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ひとが変わるとき

それをぼくらは裏切りと呼んだりする

ひとはいきなりは変わらない

それまでのことは隠れている

隠れていたことが現わになるとき

それをぼくらは裏切りと呼んだ ....
きみが主役

きみがきみの人生の主役

会社への行き道

時間に追われる行き道

会社からの帰り道

こころを揺らす帰り道


生活を会社にもって行ってみたり

会社を生 ....
雨に道がひかっている

この街のそこかしこにぼくらがいる

傘をささずにぽつぽつとやられている

そこかしこにぼくらがいる


街路樹が霧を呼吸している

さわやかな別れに涼しく ....
太陽から少し離れただけで肌寒い

少し

少しってなんだろう

肌寒さはこんなに身にしみるのに


外灯が先週よりも

せんさいで優しかった

恋人たちも先週より

せつ ....
朝だろうが昼だろうが

捨て置かれたように涼しげなひかり

空港から街までの夜を

ゆくとき車窓に映るようなひかり

晴れの日も雨の日も

いろんな朝昼晩に来たことがあるけれど
 ....
夏休みさいごの日

ぼくは飛行機で全寮制の中学校に戻った

いきなり夏休み明けの実力テスト

ぼくは明るい暑さと空虚な開放感をさびしく嗅ぎながら二日間のテストを終えた

それからは普通 ....
おめでとう

うれしいよ

からだじゅうきぼう

あふれだしてる

ふくらんでいる

えらかったなあ

よかったなあ

いとしいよ

しがみつきたいよ

なみだがな ....
いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

つめたくなれる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれら ....
またあえる

おやすみなさい

おいかける

たいふういっか

にじのそら

おはようひかり

あさのこえ

まもれているか

わからない

まもれているか

しがみつく

あなたのまうえ

そらのし ....
きいろい秋の街道で

あなたも僕をおもうだろう

灰色がかった青空を

見上げて僕をおもうだろう


あらゆる準備ができているよ

なんだかせえせえしているよ

もう傷つくこ ....
だれかが楽しそうなら

きみはそれがいちばん嬉しい

きみは秋の午後のひかりのなかで

だれかが楽しそうなのを見つめている

ぼくもこころでそれを見つめている


黄金いろの土を ....
なんにも傷つけもしない風が吹いています

秋は秋であることに自由なのです

暑いぐらいのことで

ことしの秋は短いだとかないだとか

決めつけるやつらがいるけれど


虫がみんな ....
月が半分です

じっと見ていたら

うす半分が見えてきます


神様からのテストはいつも突然です

おぼえてないことばかり出てきます


月が半分です

じっと見ていたら
 ....
いまは金木犀

いまは金木犀

10月のなつかしい光

幸福と切実のセット

みんなしあわせになあれ

みんなしあわせになあれ


身近なPM2.5

放射性物質は他人事 ....
ひとの一生懸命に対して

意味不明のことをしたら

されたほうは傷つくだけ


ひとの一生懸命をただじっと

深く冷たく温かく

見つめておればよかったのだ


ひとの一生 ....
雨にぬれたらあたたまって欲しい

冷えると風邪になりやすいから

ショウガを買っておうちで擦って

あつい紅茶に入れて欲しい

ハチミツなんかも入れかき混ぜて

あせらずねむらず自 ....
みどりはまるで永遠にそこにいるような

そんなふりをして風や光に揺れていた

そしてぼくたちに刹那の音楽を聴かせていた

永遠のなかで出会ったふたりの刹那を

ぼくたちは信じていたかっ ....
さよなら準備

歩きながら忘れよう

公園で忘れられていたことも

歩きながら忘れよう

さよなら秋風

いらなくなった紙切れと

いまさらながらの屁理屈も


遠ざけら ....
がんばれなくなったひとを

ぼくは見つめながら聞いていた

それは裏切りなんだろう

そんな言い方はよしてくれ

なみだが風に吹いている

ここではないどこかにあるのか

灰色 ....
きっとどこかに

月や星や雪が闇に影をつくっていることを

もう失われてしまった

地球の独り言のように感じていた

なのに

ここには闇などなかった

どこもかしこも

 ....
なんかうまく行かないなあと

あがき続けるぐらいがちょうどいいよ

アンバランスな一歩がバランスを取り戻そうとして

俺たちはまいにち歩いて行くんだから


コストダウンというと倹約 ....
彼岸花さいている

あの窓にも

道端にも

彼岸花さいている

廃炉でも

再稼動でも

彼岸花さいている


オリンピック

福島第一

半沢直樹

あま ....
煩悩を

抑えて先祖の

敵討ち
雨が地面を濡らしていた

使えない鏡のように濡らしていた

空は雲に覆われていた

寂しい景色を高速で行った

雨の日のダルビッシュ

おまえもこんな気持ちなのか

だから虚空 ....
誕生日にひとつ歳をとる

それにぼくは一年くくられる

ぼくはなにかと似ているなあ

なんだったっけと考える


そうだ水だ

実体は変幻しながらも

本質を失うことのない
 ....
目が覚めた

揺れていた

固定電話のコードが揺れていた

部屋の四隅が揺れていた

テレビをつけた

緊急地震速報だ

アナウンサーが原発のことを繰り返していた


そ ....
遅刻や忘れ物をした生徒に裸足でランニングさせていた中学校のことが体罰問題としてニュースになっていた

その中学校は遅刻や忘れ物を先天的な障害でしてしまうこどもたちにそうしていたのだろう

とん ....
夜中どれだけ風が強く吹いても

虫たちの鳴き声はやまなかった

不安にふるえながら

ぼくはそのことに感心していた

遠ざけられたらまたおかしくなる

なのに秋の虫たちはやまなかっ ....
ぼくたちの見たこともない色って想像できる? 民主党にはいれなかったけれど

民主党が圧勝したあと

ぼくは腹を決めて民主党を応援した

自民党にはいれなかったけれど

自民党が圧勝したあと

ぼくは腹を決めて自民党を応援して ....
芦沢 恵さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとが変わるとき- 吉岡ペペ ...自由詩713-11-1
生活と会社- 吉岡ペペ ...自由詩413-11-1
雨の街- 吉岡ペペ ...自由詩1313-10-29
少し- 吉岡ペペ ...自由詩1213-10-28
淋しい琵琶湖- 吉岡ペペ ...自由詩513-10-25
いいともの頃- 吉岡ペペ ...自由詩1113-10-25
あふれだす- 吉岡ペペ ...自由詩613-10-20
つめたい月- 吉岡ペペ ...自由詩913-10-17
にじのそら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-10-17
秋の街道- 吉岡ペペ ...自由詩513-10-14
優しい秋- 吉岡ペペ ...自由詩313-10-14
秋の自由- 吉岡ペペ ...自由詩513-10-14
人生合格- 吉岡ペペ ...自由詩613-10-12
いまは金木犀- 吉岡ペペ ...自由詩713-10-8
一生懸命- 吉岡ペペ ...自由詩813-10-6
雨にぬれたら- 吉岡ペペ ...自由詩913-10-5
みどりに会いに行く- 吉岡ペペ ...自由詩213-10-3
さよなら秋風- 吉岡ペペ ...自由詩713-10-3
ここではないどこかに- 吉岡ペペ ...自由詩213-10-2
愛やつながり- 吉岡ペペ ...自由詩413-9-30
俺たちは歩いて行く- 吉岡ペペ ...自由詩213-9-29
彼岸花さいている- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-28
煩悩を- 吉岡ペペ ...川柳213-9-26
雨の日のダルビッシュ- 吉岡ペペ ...自由詩313-9-25
誕生日- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-21
こころ- 吉岡ペペ ...自由詩213-9-20
にっぽんのこと- 吉岡ペペ ...自由詩113-9-17
秋よ、秋の虫たちよ- 吉岡ペペ ...自由詩513-9-17
みらい- 吉岡ペペ ...自由詩413-9-16
誓い- 吉岡ペペ ...自由詩513-9-10

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