
希望に満ちたメロディが響き
追い風が吹く
そりゃ
お前ならやがな
すげーできるねて
だよ

法律知らんからな
あたり前だろ

そんな風に
できるのが凄いでも
もうないんだ

なら僕の言ってることは全部間違ってると?
 ....
ポイントを 入れぬことさえ 無言のエール ガンバレ! ○「自治会長」
今朝さっそく自治会長としての一声をあげた
朝6時50分に約3分間4つのことを放送した
放送する前に放送原稿を5,6回も練習したが
スムーズにはいかなかった
「よっか」と「よう ....
 緊縮脳の有象無象と、グローバリズム(全体主義)という妖怪が発する、執着の集合想念の波動を感じたので、「大祓の言葉」を奏上して八拍子を打った。四月一日の早朝というのも何か意味があるのかも知れない .... やがて白銀の景色は薄桜に染まり、
雪風は砂風となってアフリカの砂漠へ移り吹く

ぐにゃりとした冷たい肌のやつは、
サハラ西岸の浅海で捕れた後、冷凍されて
TAKO と記された紙箱に詰められ海 ....
頭の中の港に
一隻のレモンが停泊している
さざ波に反射する光を
いっぱいに浴びて

やがてレモンは出港すると
徐々に頭の中から
外洋へと向かい
ポートクランに寄港する
たくさ ....
体温のある指が動いた瞬間
偶然はコードの隙間をすり抜けた
予測の網に絡まない影が
ディスプレイの向こうで揺れている
無数のデータが川のように流れ
その中で一粒のハートが跳ねると
赤らんだ誰 ....
水曜日はどこにいる?
僕?
僕はあそことここと そこにもいる
土曜日は?
土曜日は向こうからやって来るから
僕らがいる所が土曜日になる
じゃあ日曜日は?
月曜日の隣かな
一日〈うんどう ....
たくさんの言いたいことを飲み込んで
             ひどくなる咳に血を見る 溢れ出る血を花束にして
あたらしいものなど何もない
失われて
失われゆく幾十年

あたらしく見えたものは
全部他人のお仕着せだった

地平線を
見たことがあるか
都では地平線が見えない

わたしの住む千 ....
朔をいっぺん馬鹿!と叱ってみたい 絡み合う糸と意図とを手繰り寄せ
巧みに操る人形遣い
踊り狂う人形達の破廉恥なまでの動きは
彼の唇に薄い微笑(えみ)を浮かばせ
鋭い眼光を三日月形へと和らげる

ああ、堕落と酩酊の狭間へと送 ....
這いまわる指先の運動
悦楽(ヨロコビ)の琴をかき鳴らし
滑らかな肌を滑るように
自在な往復が私にめまいを起こさせる

あぁ、水音の鳴る淫らな背徳
心地よい堕落
白い闇に抱かれて光の先へと ....
小さく丸まった背中に
触れようとして
手をのばせなかった
盆の季節までさようなら
しわしわの笑顔で
手を振る人
何度も振り返って
手を振ると
小さくなった姿が
まだ手を振っていた
 ....
バイバイと書き加える手は震えずに
         そして《あした》の扉をひらく


    あたし わたし たわし ワタシ 一人称は結局わたし

      ※わたし五段活用

君と最後の光を見たい。
息を止めて、呼吸を何処までも潜って、
静かに外に、人生が切り売りされているのを、
遠くから眺めて。


ガラスのスプーンで君に、私の思い出を飲ませたい。
 ....
クソのクソによるクソの為の政治

天はクソの上に野糞を創り、クソの下に便所クソを創った
私にむかって威嚇する子猫

そんなちっぽけなのに
君だけで生きていけると言うの?


ごめん
僕には拾えない

誰かと出会う好運を
それが駄目なら
安らかに死ねる祝福を


 ....
ガキ
ガキ
ガキ
ガキ

ガキじゃない
ガキじゃない

ガキ克服
ガキ克服

大人
大人
大人
大人
大人

もうええて

大人
大人
大人
大人

マ ....
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