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150530
今晩、8時半頃、ベートーベンの交響曲をかなり音量を上げて聞きながら、メールチェックなどしていたら、部屋の隅から何か音がした、なんでだろうと ....
冬の陽射しはなにか暖色系の粒子のようだった。体全体を引き締める寒さを、ほどよい負荷にしてくれる繊細さで頬をあたためた。枝の枯れた木々が覆う公園の歩道を抜けて広場にでると、水仙の花が一面に咲いていた。 ....
現代詩において恋愛詩は避けられる傾向にある。その一つの理由は、現代詩の不可逆的な洗練の先にある書法が、恋愛を解体する傾向にあるからだろう。素朴過ぎて日常的に発される言葉は詩である必要がない。 ....
飛ぶときに必要なものがあるとすれば決心ではなくて、飛んでいる「当然」なのだと思う。決心なんて、どれほどもろくて役に立たない(でもそれなりに美しい)だろう。
娘が壁に手を置いて、しゃんと背をのばし立つ ....
詩を読むことで日々の疲れを癒す。詩を読むことで嫌なことも忘れられる。詩はそのように、美的快楽を生み出し、人々の日々の現実生活を忘れさせてくれるもののように思える。また、詩を書くことに夢中にな ....
泣いてばかりいたら、心が水分を失くして、カサカサに乾いてしまった。
冷たい風が吹いてきて、乾いた心を粉々に吹き飛ばしてしまった。
「寒いよ。胸がスース―するよ」
誰か助けてと、座り ....
詩を書いている多くの人は、詩のイメージの中に現実以上の刺激や面白味を込めようと工夫しているように見受けられる。それは結構なことだし、そういう現実では味わえないようなものを、たとえ言語世界内で ....
年を追うごとに減る投稿はあたりまえで、書きつつもこれまで書き溜めた作品を出し続けたから、もうほとんど出せる過去作は残っていない。
前に読んだ石田衣良さんの記事の中に「自分のもっている作品(ストック) ....
ふと思った。詩を書くことよりも、それ以前に詩が浮かぶこと、それこそが作詩の醍醐味なんじゃないかって。
これまで、色んなものを買い漁ってきた。色んなものにちょっとだけ手を出してきた。
これからも ....
中国山地のなだらかな山の中にその滝はあった。落差が七十メートルを越える白蛇の滝。白く水の落ちるさまが名前の由来である。秋には紅葉の渓谷を、春には桜並木の堤に抱かれて、その美しさは錦と称えられ、錦 ....
スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ....
月が毎年4センチメートルずつ地球から離れてゆくことを知ってしまったわたしは、屋上でゾウが飼える家を建てた人は湘南動物プロダクションからゾウを買い取るのか気になりはじめた。消臭スプレーを振り撒いたキッチ ....
探しても、探しても見つからない、私たちの家。
妻と私は数年前、偶然にもほぼ同じ時期に、生まれ育った家を失った。
それは震災のためでもなく、津波に流されたわけでもなく、人知れず静 ....
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文
追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
詩について(1)
詩人には詩の病にかかっているように見受けられる方がいる。わたしは、なんでも詩にすればいい、という考えには、嫌悪感を持つ。なぜ、それを表現する必要があったのか。共有は感動のためじ ....
私は別に「人生を愛することが必要である」とか「人生を愛せ」と言いたいのではない。様々なことに開眼していくタイプの人間であるならば、自然と「人生への愛」に目覚めるはずであるし、そのようなところにも大き ....
中村くらげさんの提唱された「自分の詩を読み返そうキャンペーン」に、短歌もありと拡大解釈してのってみました。作品数が少ない私ですが、いつも5首まとめて投稿している短歌をバラしてみたところ、ベスト3 ....
自分の詩を読み返そうキャンペーン実施中です。
皆さんのベスト3を教えてください。
私のはこんな感じ。
3位
http://po-m.com/forum/showdoc.php? ....
なぜ、ここで戦う必要がある? 君の、君だけのための戦いは、きっとここではない、どこか、そこで死ぬことに価値があるような場所で、もっと、そのために死ぬことに価値があるようなもののために、行なわれるべき ....
私は蝉の声の中で、ひぐらしのものが一番好きである。少し緑がかったボディに透き通るような翅というビジュアルも美しいと思う。夕暮れや明け方にカナカナ……と聴こえてくれば、夏の終わりを含んでいるようでなん ....
書かなくては、と一年ぐらい思って、書けなくて、私よりも書くべき人たちがいるような気がして、(待っていたのかもしれない)、未明、眠れなくて、アイスクリームを食べたら目が覚めてしまった、薄暗い。こんな朝。 ....
「わかってる わかってる わかってる・・・」 といいながら
マリークロッカスは歩いていく
「わかっているんだけどなぁ・・・」
と 見上げた空には
悲し ....
雑なままでも書き残して思う。
詩を書き始めたのは2001年ごろだったかもしれない。
詩のサイトは最初に流れ着いた日本WEB詩人会。
そこで会員になって投稿していた。いいとこだった。
今書き ....
あの頃わたしの精一杯で生きていた。
遠い記憶は優しいものではなかったが
大きな怪我も病気もせずに
三十年以上生きてこられた。
親には感謝すべきなのだろうが
生憎ずいぶん前 ....
私はかつて[緑病]と呼ぶべき奇妙な病気に罹ったことがある。
それは十八歳くらいの時で、高校を卒業して初めて社会人となって働き始めた頃のことだった。
なぜか緑色に魅かれて、服も靴もバッグも帽子も身に ....
主人が自分のブログに、私の乳がんの経過について載せたいと言ってきた時、
迷わず「いいよ。」と言ってはみたものの、私が載せて欲しくない事まで
載せられてしまい、その箇所は削除してもらったのが第一 ....
私が各地(といっても3都市だけだが)転勤の末、夫の出身地である広島へ行くことになった時のこと。
それを聞いたある人が言った。
「大丈夫なの? 広島に住んで。ナマ水とかは飲まないようにしたほ ....
ひなげし食べたら鳥になる、とは語呂合わせた比ゆ的な表現だと感じながら、ひなげしはどんな花かも知らずに書いたが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=67187 ....
退院の日は花冷えがした。うちにかえってきたら隣家の夫婦がやってきて、それから、いとしい宝籤は(宝籤は母と父が飼っている黒い犬だ)、尻尾を―先端だけがほんのわずかに白い尻尾―ちぎれそうに振って鳴いて ....
世界最短の詩が何であるか、皆さんはご存知だろうか。
恐らく誰もご存知あるまい、と筆者は思料する。したがって、この文の最後にもういちど、皆さんに同じ質問を投げかけるので、以下の記述を読んだ上で、あ ....
るるりらさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(254)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マグニチュード8.5
-
あおば
散文(批評 ...
4*
15-6-3
Miz_5
-
深水遊脚
散文(批評 ...
1*
15-2-11
恋愛詩の在り方
-
葉leaf
散文(批評 ...
4
15-2-11
当然のこと
-
はるな
散文(批評 ...
10
15-1-19
詩は現実逃避ではない
-
葉leaf
散文(批評 ...
3+
15-1-12
A_sheep_flies
-
猫の耳
散文(批評 ...
3
15-1-9
人生は退屈ではない
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
14-12-31
詩の種
-
乾 加津 ...
散文(批評 ...
6*
14-12-13
日々の贅沢とは
-
余韻
散文(批評 ...
3
14-12-12
白鱗
-
島中 充
散文(批評 ...
4*
14-11-21
夜更けの紙相撲_霜月あるいは食物月(おしものづき)
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
15*
14-11-15
穴
-
阿ト理恵
散文(批評 ...
7*
14-11-12
Googleマップの中の家
-
小川 葉
散文(批評 ...
6*
14-11-11
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」
-
nemaru
散文(批評 ...
4*
14-10-19
詩について(1)〜(4)
-
はなもと ...
散文(批評 ...
1
14-10-12
人生への愛
-
葉leaf
散文(批評 ...
2+
14-9-20
自己評価ベスト3
-
深水遊脚
散文(批評 ...
8*
14-9-19
自己評価ベスト3
-
中村 く ...
散文(批評 ...
3*
14-9-18
我々の欲望には、素晴らしい音楽が欠けている。
-
岩下こず ...
散文(批評 ...
1
14-9-6
夜更けの紙相撲_夏の墓
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
10*
14-9-3
未明、みえないまま
-
渡邉建志
散文(批評 ...
5
14-8-26
『マリークロッカスの散歩』
-
座一
散文(批評 ...
3
14-8-2
私のネット詩歴13年を雑に書き殴った
-
nemaru
散文(批評 ...
10*
14-8-1
さよなら、お母さん。
-
永乃ゆち
散文(批評 ...
7
14-8-1
散文_【_緑病_】
-
泡沫恋歌
散文(批評 ...
10*
14-7-21
乳がんの早期発見について
-
小川麻由 ...
散文(批評 ...
4*
14-7-1
夜更けの紙相撲_水の月_プロミストランド
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
14-6-3
ひなげし
-
あおば
散文(批評 ...
7*
14-5-10
満足
-
はるな
散文(批評 ...
5
14-4-23
【HHM2参加作品】_世界最短の詩
-
ハァモニ ...
散文(批評 ...
5+*
14-3-30
1
2
3
4
5
6
7
8
9