ノート(31Y・11.23)
木立 悟







    数十枚もの翼を持った
    金色の生きもののことを考えるたびに
    自分の内から眠りが消えてゆく
    そしてそのあとに必ず
    奇妙な痛みがやってくる
    冷たく重い何かを
    額に押しつけられるような痛みが












未詩・独白 ノート(31Y・11.23) Copyright 木立 悟 2005-10-23 19:35:26
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