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陽気な緻密

タフなフロンティア

ゴンに嫉妬

きみの切実


自信ないようなこと言われると

つらかった悲しかった

合格できたら自信つくんかな

へんなこと、ないか ....
グーグルマップカーだ

こんな街角の検索に

へんな遠近感でオレ出演してしまうのだ

なぜオレはこの車を襲撃しないのだろう


グーグルマップと原子力発電所は似ている

電源喪失の原子力発電所

宇宙 ....
さめたみそ汁

水たまり

霞や雲が

大人しく降る


風に運ばれ

光に刺激され

歴史の束の間

毒をおびる


ああ、黙っていたら

損をするなんて
 ....
あしもとの雪は泥混じり

むこうの雪は白くて綺麗


この雪の河渡るには

生きてさえいればいい

この愛さえあればいい

この雪の河渡るには


あしもとの雪は泥混じり
 ....
市井のすみで本能が

真実をねじまげるのは何故

真実とはからくりのようなもの

本能とは時限爆弾のようなもの


共働きの内縁の

事実婚のカレーのルウ

遠くから澄んだ口 ....
タクシーがつかまらない

ちょうどいいバスあるかも知れない

病院坂のからくり峠

蝉鳴く頃会えるかな

俺が弱ってしまったら会えなくなる

強くなきゃ会えなくなる


自転 ....
雪はライトに照らされて

数千万の点の直線になる

雨よりストップモーションで

風より自由はないようで

そんな光景を外に置きながら

ひとり畳のうえでうたた寝をする


 ....
宇多田ヒカルで思い出す

25年くらいまえ

学生のバーテンダーがいました

アルバイトでした

常連の女の子がいました

その娘はマスターと付き合っていたのかも知れません

 ....
あのときオレいたから

死んだらオレ

あのときのおまえのそばで

バンザイバンザイしていたから


バンザイバンザイ

進軍ラッパ吹きながら

バンザイバンザイ

行進曲奏でていたから


あのとき ....
あなたとあなたの影だけの

薄灰色のひかりのなかに

ぼくは死ぬとき舞い降りる

舞い降りるように見つめている


あなたがうまく生きますように

なんにも煩わされることもなく

あなたがうまく生きま ....
ハンバーグ

あたしがつくった

ハンバーグ

おいしくできた

ハンバーグ

13階のハンバーグ

ハンバーグ


遅刻覚悟のハンバーグ

この世の中の曖昧を

 ....
なんにもなくしたものなんてない

かわいそうなんて言われたかない

がんばれとか言われたかない

ぼろぼろになったって

ぼろぼろになんなかったところも

たくさんたくさんある
 ....
しずかな曇り日

サイレンが鳴る

すみやかな避難を告げている

雲のすきから光が射している

神話のような光の柱が

地上を柔らかくつらぬいている

ミサイルはまだ見えない
 ....
遥か草原のようなこの街を

ひとつかみの雲のようなふたり

あてもなくさ迷い飛んでいる

建物の影や光や風

ぼくには優しくすることもできない


だれかに守られている

幸 ....
森にはミモザと薔薇の花

きのうの疲れと宇宙のりんご

並木道には青、みどり、影、

マスクとひかりと人の顔

浴衣姿のオディロン・ルドン

細菌、人面蜘蛛、見張り台、


 ....
いちにちたっても

いっかげつたっても

村上春樹も

古今亭志ん生も

生きてたって

死んでたって

あの日のあのとき

ハッピーバースデイ

木枯らしなんて

 ....
宇宙りんご

おおきくなあれ

宇宙りんご

おおきくなあれ


ジェットコースター

日本晴れ

ぶりの照り焼き定食

箸でつく

優しい一日また明日


宇 ....
この国は人生だ

答えなどないのに

答えをいまだに探しているから


煩悶して

狂喜して

そんなものを探して

得意や蹉跌を嘗め

黄昏のなかなのに

青春を謳 ....
悲しみは

だれにも知られず

降る小雪

夜にかくれて

降る小雪

悲しみは

ひとりピエロになれるまで

降れ小雪

夜にまぎれて

降れ小雪



 ....
チェルノブイリから3年

こんどは火山の塵埃で

真っ赤っかの夕焼け世界

バブルと呼ばれた片隅で

愛も消費税も知らない

オレに吹いていた風とは


氷河期なんか来るもの ....
αは叔父さんだった

叔母さんだった

ぼくは友達から聞いて知っていた

それはひどく納得できた

その日いつものように夕飯を食べながら

からだじゅうが痛かった

叔父さん叔 ....
なにが欲しいから

この星に来たんだろう

こころは乾いた風に

コートやマスクやマフラーに

水色の影はおとなしくて

今宵メリークリスマス、街にすれ違っていよう


いま ....
メルセデスで旅をする

日本中の商店街を夜走る

よこには地元の少年少女を乗せている

車内にはマクドナルドの匂いがこもっている

彼らには金を与えている

こっちは彼らの会話を聞 ....
死ぬのがこわい

すきがあれば

死ぬことばかり

考えてしまう

死ぬのがこわい


ロサンゼルスで刺されかけた

ハバロフスクで撃たれかけた

かけただけで死にはしな ....
北海道は寒かった

目星をつけたこの地まで

探偵業は移動するのが仕事だった

めんどくさいめんどくさい

探偵業は移動するのが仕事だった


飛行機で飛んだ

2時間で着い ....
冷たい雨つぶ

まいにち続く忘年会

たぶんそんな連中だろう

理由などない

暇なわけでもない

そうやって万が一の時の為に生きているのだ


それぞれべつべつの連中と

いくにちも繰り返すのだろう ....
金色

水色

オレンジ色


銀杏が風に透けてゆく

枝だけたわんで揺れている

風の強い日だった

少年のころの

充実を思いだそうと歩いていた


金色

 ....
安らかに

ねむるように

鳥が死んでいる

いい夢見てそうに

目をとじている


思い浮かべていよう

死んだら喜ぶひとのことを

思い浮かべていよう

死んだら ....
いま四ツ谷だよ

いま水道橋歩いてます

いま終わりましたありがとお

いまを留守電でいま聞く


叶わないから

言う訳じゃないけれど

ずっと一緒にいたかった

から ....
東京

午後4時55分は暗かった

冥かった

役割を決められてしまうなら

じぶんで選びたかった

道をゆくペットたち

役割を決められてしまっているのに

なんだか嬉し ....
芦沢 恵さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
へんなこと、ない- 吉岡ペペ ...自由詩3+14-3-3
トレーニング問題集- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-3-2
天気予報- 吉岡ペペ ...自由詩414-2-27
むこうの雪- 吉岡ペペ ...自由詩314-2-22
豊かな風の音- 吉岡ペペ ...自由詩314-2-18
タクシーがつかまらない- 吉岡ペペ ...自由詩514-2-16
雪の光景- 吉岡ペペ ...自由詩814-2-8
春の近い夏に通う- 吉岡ペペ ...自由詩214-2-6
バンザイバンザイ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-1-28
舞い降りる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-1-27
ハンバーグの唄- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-27
なくしたもの- 吉岡ペペ ...自由詩114-1-19
サイレン- 吉岡ペペ ...自由詩214-1-19
草原の時よ- 吉岡ペペ ...自由詩3*14-1-18
浴衣姿のオディロン・ルドン- 吉岡ペペ ...自由詩614-1-13
ハッピーバースデイ- 吉岡ペペ ...自由詩314-1-12
宇宙りんご- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-11
この国のかたち- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-4
夜の小雪- 吉岡ペペ ...自由詩513-12-28
母なき時代の子守歌たち- 吉岡ペペ ...自由詩113-12-26
αと私- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-25
今宵メリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-23
少年少女と世界や株価- 吉岡ペペ ...自由詩813-12-20
死ぬのがこわい- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-20
停車場の空- 吉岡ペペ ...自由詩113-12-20
忘年会- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-12-19
充実- 吉岡ペペ ...自由詩213-12-13
安らかに- 吉岡ペペ ...自由詩113-12-13
叶わないから- 吉岡ペペ ...自由詩513-12-9
東京午後4時55分- 吉岡ペペ ...自由詩413-12-9

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