すべてのおすすめ
死にたくないから苦しいのだ

だから死にたくなればいい

死にたくないから死にたいへ


それとも死に対して鈍感になる?

命綱なしで命懸けで生きてゆく!


死にたくないから ....
昨夜も死と戦っていた

胃カメラを飲むように

ぼくは死と戦っていた

ずん胴な土管をイメージして

胃カメラをやり過ごすように

染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に


薄 ....
終わりがないというのは

恐ろしくもあり頼もしい

ロサンゼルスに住む日本人の言葉だ

単純なドレミを一時間かけて弾いてゆく

世界をどう感じどう語るか

世界はひとりが感じるもの ....
整形がくずれてゆく

吐息の白さ

アンビバレンス

夜の駐車場でドラマみる

せつなく

虫みたいに死んでゆく


生まれかわる

なんどでも

生きなおすから
 ....
イマオレはシアワセかもしれない

窓辺の木々に鳥のさえずり

雲のない空が端をいろどる

枕元にはチャイコフスキー

素肌のところだけひんやりしてる


いまから逮捕状をもって警 ....
有吉とぼくは仲間うちでも別格だった

ふたりは仲悪くはなかったが互いの影響力を鑑みて近づくことを避けていた

有吉とぼくは野球が好きだった

プロ野球のもっとも大切な試合のチケットをぼくは ....
屋根のうえで電話した

南の黒い風に吹かれてた

僕はあの頃小説を書いていた

吐き出す言葉はそこだけに注いでいた

僕はそういう道を歩いていた


みんな生きているか

ネットのニュースに人の影

 ....
月は誤解されている

それは都市伝説だ

ふしぎなひかりが粉のよう

テロリストたちが年老いる

テレビのなかのメンタリスト

誘導してゆく誘導されてゆく

小さなガッツポーズ ....
小保方さんや小渕さんの会見を見ていると

このひとはほんとはしてないんじゃないかと思ってしまう

まわりが悪いんじゃないかとかどうしようもない理由があったんじゃないかとか

でも新聞やネッ ....
お父さんはきょうだれとも話さなかった

たくさんたくさん

お母さんは赤ちゃんと話をしたのだろう

お母さんは話し足りていたから

お父さんはただ眠たいなみだのなかにいる


だ ....
秋の湿りをおびていた

中央特快東京発

車内はしょんべんの匂いがした

ほこりとガムとしょんべんの匂い

御茶ノ水で総武線に乗り換えた

そして飯田橋に入ってゆく


歩道 ....
月がみえなかった

ぼくは淋しかった

だれか助けてくれ

夜空にはほんとは

星がたくさんいる

新幹線で夜をゆく

月がみえなかった


宇宙はなんのためにあるのか

にんげんのためでないような
 ....
ぼくは生きてゆく

ひとの向こうにあるもののために

それがいちばん永続的に

賢明なのだと思う


ぼくが地球なら

浴びる光を待っている

ぼくの個性は

跳ね返す光 ....
原っぱで野球した

濡れたエロ本が干からびていた

日本シリーズ巨人と阪急

昼間の野球

夕方の郷愁

原っぱで野球した

濡れたエロ本が干からびていた

日本シリーズ巨 ....
とぼとぼと夕暮れの道をゆく

寄る辺ないこころの音をきく


いずれにしても無事に

かき集める不安

かき集める希望

かき集める落胆

かき集める安堵

気分はどう? ....
痛みにふりまわされて

器がいっぱいになる

壊してしまうか

爆発するまでふたし続けるか

ぼくら大人はそんなことを

ばれないように静かにやるのだ


他人からおかしいと ....
どっどうどどうどどうどう

どっどうどどうどどうどう

金木犀を押しのけ散らして

樹液や葉っぱのにおいする

どっどうどどうどどうどう

どっどうどどうどどうどう


雲がいろんないろして重なる

 ....
ふしぎな童話なんか

なかった

うそがめくれる

めくれたうそが風になる


春から夏がやってきた

夏から秋がもどってきた

ぼくは無になる

思い出だらけのぼくは無 ....
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた

生はCDとは違う

生はいきなり全開ではない

柔らかく探り探りしながら

調べは厚く熱く豊かになっていった

演奏家がテ ....
台風で中止になるどころか

ムシムシとした暑さのなかでプレーした

トーナメント後のラフやグリーンはタフでデリケートだった

グリーンが狙えるあたりには芝生を削った跡が無数にあった

プロたちのアイア ....
遠まわり靖国通りを踏んでゆく

ぼくはひとに

トラウマ与えることしか出来なかった

ぼくはひとの

トラウマを取ってあげることしか出来なかった

つよい雨その街路樹の下をゆく
 ....
モンゴル人かあ

やっぱり残念な気になる

ナショナリズムなのかなあ

半旗を掲げた校庭で

運動会の練習をする子供たち

生きるとは遠いことだよなあ


珊瑚礁も従軍慰安婦も吉田調書も

ひとの不確 ....
痛みや叫びをぼくは聞いている

ハラハラしながら

動揺しながら

からだを傷つけながら

痛みや叫びをぼくは聞いている


戦場なんだ

ここは戦場なんだ

生きている ....
もうすでに決断したことを

髪をすいては決断するように

女はその長い髪をなんどもなんどもすいていた

宇宙の青白い光を見つめながら

宇宙の青白い光に見つめられながら

長まわし ....
どうしようもなく人間だ

どうしようもなく今だ

どうしようもなく型通り

生きてるなんて型通り

気に入らなければ去ってゆく

それがほんとに悪いことかは


だれにもわからない

見知らぬ地平のよ ....
ことしも彼岸花がきっちりと合わせてきた

さすがだ

車窓にゆきすぎる田んぼの風景

田のまわりを彼岸花が赤く彩っている

防虫効果でもあるのだろうか

彩りだろうか

刈り入 ....
若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ....
1982年、1982メートルの山を登った

自由参加の学校行事だった

ひどく孤独を感じる行事だった

ともだちが参加するということで参加したのだが

まったくだれからも相手にされなか ....
思想と自然は似ている

観念と感情はおんなじだ

チューブのなかに見えたちいさな風景は

ぼくにそんなことを教えていた

日系二世のぼくはこの国の社会を構成するちいさな村でリーダーの地 ....
最近本屋はこのあたりには大きな本屋さんしかない

薬局もそうレコード屋もそうだ

時代なんだろう

散髪屋さんや喫茶店なんかはがんばっているが


昨日うれしいことがあった

こ ....
芦沢 恵さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神の栄光の為に- 吉岡ペペ ...自由詩214-11-8
染み渡れ- 吉岡ペペ ...自由詩1114-11-5
祈るような気持ち- 吉岡ペペ ...自由詩314-11-3
なんどでも- 吉岡ペペ ...自由詩314-11-3
イマシアワセ- 吉岡ペペ ...自由詩514-11-2
有吉について- 吉岡ペペ ...自由詩114-11-1
そういう道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-10-30
月の誤解- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-10-30
茶番と傷- 吉岡ペペ ...自由詩514-10-22
だれもしらない- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-21
ぽつぽつ、雨、アメリカ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...114-10-21
月のみえない街- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-10-18
ぼくの個性- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-18
夕方の郷愁- 吉岡ペペ ...自由詩214-10-18
たぶん分かってる- 吉岡ペペ ...自由詩414-10-15
ぼくら大人は- 吉岡ペペ ...自由詩414-10-7
純粋な郷愁- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-10-6
ふしぎな童話- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-4
感情と技術- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-9-28
死闘の跡- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...214-9-28
見つけたかい- 吉岡ペペ ...自由詩214-9-28
生きるとは遠いこと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...314-9-27
戦場なんだ- 吉岡ペペ ...自由詩314-9-26
宇宙の青白い光- 吉岡ペペ ...自由詩814-9-25
見知らぬ地平- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-9-23
車窓にて- 吉岡ペペ ...自由詩714-9-23
さようなら若い日よ- 吉岡ペペ ...自由詩1314-9-22
1982- 吉岡ペペ ...自由詩514-9-17
故国とこの国- 吉岡ペペ ...自由詩114-9-15
時代と世界- 吉岡ペペ ...自由詩314-9-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する