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家には

寂しい犬がいる

肩をすぼめた子どもがいる

ため息をつく大人がいる

私はそれに気づいた


クリスマスに灯された火は

次の日には消えると知っている


 ....
きょう

誰にも笑顔を貰えなかった

それは

食べ物だったんだな

「糧」というべきか

いまは

とても虚ろである

まだ

生きていてもいいんだろうか
おっぱいを触ったら
固かった

しかしそれは
おっぱいが固く張っているのではなくて
ブラジャーのパットが厚く丸いのだった

私が
私自身が騙されるのだから
つい
女の胸元を見てしま ....
駆け引きしあう愛なんて
いらないよ

いつからそんなこと
覚えたの
みんな

もういいよ
別に
褒められなくたって
認められなくたって

いいところなんて
出せる余裕が無いん ....
疲れて

まぶたをこすったら

アイシャドウすべらせたように

ほんのり桃色になった

まぶた

まつげ

こげ茶の瞳

おお綺麗!

化粧もこれくらい上手にできたら
 ....
拒まれたこと

もし
それが根源だとするなら

私は自ら
拒むことを繰り返し
霧の向うの記憶を
何度も確認して
一方では
また拒まれることを
恐れているのだろう

泣いただろ ....
きょうは
夏の日のように川が緩やかに流れていた

わたしは
思い立って石飛ばしをした

水平に石を投げて
水面をトン・トン・トンと飛び越させる

向こう岸に石が届いたら
わたしの勝 ....
ずーっと


わたしを




   傷
赤色灯に浮かび上がる
限られた僕の価値観では
真実を見極めるには至らない

語りかける先に
響く警告の音は
ときに沈黙であったりする

しかしそこには確かに悲鳴があり
傷を受けた者の ....
管理人は留守のようね


だれか

深夜にやっている

ビルの最上階のネットカフェ

知りませんか


凍える夜の気流が

ライトに照らされて壁に映っている

トンネル ....
そんなに 何もかも

混ぜられません

表象 と 現実

死 と 骨

生 と 身体

想い と 言葉

もう 眠ります
今日も倒れずに済んだ

いや
済んだんだ

私の毎日は危うい

いつ不意に背中を押されるか
足元をすくわれるか
{ルビ貶=おとし}められるか

怯えている暇もないのだけれど

 ....
闇のふたを開いて
いってしまったのだから
どこかで
光のふたも
開けられていて いい

さがしてみよう
冬の反対は
夏かな

なんて単純な頭
わたし馬鹿なのよ

そんな言葉で言うこと
赦して

少し前は
人より鋭いかもしれない
なんて密かに思っていたけれど

いまは
無理して ....
どうでもいいわ

そんなこと

どうでもいいわ

あんなひと

どうでもいいひと

わたしのことも..



外が
やけに煩い
トラックのエンジン音いつまでも

窓 ....
変わった人ばかりだと思う

おしゃべりが多い人は

自分は標準だと思っているようだった

私はちょっと

無責任なおしゃべりに躊躇する癖がある

専門家の偉い先生が

そのこと ....
生老病死

生まれることは 何故に 苦なのだろうか

生きることが苦と 言うならば わかる気がする

誰一人として 免れぬその現実は 

ある病院の中にも見ることができて

その光 ....
寒くなっている

冷たくなっている

見えなくなっている

出せなくなっている

形にならない

形がない

流れてはいる

流れているだけ
マリネオ レティネオティロス
マリネオ レティネストス
マリネオ マリネオ はい
マリネオ マリネオ 

ホシヲクダサイ
星を 星を
星を
クダサイ

ソレヲ

マリネオ レテ ....
さがさなきゃ さがさなきゃ

こんな大雪の日に
僕のダルメシアンが逃げちゃうなんて

さがさなきゃ さがさなきゃ

あわてて家を飛び出したけど
前はちっとも見えやしない

振り返っ ....
ようようくりかえすことばを
きみにいえるわけがなく
しらぬまにきれたひふが
ゆっくりとすなにしずんでゆくので
「ゆーとぴあ」とぼくがいったが
きみにいえるわけがなく
た ....
『はじまり』

開かれたページ
挟んだ指先

ところで

星が生まれたんだけど
気づいた?


『音』

あぁ、なんだ
君か
心臓から耳に
ぴんと糸を張っ ....
おじちゃんが何かを落とす
僕も何かを落とした
だあれも拾わない
ちっとも気にならない

君は拾ってくれる
僕も拾ってあげる
でも たまに面倒だから
地面においてきちゃう
ごめんね
 ....
そんなにも
さよならをいいたいのなら
だれかほかのひとに
いってもらったらいかがですか





くずそうと
しながらも
すがっている
スプーン




ここ ....
どんなにか
ドンなにか
どんナニか
どんなにか
ドんなに

知っている
師っている
施っている
詩っている
死って

ある
いる
うる
える
おる

●●○●○ ....
あまんぢゃく
あの子に くっついて 離れない
あまんぢゃく あの子 と
あんなに仲良く 遊んでるのに・・・
{引用=
北風吹いて突然 真っ暗な空おりてきた 午後
つぶつぶは ひょうひょう ....
うち転校するんよ明日
ひぐらし鳴く森の
高いニレの樹に
お別れしにきたんよ今日
明日になったら
あのおっきな船みたいな雲に乗って
転校するんよ
公園のの木のように
いつも笑ってゆれているなんて
できるものか
寒い寒い

私は空気の足の裏に突き刺さる
一本の小さな氷の針だ

針を踏んで驚いたか
朝日こぼれました
もうすぐ ....
青息吐息は胃が痛くなるから

勘弁したいが

青色吐息なら

よくつく


フラスコにとってコルク栓をして

陽にかざしたら

消えて底に溜まった

成分を調べて顕微鏡で ....
私、詩を整理したの

これは、お知らせなの

お知らせなのに詩なの

とっても個人的なお知らせだもの

どこに書いたらいいか分からないもの

どうでもいいことかもしれないもの

 ....
石川和広さんの未詩・独白おすすめリスト(194)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-21
白灰- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-20
「曲がりなり」って何- 蒼木りん未詩・独白4*05-1-20
- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-19
切取り- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-19
グシャ- 蒼木りん未詩・独白3*05-1-18
夜はぼんやり- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-15
永遠- 山内緋呂 ...未詩・独白505-1-15
自戒- ベンジャ ...未詩・独白4*05-1-13
難民- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-12
眠ります- こむ未詩・独白1*05-1-11
祝い- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-11
ふた- こむ未詩・独白205-1-8
冬空- 蒼木りん未詩・独白2*05-1-6
どうでもいい_あんなひと- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-6
ことだまのさきわうくに- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-3
あまりにも現実にて- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-3
私は- こむ未詩・独白105-1-2
星をください- 不老産兄 ...未詩・独白204-12-28
ダルメシアンをさがして- ベンジャ ...未詩・独白4*04-12-17
さちゅうのにじ- フユナ未詩・独白204-12-12
『はじまり』他- クローバ ...未詩・独白3*04-12-10
ポンコツ- Tシャツ未詩・独白2*04-12-6
冬嗄れ- フユナ未詩・独白104-12-2
知っている- 未詩・独白3*04-12-1
あまんぢゃく- ひより未詩・独白10*04-11-27
船の雲- 青色銀河 ...未詩・独白3*04-11-26
冬の朝- 長谷伸太未詩・独白3*04-11-25
青色吐息- 蒼木りん未詩・独白2*04-11-22
詩を整理したの- ふるる未詩・独白4*04-11-10

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