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春の曇り日

新聞紙みたいなホーム

電車を待つのは

ドラフト会議にかからなかった俺

だれかに会うため旅に出る


ナミダと童貞だけ乗せて

電車は鉄路を行くけれど

 ....
ぼくはやがて死ぬ

いや

パラレルワールドでのぼくは

もう死んでいるのかも知れない

いや

パラレルワールドでのぼくは

この世界のぼくとは

すこし違うひとなのかも ....
残酷なギャングスター

銃口をむけながら

若いふたりと談笑している

こころでは泣いている

目では笑っている

顔では遠く考え込んでいる


みんな帰ってゆく

どこ ....
青い水いろの空

公園からはみ出たさくら木

電信柱と電線が

拮抗しながら騒がしかった


世界はじっとしていない

何通りもの風景を

何通りもの異世界を

僕らはただ

奇跡のなかに浮かんで

 ....
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
心細さも

雨があがるように

風に雲がうごいてゆくように

ぼくはほんとうにひとりなんだよ

あなたもほんとうにひとりなんだ


感じる

感じるってやつは

時空を簡 ....
西空に低く

爪みたいな月

だけど

ぼくの爪は噛んだあとしかない

外灯が街道を照らしてる

優しいきれながの目

そんな月が

天体の運行が

びくともしないで
 ....
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

 ....
こちらは大雨です、

ぼくはこころでそうしたためた

未来は今と過去の連続地点にあるのではない

今と過去と未来はパラレルワールドで

そのパラレルワールドには無限の組み合わせがある
 ....
いちばん大切なことがなんであるのか。

そんなことは分からない。

たぶんケースバイケースであるに違いない。

ただ、正しいことは絶対ではない。

この遠い絶望を認識するところから、理 ....
ぼくにだれかが運を運んでくる

だれかとは

人かも知れないし

鳥かも知れない

石かも知れないし

木かも知れない

なんであろうと構わない

運とは

なにものか ....
ぼくは知っている

場所が

今ないことの

口惜しさを

得意であるのに

その場所が

今ないことの

不安を

ぼくは知っている


知っているだけでは

足りない

時間がない

悔しいぞ

 ....
まだ紅葉の見られない

山々に囲まれて箱根でゴルフをした

のんびりと適当に球を打った

一緒にまわるひとや

キャディーさんとの

人間関係を積みかさねながら

何かを我慢しながら

何かは主張しな ....
いいなあと羨む気持ち

誰にでもあるよ

いいなあと羨む気持ち

少し淋しくもなるよ

けど気にしなくていいよ


そうなりたいだけなんだ

ぼくらはただ

そうなりたい ....
好きだから好きになると

いずれ好きでなくなるのかな

嫌いだから嫌いを通していると

いずれ嫌いでなくなるのかな


永遠とよく似た言葉を探しています

どれだけ僕だけが大切にしたかったのか

逃げ ....
明日はきっとある?

明日がなければお金なんてただの紙切れ

明日はきっともっとよくなる?

明日からどんどん悪くなってゆくなら

信仰心なんてただの哀しい気休め


夢や希望はどこだろう

目のまえ ....
そうだ

ぼくじゃないだけさ

それだけのことさ


永遠など存在しない、その理由が

続きゆく時間にある、という矛盾


慈しむ

ぼくじゃないだけさ

それだけのことさ
偶然や必然のふりをして

なにかがぼくらを試している

みんな失いそうになるたび頑張っていた

だって世の中すべて

失いそうなものばかりだから
運ばれているのだろうか

それとも運んでいるのだろうか

品川が近づいてくると

直方体の容れ物に

行儀よく整頓された明かりたちが

穿たれているのが見えた

いろんな種類の ....
ひとは誰かのために梯子をのぼってゆく

そうでもしなければ生にしがみつけないのだ

移りゆく刹那を

永遠にすりかえる

そのような作業を

慈しみ歌にする

そうでもしなけれ ....
自然界は排除をしない

ただ命で在るだけなのだ

受け容れては華やぎ

受け容れては澄まし

受け容れては汚れ

受け容れては誕生し

受け容れては滅びる

自然界は排除を ....
友に大切にされるには、つぎの三つの心が大切だ。

・俺が、俺が、と自慢しない心。

・虚勢を張らない心。

・意地悪をしない心。

友に惜しまれ、友に励まされる人間であるためには、真面 ....
あの頃を思い出す

おならって

ウンコの叫びなんだと気づいたあの頃

35年ほどまえの秋は

もっとしっかりと秋だった

伊東四郎と小松政夫のコント番組を見ていたら

宿題やりなさい、

そう言って ....
欲望が希薄なら

欲望のイメージで

代替えしてみる

どうにかこうにか

そんなこんなで

生きながらえてる


天気は良好

飛行機雲かすむ

愛してる

じぶんが大好き

泣いてみる


欲望が ....
なにがほんとうか分からなくなっていた

夢のなかで見たことなのか

現実に起こっていることなのか

ぼくはおかしくなっていた

たぶん夢のなかでの出来事だった

それを現実の出来事 ....
領土をめぐる中国人たちのデモ

私の国の街宣カーたちのデモ

私の国の原発廃止論者たちのデモ

私の国の原発推進派たちはデモをしない


ひとつの考え方を

排除するような時にし ....
天高く馬肥ゆる秋の日

吹かれても踏まれても

見つけたひとを喜ばす

野に咲く花のような心

今日誕生せり誕生せり


じっとしているから澄んでいるような人生など望みはしない

揺らされてもなにされ ....
雨のちはレイン

晴れのちもレイン

すべてが正しくて

いまがベストだ


オーライ

悲しいことも

オーライ、オーライ

楽しいことも


雨のちはレイン
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
ずっと働いている

ずっと

寝たら取れるかな

寝たら

肩の筋肉をうえに

ぐっと

背中のを真ん中に

ぐっと


影が話し掛けてくる

勇気を振り絞って
 ....
芦沢 恵さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ナミダと童貞- 吉岡ペペ ...自由詩212-11-23
ぼくがぼくであり続けること- 吉岡ペペ ...自由詩4+12-11-21
寝場所- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-21
騒がしい秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-11-20
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
心細さ- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-17
天体の運行- 吉岡ペペ ...自由詩612-11-16
言動のピース- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-15
ぼくはあなたに- 吉岡ペペ ...自由詩912-11-12
オバマ再選- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-8
- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-7
時間がない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-6
のんびりと適当に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-4
いいなあ- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-3
色欲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-11-1
銭勘定と信仰心- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-10-31
矛盾- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-10-30
慈しむ- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-30
品川まで- 吉岡ペペ ...自由詩512-10-29
永遠- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-29
自然界- 吉岡ペペ ...自由詩612-10-28
大切な心- 吉岡ペペ ...自由詩312-10-28
35年ほどまえの秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-10-25
欲望のイメージ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-10-24
午前2時33分- 吉岡ペペ ...自由詩712-10-23
人間って奴はもう- 吉岡ペペ ...自由詩212-10-23
今日誕生せり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-10-20
オーライ- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-20
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
仕事はダメだから- 吉岡ペペ ...自由詩512-10-15

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